スティーブ ジョブズ氏が亡くなって、1週間が過ぎた。
“Mac 愛用者”は当然のこと、世界の多くの人に惜しまれながら、この世を56歳で去ってしまった。
それも、iphone4S発売発表の翌日。
彼を知ったのはそんなに古くはない。正確には覚えていないが、たぶん今世紀に入ってからだろう。
インタビューでの言い回し、講演での話の仕方などで彼は常に新しいアイデアと発想を提供していた。
彼の死因はすい臓がんだという記事が先日、新聞紙面に載っていた。
2004年の診断から亡くなるまで約7年。この期間の発言録などを見ると、あと残り少ない人生を大いに楽しんだようだ。
元来、我儘な性格だったと思う。だけどポリシーをきっちり通す『情熱』には凄いものがあった。
その生き方に共鳴し、頑張ってくれる部下や友人に恵まれ、デジタル化時代に大いにはばたける商品を生み出し、今後の成長のための地盤固めは出来ていた。
彼の死後、apple社がこれらの商品がどのように展開していくのだろうか?
ジョブズ氏は、10年先のことは頭の中にあったに違いない。
管理された企業、管理された社会で、こじんまりまとまり、はみ出し者は嫌われる傾向が強い中で、わが国にはハングリーで馬鹿になれる若者が少なくなってしまっている。