本日、。
昨晩降ったが自然に融けるほど、確実に春は近付いている。
購入ファーベ(西洋ソラマメ)ポポロの種子は、チウラム剤でドスピンク色。
今年は、自然菜園のベースが整ってきたので、さらにバージョンアップして、自給自足(持続可能)に力を入れて行こうと思います。
そんなわけで、師匠から教わった春化処理(ヤロビ)を利用して春播きでソラマメが自家採種できる方法をバージョンアップして実験中です。
昨日から、ソラマメの春化処理(ヤロビ)を始めました。
ヤロビとは、ロシア語で春化(冷蔵処理)を意味するヤロビザーチャの略称です。
コムギやエンドウなど、越冬作物の春播きに一般的に行われます。
ソラマメは、越冬できる温暖地では、秋に播き、春に収穫できます。
ソラマメは、一定の寒さに身を置くことで、花芽を分化して、花が咲き実をつける生理だからです。
そのため、寒冷地・寒地では寒すぎて越冬が難しく、ソラマメを育てている農家さんはほとんどなく、エンドウをまだ寒い内に春播きすることで、春に寒さに当てて何とか収穫しています。
そこで、温暖地では春播きが難しく、越冬できなかったソラマメを春播きできたら補植できますし、
逆に、寒すぎる寒冷地・寒地では収穫が遅く、収量も安定しないので、春播きで収穫を早め、収量が多くなることで、
自給自足(持続可能)率がアップします。
水に入れると水がピンク色に濃く染まりますので、
何回か水を交換して、洗い流して濃度を薄めます。
密閉したまま、お風呂の残り湯が45℃以下(40℃)になったところで、8~10時間保温して、発芽のスイッチを入れます。
10時間後には、15℃まで下がっていました。
すぐに、冷水で水を交換しながら種子を洗い、種子生乾きになるよう余分な水分を新聞紙などで取り除きます。
新聞紙でくるみ、保湿するため再び密閉容器に入れてから冷蔵庫に入れます。
冷蔵庫内の温度は5℃くらいだったので、2~3℃にしたかったので、チルド室にいれて半月~1カ月ほど冬を経験させます。
意外と冷蔵庫内の温度は、5~10℃と温度差があり、チルド室は寒すぎ凍る場合があるので、必ず検温して行います。
ポイントは、
①発芽のスイッチは1日以内。
②乾燥させすぎず、生乾きの状態で、2~3℃で芽を出さずにする。
③1週間に一度くらいは、中身を確認し、酸素や水分を新たに供給し、芽がちょっとでも出たらポットに種まきする。
まだまだ研究の余地がありますが、身の回りのお風呂や冷蔵庫を利用すると、春から菜園を始める方でも、1ヶ月前にソラマメを春化処理しておけば育てることができるので、期待しています。
今年は、この春化処理(ヤロビ)をしたものとしないものでどのように生育が違うのかということを試験してみて、より多くの方が安定してソラマメを育てることができる方法を模索していこうと思います。
Azumino自給農スクール2015のご案内
お蔭さまで、一部のコースではキャンセル待ちや若干名になりました。
もしご検討されている方がおりましたら、お早めにお申し込みください。
・自然育苗コース
・自然菜園コース(入門・実践・不耕起からお選びいただけます)
・自然稲作コース
2/22(日)信州大学で講演会のお知らせ
昨晩降ったが自然に融けるほど、確実に春は近付いている。
購入ファーベ(西洋ソラマメ)ポポロの種子は、チウラム剤でドスピンク色。
今年は、自然菜園のベースが整ってきたので、さらにバージョンアップして、自給自足(持続可能)に力を入れて行こうと思います。
そんなわけで、師匠から教わった春化処理(ヤロビ)を利用して春播きでソラマメが自家採種できる方法をバージョンアップして実験中です。
昨日から、ソラマメの春化処理(ヤロビ)を始めました。
ヤロビとは、ロシア語で春化(冷蔵処理)を意味するヤロビザーチャの略称です。
コムギやエンドウなど、越冬作物の春播きに一般的に行われます。
ソラマメは、越冬できる温暖地では、秋に播き、春に収穫できます。
ソラマメは、一定の寒さに身を置くことで、花芽を分化して、花が咲き実をつける生理だからです。
そのため、寒冷地・寒地では寒すぎて越冬が難しく、ソラマメを育てている農家さんはほとんどなく、エンドウをまだ寒い内に春播きすることで、春に寒さに当てて何とか収穫しています。
そこで、温暖地では春播きが難しく、越冬できなかったソラマメを春播きできたら補植できますし、
逆に、寒すぎる寒冷地・寒地では収穫が遅く、収量も安定しないので、春播きで収穫を早め、収量が多くなることで、
自給自足(持続可能)率がアップします。
水に入れると水がピンク色に濃く染まりますので、
何回か水を交換して、洗い流して濃度を薄めます。
密閉したまま、お風呂の残り湯が45℃以下(40℃)になったところで、8~10時間保温して、発芽のスイッチを入れます。
10時間後には、15℃まで下がっていました。
すぐに、冷水で水を交換しながら種子を洗い、種子生乾きになるよう余分な水分を新聞紙などで取り除きます。
新聞紙でくるみ、保湿するため再び密閉容器に入れてから冷蔵庫に入れます。
冷蔵庫内の温度は5℃くらいだったので、2~3℃にしたかったので、チルド室にいれて半月~1カ月ほど冬を経験させます。
意外と冷蔵庫内の温度は、5~10℃と温度差があり、チルド室は寒すぎ凍る場合があるので、必ず検温して行います。
ポイントは、
①発芽のスイッチは1日以内。
②乾燥させすぎず、生乾きの状態で、2~3℃で芽を出さずにする。
③1週間に一度くらいは、中身を確認し、酸素や水分を新たに供給し、芽がちょっとでも出たらポットに種まきする。
まだまだ研究の余地がありますが、身の回りのお風呂や冷蔵庫を利用すると、春から菜園を始める方でも、1ヶ月前にソラマメを春化処理しておけば育てることができるので、期待しています。
今年は、この春化処理(ヤロビ)をしたものとしないものでどのように生育が違うのかということを試験してみて、より多くの方が安定してソラマメを育てることができる方法を模索していこうと思います。
Azumino自給農スクール2015のご案内
お蔭さまで、一部のコースではキャンセル待ちや若干名になりました。
もしご検討されている方がおりましたら、お早めにお申し込みください。
・自然育苗コース
・自然菜園コース(入門・実践・不耕起からお選びいただけます)
・自然稲作コース
2/22(日)信州大学で講演会のお知らせ