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よく歩き、よく眠り、そしてよく撮る毎日。生きてる限りは『フロンティアスピリット』で!いつまでも明るく元気に・・・

黒塗りだった東電手順書が・・・

2011年10月24日 | Weblog

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111024/t10013473111000.html  (NHKニュース)

国会に提出されたときの黒塗り文書をテレビで見たとき、“こりゃあ なめとるな!”と感じた。

きょうのNHKニュースを聞いていて、これは恥ずかしい!と思った。

どうも、東電の会社の体質なのか、それとも、会社幹部が、この資料が外に出ると困ることが多いと感じたのか・・・?

一番怖いのは、企業も、それを監督する原子力安全・保安院も“隠そう”という体質が強い。

国民や原発周辺地域の住民の生命を非常に軽く見ていることがより鮮明になってきた。

 

今朝の地方紙(共同通信配信)の紙面には、茨城県東海村の東海第2原発で、大地震、大津波に備え、防潮堤を高くしていて、重大事故

が瀬戸際で回避できたという記事が載っていたが、原発が地域と共生していくためには、このように対策していかなければ原発は認められ

ない時代になっている。

 

東電は社内研究で大津波発生時を試算していて、早急に経産省の原子力安全・保安院に報告が遅れ震災直前の3月7日だったというのだ。

企業は『住民が危険だ!』と思えば、すぐに実行しないといけない場合は大至急、対策を講じるべきだ。それをやらない“怠慢”な企業は認められるはずはない。

今回の黒塗り報告書の件でも、国に言われて、しかも法律に基づいて命令のような形で重い腰を上げ、提出するのではその企業は存続させてはならない。

利益だけ求め、住民や国民を無視する。それを続けると、いずれどこかで大きな損害を被り、利益は残らないというのはわかっていたはずなのに・・・・

今回の福島第1原発事故を考えるとき、この事故を教訓にして、他の電力会社にはきっちり対策を真摯に考え、早急に事故対策を行ってもらいたいと訴えるのは私だけではないはずだ。。。。

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