無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

短期間の簡易保存方法(ダイコン)

2013-11-28 22:31:13 | 日々の自然菜園
本日、

過日に行ったダイコンの収穫、保存方法をブログで途中まで書いていて、投稿できなかったので遅まきながらご紹介。




打木源助大根を収穫しました。

このダイコンは、加賀野菜で、短系の青首ダイコン。とても生育が早く実も柔らかく、炊くと味がしみ込みやすくお気に入りのダイコンの一つです。
ただ、生長が早く、促進栽培ではスが入り易く、保存性も低いので収穫のタイミングを脱しないように適期に収穫し、早目に食べてしまいたいダイコンです。

そうは言っても、各家庭では一斉収穫しても食べきれないのが現状。
我が家でもそうです。

ス入りやすいので、掘らずにそのまま順次菜園に置いておくと、割れたり、スが入ったり、凍みたりするので、
適期に一斉収穫後、自家採種用の母本を選抜した後、残ったものの一部は切干大根や漬け物に加工し、残った一部は土に一時的に保存します。


穴を掘り、


モミガラで水はけを良くし、


ダイコンを並べ、


土をかけ、


麻袋を置き、


土とワラで蓋をします。

中長期的に保存できる場合は、通常、生長点を残したくないので葉をつけずに切って保存しますが、
今回は寒くなってからですし、かなり短期的に保存する一時保存なので、葉が少しついております。

また、麻袋も掘り易くするための工夫です。なくても全く問題ありません。

今回は短期的なので、使いませんでしたが、中長期的に保存する場合は、木酢液や焼きたてのクン炭を使いネズミ対策も施します。
山火事を連想させる工夫は、中長期には欠かせません。

一斉に収穫しなけらばならない、スや割れが入りやすい根菜類(ダイコン、カブ、ニンジン、ゴボウ)などは、
適期収穫し、土の中に一時保管しておくと、しなびれずに重宝します。

八百屋さんやスーパーで野菜を買わなくなってから久しいですが、冷蔵庫では乾燥したり、食味が落ちやすい根菜類を土に保存する方法は、本当に助かります。
コメント (13)
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