南岸低気圧の通過で暴風が吹き荒れ、その後冬型の気圧配置となって日本海側や東北、北海道では大雪になっているようだ。
四国でも山間部では40センチ近い積雪のため、ビニールハウスが壊れたりして被害が出たというニュースが放送されていた。
平野部でも道路が凍結、渋滞したがまた週末には寒波が襲うという事で、冬らしい季節になって来た。二十四節気のひとつ大寒があすだ。暖冬とか言っていたがこれからの季節は交通機関への影響が心配だ。
大寒を前に曹洞宗の禅寺が寒行托鉢を行っている。修行僧は素足にわらじ、黒の法衣。「ホ~、ホ~」という声をあげ、市内の民家や商店などを回りお経を唱えていた。
岐阜県から修行に来ているというこの写真の若い僧は、寒さを吹き飛ばすかのように声を出し、寒行を続けていた。
寒行托鉢、全国的にこの時期に行われるところが多いようだが、インフルエンザが流行期に入ったという記事も見かける。凍てつく中、わらじで歩くのは大変な修行だ。(それぞれの写真はクリックで拡大)