一雨ごとに秋が深まってきている。
早朝、小さい雨が降ったり止んだり・・・少しの時間だったが小雨が上がった瞬間を見て、日曜恒例の近所の散歩。
先々週までは、半袖のTシャツでちょうど良かったと思うがけさは、やはり肌寒い。長袖で近所の散歩へと歩き始めた。
ついこの間まで青々としていた桜の木の葉が上のほうからだんだん赤茶色に変わってきている。
そういえば、10月最後の日曜日だ。早朝は肌寒いのが普通。これまでは素足にサンダルだったのが、ソックスを履いたほうが歩きやすい。
私の散歩は、そんなに長い距離は歩かない。
仕事をリタイアーした人たちは、ウイークデーも土日もなくほとんど毎日歩いているようだが、決して激しく歩くことはせず、気侭に思いつきで歩く。やや疲れる寸前に、帰宅する。ただ、目的はある。自然の風景、四季折々の花や木の成長ぶりを観察しながら歩くことにしている。
今のシーズンに比べて春先の方が変化が早く、今の季節に比べ1日が経つのが早く感じる。
春も一雨ごとに道端の景色が変わるが、秋は一雨ごとにゆっくり、冬への変化が続く。
日本には春と秋、夏と冬の春夏秋冬があるが、温暖化も影響し春や秋がなくなったように思えるが、けさは夏でもなく、冬でもない秋の佇まいを感じさせる沿道の光景が広がっていた。
次の日曜日は11月。どんな風景になるのだろうか・・・・。