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門松飾り

2016年01月04日 | Weblog

2016年が明けて4日、官庁や企業などではきょうから仕事始め、通常国会も招集され、日本が動き始めた。

平成28年踏み出しの月、1月は年頭を飾るいろいろな行事がある。

7日は七草粥・・・セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。いずれも薬草で、邪気を払い無病息災を願っていいただく。

11日は"鏡開き"神前に供えた鏡餅には"神霊"が宿っているといわれ、その鏡餅を食べることで新しい生命をいただくとされているそうだ。ぜんざいやおしるこで鏡餅をいただく風習はずーっと続いている。

11日は成人の日、15日は小正月。しめ飾りを全部降ろし氏神様の庭ではやす(焼く)という行事もある。そして、20日は二十日正月、これで正月の行事が終わる。

ところでお正月というと、門松やしめ飾りなどを飾って新年のスタートを祝うが、ここ数年、本格的な門松飾りがかなり少なくなってきた。

企業などでも、ここ最近は、門松をやめているところも多いようで、この神社では久し振りに鳥居に取り付けられた門松に接した。        

21世紀に入ってから本格的な門松は少なくなり、会社なども安価なお飾りに変わって来ているとのことだ。生活環境の変化や住宅事情にもよるのだろうが・・・伝統の飾りが減って来るというのは日本人として少しばかり寂しい気もする。(※それぞれの写真はクリックで拡大)