本日、。
3泊4日の出張から帰ってきました。
今日は、埼玉県ふじみ野市から帰ってきました。
と申しますのも、本日nico(にこ)主催の木村秋則さんと、野口勲さんのダブル講演会を聴きに行ってきたからです。
http://nico.wonderful.to/event.html
木村秋則さんは、以前NHKのプロフェッショナル仕事の流儀に出演されました。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/061207/index.html
未だかつて無農薬・無肥料で不可能とされたリンゴの栽培を成功させた第一人者です。
『奇跡のリンゴ』として知っている方も多いのではないでしょうか?
本では何冊か読んでいましたが、実際に直接お話しを聴ける機会だったので、
半年前から予約していました。
というのも、この講演会では、野口種苗研究所http://noguchiseed.com/の野口勲さんも来るとのことで迷わずお申込みました。
野口勲さんのお話は種苗屋さんだけあって、
現在のF1種子に隠れた裏事情に精通していてかなりショッキングな内容でした。
なかでも雄性不稔の種子の話は印象的でした。
雄性不稔の種子とは、人間でいう男性の不妊症のことです。
不妊症の異常形質の遺伝子を利用して、常に人工授精させないと受精しない野菜の種の話でした。
実際に、○○交配種子名の後に、SP(スペシャル)http://www.takii.co.jp/tsk/bn/pdf/20080614.pdf、EX(エクセレント)http://www.sakataseed.co.jp/product/search/code00001300.html
は、雄性不稔(不妊症)を利用した種子だそうです。
つまり、自家採種できない種子が、水面下でどんどん世に出ているということです。
木村秋則さんのお話は、ゆっくりとした口調で腹から出る響く声でした。
実際に施された肥料中の窒素分の50%は、空気中に気化し、残り15%は草に行き、
20%は土に行き、15%程度しか作物に行かないそうです。
実際に15%程度しか作物に行かない現状と、
世界一農薬をたっぷり使う日本の農業の現状から、
これから永続的に続く農業を考えた時、無肥料自然栽培を提唱する必要性を熱く語ってくれました。
作物の対しての愛が、作物を育てることを強調していました。
今回二人の講演の後、
実際の無肥料・自然栽培の実践者が加わり、パネルディスカッションもあり、
無肥料栽培の難しさや、農家として生計の立つまでにはまだまだ途上といった印象でした。
今回の出演者は、農家と、種苗店、自然食品店でしたので、主に生産と流通サイドからの提案的な内容でした。
私個人の意見としては、そこに家庭菜園でもっと自然栽培が親しみのもてるものになれば、もっと多くの方に共感してもらえるのではと思いました。
つまり、農家の立場や種子の世界、流通については、家庭菜園もやったことがない人には難しい話でした。
ところが、家庭菜園をやったことがある方には、わかりやすかったのではないかと思います。
そこで、全部自給できなくても一部でも家庭菜園などで食べるものを育てることが身近であれば、
野口さんや木村さんが熱く語った言葉が、もっと受け取れると感じました。
これからは、農家や種苗店、流通だけでなく、各家庭で、安心安全な家庭菜園がもっと手軽なものになるように努めたいと思いました。
*******************************
『半農半X』の塩見直紀さんを交えての
安曇野発!農的生活シンポジウム
『結び∞つながれ、安曇野の仲間たち!』
♪日時:2月7日(日) 開場12時30分講演開始1時30分
♪プログラム:第1部講演『半農半Xという生き方』
演者塩見直紀さん(半農半X研究所代表、京都府綾部在住)
第2部事例報告報告者安曇野の農の実践者
竹内孝功(自給自足Life)他2名予定
第3部あなたの一言が安曇野の未来(あした)をつくる!
ワールドカフェ形式による参加型トークセッション
『結び∞つながれ、安曇野の仲間たち!』
終了午後4時30分予定
※希望者は塩見さんを交えての懇親会(夜7時~)あり
♪場所:信濃教育会生涯教育センター(安曇野市豊科高家796-3)
夜の懇親会会場は安曇野地球宿(安曇野市三郷小倉4028-1)
♪参加費:講演会予約1000円、当日1300円
懇親会会費1000円、一品持ち寄りで500円引き
♪主催:安曇野夢(ゆめ)フォーラム
♪協力:自給自足Life、舎爐夢ヒュッテ、農と暮らしの学び舎『飯田学校』、安曇野地球宿
♪後援:安曇野市
♪申込・問合:シンポジウム、懇親会、それぞれお申込ください。
増田(安曇野地球宿) 080-5486-6111 or boetu@d6.dion.ne.jp
3泊4日の出張から帰ってきました。
今日は、埼玉県ふじみ野市から帰ってきました。
と申しますのも、本日nico(にこ)主催の木村秋則さんと、野口勲さんのダブル講演会を聴きに行ってきたからです。
http://nico.wonderful.to/event.html
木村秋則さんは、以前NHKのプロフェッショナル仕事の流儀に出演されました。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/061207/index.html
未だかつて無農薬・無肥料で不可能とされたリンゴの栽培を成功させた第一人者です。
『奇跡のリンゴ』として知っている方も多いのではないでしょうか?
