無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

合鴨の出張(まさかの野性カモと合同除草!?)

2012-07-01 07:38:12 | 日々の自然菜園
本日、

梅雨なのに、10日間位は雨が降っていませんでした。
今日は久々のなので、野菜も私も大喜びです。


合鴨を入れていないプライベート田んぼにイネミズゾウムシなど稲の葉を食害されていたので、

ここ何回か、軽トラの助手席に洗面器のヘルメットをかけてAzumino自給農スクールの田んぼから車で数分の田んぼへ移動しました。


田んぼに着くと、一気に田んぼの中へ飛び込み、
澄んだ田んぼの水の状態をいいことに、濁る前にオタマジャクシを追いかけて行きました。


田んぼの畦(あぜ)では、


今年も連作5年目に突入したサトイモとショウガのコンパニオンプランツの定植も無事終わりたっぷりの草マルチで覆っています。


合鴨たちは、日に日に大きくなり、泳ぎもとても早くなりました。

小さい来たばかりの時は、いつまでも虫などに興味津津で、田んぼの中にいたのに、

この頃は、食べる速度も速くなったのか、興味がなくなったのか、
よく陸に上がり、毛づくろいや日向ぼっこが大好きになりました。

トンビはタカがいる田んぼなので、陸に上がったカモは標的にされやすいのでこっちはドキドキです。


この田んぼは、3年前から冬の間水を張っておく、いわゆる「冬水田んぼ」で、
今では生える草も変わりました。

写真の不耕起の区画の稲(ハッピーヒル)も順調に大きくなってきました。

そのかいもあってか、最近では朝や昼時に野性のカルガモのつがいがやってきて、
勝手にカモ除草していってくれます。

しかし、カルガモの食性は主に、水田の草に限られ、
イネミズゾウムシなどは減らなかったので、合鴨の出張の出番になりました。


今回初めて、野生のカルガモと合鴨がご対面するファーストコンタクトになり、
どんな反応を示すかドキドキしていましたが、


お互い何のコンタクトもなく、スーとすれ違ってしまいました。

カルガモは飛ぶこともできる野性のカモで潜ることもできます。

合鴨は、カモとアヒルの交雑種で、余り飛べません。

食べ方も、食性も同じカモなのに違って、鶏とウコッケイのように一見すると同じでもかなり違うようです。

今まで飛来したことのない田んぼに、今年から突然野性のカモが来たのも、
周りの環境の変化や、冬水田んぼの効果かもしれません。

毎年同じようにやっていても、自然は毎年違います。
非常に面白いです。



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コメント (4)
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