無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

あずみの自然農塾6月その1(耕さない田んぼに田植え)

2013-06-21 07:42:56 | あずみの自然農塾(シャロムヒュッテ)
本日、の予報。
今日は夏至。一年で最も日が長い一日です。

先週末、シャロムヒュッテにてあずみの自然農塾が開催され、初日雨にもかかわらず田植えができました。


田んぼに隅に作った苗代から、根を傷めないように鍬を使って苗を取ります。


さて、どっちがイネで、どっちがヒエという草かわかりますか?


答えは、耳に毛がある左がイネで、右がヒエでした。
ヒエを誤って植えると、当然イネは実らず、来年からヒエが多くなるので、大変になるのでしっかり見極めて植える必要があります。


これは「キシュウスズメノヒエ」という草です。

畦から侵入し、手ごわい多年草のイネ科の草です。
自然農の田んぼでは、「キシュウスズメノヒエ」は増えるのに格好の条件を持っているため、一度増えるとイネが収穫できなくなりとても大変なので、今年は徹底して取り除きました。


これは「ノゼリ」です。

セリもヒエもいずれも水陸どちらでも育つことができ、自然農の田んぼによくみられる草で、根を残すと増えるので初期には抜き取ります。


雨の中、雨具を来て、紐を張り横一列にイネを田植えしていきます。




耕さない田んぼでは、今までの生き物の亡骸が厚く重なり、それらをかき分けながら、草を刈りながらの手仕事の田植えです。


はじめは頼りないくらいの小さな苗。

最初は耕さない田んぼなので、すぐには大きくなれず、根を張ることに一生懸命。
その後は、耕した田んぼに負けないくらいの健脚に育ってくれます。


田んぼの畦も直して、


鍬で穴を空け、




畦豆(黒ダイズ)を2粒播きました。




濡らした草を被せて、畦豆が大きくなることを願います。

今年もとても変わった天気なので、
不自然な自然な天気に負けず大きくなってきてほしいものです。


今週末はAzumino自給農スクールです。
6/22(土)自然稲作コース、23(日)自然菜園実践コースです。
コメント (4)
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