無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

無農薬家庭菜園の法則(1月)冬編はじまる!

2010-01-13 20:49:14 | 出張菜園教室
本日、

今年はじめてのNHKカルチャー教室でした。
無農薬栽培もいろいろありますから、それらの共通したコツなどを月に1度、カルチャーセンターで講座しております。

今回から、冬編がはじまりました。
1月~3月まで、春の準備編として、主に菜園の計画の立て方や準備方法を学んでいきます。


無農薬栽培は「土作り」が大切だと言われますが、
実際に土は人の手でできるものではなく、微生物や土壌生物のミミズなど多くの生きものによってはじめて土が豊かになっていきます。

そこで土を作るというより、生きものによる「土が豊かになる環境作り方」が大切になってきます。

ただの土だけでは、養分も蓄えることができず、雨で流され固くなるばかりです。
そのような土を単粒構造といいます。

それに対して、ミミズのフンのように土が幾重にも重なり合い、大きな粒になることを土の「団粒構造化」といいます。

土の団粒化が促進すると、より大きな団粒構造を持つようになります。
そうした大きな団粒構造の土は、「水持ちも良く、水はけも良い土」です。
このような土ができると、野菜の根は養分、水分を吸いやすく、野菜の生長が良くなります。


ですから、春の植え付け前までに、土を団粒化させるような環境を整えることが、土の環境作りです。


その他にも、野菜の科によって相性もあります。
キュウリ(ウリ科)とネギ(ユリ科)は相性がよく、一緒に植えるとキュウリのツル割れ病が予防できます。

昔の農家では、安定して野菜を育てるために、野菜の相性を考えて「輪作」「間作」「混作」を工夫しました。

次回、2月10日(日)は、実際に菜園のプランの立て方を行います。
今日行った内容は、長野のイブニングセミナーでも行うので、長野市の方は奮ってご参加ください。

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◆◇◆いよいよ来週来週から、NHKカルチャーの『無農薬家庭菜園の法則』冬編です。
1月13日(水)~1/20(水) 無農薬栽培の基本、年間計画表の作り方(1)◆◇◆
※単発参加も可能です。

『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
講師: 自給自足Life代表 竹内 孝功


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まだ若干数お席ございます。
長野市初開催
『無農薬家庭菜園の法則Q&A イブニングセミナー』


今回は、家庭菜園のプランの立て方、連作障害対策、輪作体系などに解説。
前半は、無農薬栽培の基本から、家庭菜園の裏技をご紹介。
後半は、畑の疑問・お悩みにお答えしながら、質疑応答形式で行います。
1/20(水) 無農薬栽培の基本、年間計画表の作り方(1)
2/17(水) 無農薬栽培の基本、年間計画表の作り方(2)
3/17(水) 苗つくりの仕方夏野菜のため畑の準備
ソラマメ・エンドウの種の蒔き方
時間: 18:30~21:00(開場18:15~)
会場: 長野市吉田5-31-17 村井会計事務所2階
※最寄り駅:長電長野線信濃吉田駅、JR信越本線北長野駅徒歩5 分
※駐車場は予約制10台まで可(先着予約順)
日程:
18:15開場
18:30~20:00(座学講座)
20:00~21:00(お茶をしながらQ&A質疑応答)
21:15解散
参加費: 3回連続で9,000 円。教材費込み(各回3,000 円教材費込み)


→お申込みは090-4594-1487 の村井会計事務所 村井さんまで



コメント (6)
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