今年は桜の花が咲いている期間が長い。
今年は卒業式から入学式まで、校庭をきれいなピンクで色どり、社会に巣立つ人や進学する人、入学した人を祝福してきた。
その昔は、咲く時期が少し遅く、新入生を(特にピカピカの小学1年生を)迎える絶好の雰囲気となっていた。
しかし、このところの温暖化で卒業式ごろに満開となり、入学式には『葉桜』となってしまっていた。
ところが、今年は開花してから散るまでが天候の関係もあって長く開いている。
以前にも記したが、ソメイヨシノは木の下のほうから咲き始め、頂上部分へと咲いていく。だから、花吹雪が舞い散るのも下の方からだ。
好天に恵まれたきょう日中、近所の木々を観察し見ると、樹の下から葉桜になっていた。
満開の桜をめでるのも良いが、葉桜の木を見るのも美しい。
これから当分は桜吹雪が舞い散る季節。
山でも、新緑が美しい時期へと移行する。