振り返ってみると、アメリカとの決勝戦は勝利の女神が微笑んで後押ししていたといえる。
これまでいろいろなスポーツを見てきて、勝利には必ずそういうことがあるからだ。
しかし、試合で最高のパフォーマンスを発揮できるように、厳しい練習に耐え、心技体を整え備えてきた選手だけに与えられるもの と信じている。
宮間の僅かのチャンスを生かしたシュート、少ないCKのチャンスを得点に結びつけた澤のゴール。PK戦になって海堀のナイスセーブ。どのプレーを見ても、何度も繰り返し繰り返しトレーニングを積み大会に臨んだイレブンにのみ微笑み続けていた。
体格、身体能力、パワーなどどれをとっても世界一のアメリカに対等以上に挑み、見事金メダルを勝ちとった。
日本サッカー協会の小倉会長は19日、女子W杯ドイツ大会から成田空港に帰国し、W杯初優勝を成し遂げた女子日本代表「なでしこジャパン」に対し、150万円に定められた現行のW杯優勝ボーナスを増額するように改定して支給する意向を明らかにした。男子日本代表がW杯で優勝すると1人5千万円で、女子は男子のわずか3%と大きな格差がついていた。小倉会長は「150万円の規定を改正する」と明言した。(共同通信 7/20)
・・・これは当然のことだろう。
次の戦いはロンドン五輪に向けたアジア地区予選。インタビューで監督もイレブンもW杯に続き、五輪も金メダルを目標にしていることを明らかにした。
アジアの敵はそれぞれ、ターゲットをなでしこに決め、9月頭に照準をあわせている。↓ ↓ ↓
http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/sech-20110720-20110720_00033/1.htm