本では何冊か読んでいましたが、実際に直接お話しを聴ける機会だったので、
半年前から予約していました。
というのも、この講演会では、野口種苗研究所http://noguchiseed.com/の野口勲さんも来るとのことで迷わずお申込みました。
野口勲さんのお話は種苗屋さんだけあって、
現在のF1種子に隠れた裏事情に精通していてかなりショッキングな内容でした。
なかでも雄性不稔の種子の話は印象的でした。
雄性不稔の種子とは、人間でいう男性の不妊症のことです。
不妊症の異常形質の遺伝子を利用して、常に人工授精させないと受精しない野菜の種の話でした。
実際に、○○交配種子名の後に、SP(スペシャル)http://www.takii.co.jp/tsk/bn/pdf/20080614.pdf、EX(エクセレント)http://www.sakataseed.co.jp/product/search/code00001300.html
は、雄性不稔(不妊症)を利用した種子だそうです。
つまり、自家採種できない種子が、水面下でどんどん世に出ているということです。
木村秋則さんのお話は、ゆっくりとした口調で腹から出る響く声でした。
実際に施された肥料中の窒素分の50%は、空気中に気化し、残り15%は草に行き、
20%は土に行き、15%程度しか作物に行かないそうです。
実際に15%程度しか作物に行かない現状と、
世界一農薬をたっぷり使う日本の農業の現状から、
これから永続的に続く農業を考えた時、無肥料自然栽培を提唱する必要性を熱く語ってくれました。
作物の対しての愛が、作物を育てることを強調していました。
今回二人の講演の後、
実際の無肥料・自然栽培の実践者が加わり、パネルディスカッションもあり、
無肥料栽培の難しさや、農家として生計の立つまでにはまだまだ途上といった印象でした。
今回の出演者は、農家と、種苗店、自然食品店でしたので、主に生産と流通サイドからの提案的な内容でした。
私個人の意見としては、そこに家庭菜園でもっと自然栽培が親しみのもてるものになれば、もっと多くの方に共感してもらえるのではと思いました。
つまり、農家の立場や種子の世界、流通については、家庭菜園もやったことがない人には難しい話でした。
ところが、家庭菜園をやったことがある方には、わかりやすかったのではないかと思います。
そこで、全部自給できなくても一部でも家庭菜園などで食べるものを育てることが身近であれば、
野口さんや木村さんが熱く語った言葉が、もっと受け取れると感じました。
これからは、農家や種苗店、流通だけでなく、各家庭で、安心安全な家庭菜園がもっと手軽なものになるように努めたいと思いました。
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『半農半X』の塩見直紀さんを交えての
安曇野発!農的生活シンポジウム
『結び∞つながれ、安曇野の仲間たち!』
♪日時:2月7日(日) 開場12時30分講演開始1時30分
♪プログラム:第1部講演『半農半Xという生き方』
演者塩見直紀さん(半農半X研究所代表、京都府綾部在住)
第2部事例報告報告者安曇野の農の実践者
竹内孝功(自給自足Life)他2名予定
第3部あなたの一言が安曇野の未来(あした)をつくる!
ワールドカフェ形式による参加型トークセッション
『結び∞つながれ、安曇野の仲間たち!』
終了午後4時30分予定
※希望者は塩見さんを交えての懇親会(夜7時~)あり
♪場所:信濃教育会生涯教育センター(安曇野市豊科高家796-3)
夜の懇親会会場は安曇野地球宿(安曇野市三郷小倉4028-1)
♪参加費:講演会予約1000円、当日1300円
懇親会会費1000円、一品持ち寄りで500円引き
♪主催:安曇野夢(ゆめ)フォーラム
♪協力:自給自足Life、舎爐夢ヒュッテ、農と暮らしの学び舎『飯田学校』、安曇野地球宿
♪後援:安曇野市
♪申込・問合:シンポジウム、懇親会、それぞれお申込ください。
増田(安曇野地球宿) 080-5486-6111 or boetu@d6.dion.ne.jp