夕方、いつものようにのんびりと歩いていると、冷たい強風が顔面に吹き付け、体重の軽い私は飛ばされそうになった。
南岸低気圧が通過して、"吹き戻し"の強い風がまだこの時間になっても吹き続けている。
今朝の首都圏は大きくダイアが乱れ、交通機関が大幅にマヒした。
この季節によく発生する南岸低気圧、雪で都会の交通機関は大変だった。
その昔、"台湾坊主"などといわれていたが、いまでは南岸低気圧、つまり冬の台風並みの低気圧が北国では大雪を伴い発達する。
NHKニュースによると『雪や風が強まって猛吹雪となると、日中でも目の前が真っ白になり、数メートル先も見通しが効かなくなります。歩いていると道に迷って転落などの思わぬ事故に遭う危険があるほか、屋外では強い風で急速に体温を奪われ、低体温症となるおそれがあり、外出は非常に危険です。また、車の運転中も、見通しが効かないため、急ブレーキによる事故や、吹きだまりで立往生するおそれがあります』 いうことで、注意が必要だ。
用事がないのに外出はしないことが肝要で、この低気圧を甘く見ると大事に至る。
さっきベランダから外をのぞいてみたが、雲の動きがかなり早くまだまだこれから冷たい風が吹き続きそうだ。
早目にこの南岸低気圧に備え、大きな被害に遭わないことを祈るばかりだ。