無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

長期保存用のタマネギの収穫!

2013-06-19 21:45:24 | 日々の自然菜園
本日、

空梅雨から一変しての激雨の日々。
雨なので、菜園に入らないに越したことがないので晴耕雨読で、連日の疲れを癒すことにしました。


雨の前日の自然菜園移行中の実験畑の様子です。

今まで化学肥料・農薬を使った家庭菜園用の畑を2年越しで自然菜園に移行中です。
そのため、緑肥作物のエンバクは、種をつけてから敷くために今は至る所で、エンバクなどに紛れて野菜が育っています。


カボチャとトウモロコシの間で、去年から育てていたタマネギの葉が一斉に倒れました。


タマネギは、結球後暑くなると、夏休みをむかえるために地上部が枯らす準備として、葉が折れて倒れます。

タマネギは、倒れてからもしばらく水分養分を吸って大きくなりますが、長期保存できにくくなってしまうので、全体の6割強倒れたら、連日晴れた日を狙って掘り上げます。


これは、ネギ坊主ができてしまったタマネギです。
ネギ坊主ができたタマネギは、植えたタマネギの1割以内に抑えることができれば合格です。

ネギ坊主ができてしまったものは、保存がきかないので、すぐに食べてしまいます。


この実験畑は、粘土質のため安曇野の火山灰土の自然菜園とは比較にならない位大きさも、硬さも、葉のつまり加減も最高の仕上がりに育ちました。

風土によって、得手不得手がある野菜、適地適作が一番自然に育ちます。


収穫の際切れてしまった葉は、すかさずカボチャの株下に敷くことで、虫除けになります。


ご紹介したタマネギではありませんが、先日の夕食の一品です。

奥が新タマネギのかき揚げ風フリッターと花ズッキーニのフライです。

新物は、水分が多くフレッシュさが最高です。
生で食べるほかは、天ぷらのように、旨みを残して、水分を軽く飛ばすと、旨みが濃く美味しくいただけます。

食べるのが大好きで家庭菜園を続けてきたので、
美味しく育てることの究極が、自然菜園でした。

現在も美味しくいただきたい一心で育てています。

美味しい新タマネギ以外にも、長期間保存がきく越冬タマネギも魅力です。
品種だけでなく、育て方や、収穫の仕方、保存の仕方で美味しいものが美味しく保存できるように工夫します。

今年は、例年以上にタマネギの質も量もよく育ちました。
有難く、幸せなことです。


今週末はAzumino自給農スクールです。
6/22(土)自然稲作コース、23(日)自然菜園実践コースです。
コメント (2)
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