18日夜、プロ野球セントラルリーグで中日ドラゴンズが優勝を決めた。中日の優勝は2シーズン連続で初の偉業だ。
試合は、ハイライトでしか見ていないが、最後の優勝監督インタビューはたまたま生で見た。
いつもながらの、感激の瞬間だったが、監督辞任を決めてからV2達成の落合さんのインタビューが良かった。
彼の言葉には、目標達成感が溢れていた。
(優勝を)私も待っていました。(連覇について・・・)ドラゴンズは今年で75周年になるけど、1回もないわけですから、やっと扉を開いたという気持ちです。
選手たちは「素晴らしい」の一言です。褒めてやります。(中略)このあと、監督として、この試合の選手起用やペナントシリーズを振り返り選手たちがよくやった・・・などの話しが続き・・・・
(次は日本一を狙うわけですが・・・)とのインタビューに、その前に11月2日から始まるし、そこを勝たないと先に進めないので。ひとつの目標は達成できましたけど、もうひとつあるから、それに向かって選手の体を休ませながら調整して臨みたいとおもいます。
(ファンに対しては・・・)やっぱりドラゴンズファンは素晴らしいですよ。勝っても負けても一生懸命応援してくれるから。これからも応援してくださいね。。。。。と締めた。
東北出身の選手だけあって、美しい言葉、飾った言葉はさほどなかったが、プロ野球の監督として、素直に自分の胸中を朴訥な言葉で表していたから私たちの心に響いたのではないだろうか。
落合監督、普段は運営母体である中日新聞社の記者にも話さないというマスコミ嫌いの噂があるのに、この日の監督は試合終了後とにかく明るく振舞っていた。辞めることを決めてから、所謂、有終の美を飾ることが出来たのだから、それは嬉しい。その嬉しさを体一杯に表わし、ことばもそれを裏付けるようだった。
ことし12月で58歳になる落合監督だが、選手時代の印象が強く、とっつき難い感じが続いていたが、この日の監督は何かが吹っ切れた晴れやかな表情だった。
優勝は、ドラゴンズ球団そのものであるが、監督にとってもファンにとっても大きな意味がある気がした。
優勝の翌日、デパートなどでは早速優勝記念セールが行われ、地域の活性化に大いに貢献している。
器の大きい落合さんが、今後どのような動きをしていくのだろうか。
大きな楽しみだ。
おめでとう!
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jcast-110501/1.htm (J-CASTニュース)