1月の第二月曜日、少年がこの日から大人の仲間入りをする日、成人の日だ。
私たちの成人の日は1月15日だったが、ハッピーマンデー法が施行された2000年以降は1月の第2月曜日に変わった。
そもそも、1月15日は小正月。"二番正月"という地方もあるようだが、元服の儀式が昔、行われいた日が由来であるとのこと。
地方自治体では、前日のきょう成人の日の式典を行っているところも多いようだ。一時、この式典が荒れた自治体もあり、警察官が出動するなど物々しい雰囲気での"お祝い"だったことが記憶に残っている。
東日本大震災で被災した当時、中学3年生だった若者の多くがことし新成人になるが、被災地では、成人の日を前にきょう10日、成人式が行われ、復興への決意を新たにしたというニュースを見た。参加者はしっかり将来を描き一人の大人として巣立っていることに目頭が熱くなった。
基本的に成年を祝いこの年から選挙権が与えられるという事なのだが、今年からは少し違う。参院選の年であり、しかも18歳から選挙権が与えられる。成人式に出席する人たちにはすでに参政権があるというわけだ。今年の成人式での年長者の挨拶(お祝いの言葉)はどのような形でされるのだろうか、されたのだだろうか?
少子高齢化の時代だ。今後の日本をしっかり担って行ってもらわなければならない成人したみなさんに、大いに期待したい。