本日、。
先週末のAzumino自給農スクールでは、梅雨の中、コムギ刈り&脱穀、そしてダイズ播きを行いました。
本来のコムギは、乾燥地帯の作物なので、刈り取りは乾季に行うものです。
日本で、コムギを育てる宿命として、梅雨の晴れ間に刈り取りです。
そのため、どうしてもカビやすく、刈り取りのタイミングがその時の品質にかかわってしまいます。
かつてコムギのカビ「麦角菌」は、ヨーロッパ全土を震撼させた
カビたムギは食べないように!
お菓子用の南部小麦(薄力タイプ)
うどん用の準強力タイプ
パン用の準強力タイプ
コムギは、品種×地力×雨量で、含まれるグルテンの割合が変わる。
そのため、痩せ地でもよく育つ品種を、肥やさず、しかも開花・結実期に雨が多いと、グルテン形成が悪くなり、薄力粉が育つという感じです。
そのため、雨の多い日本では強力粉は難しく、だいたいが中力粉になってしまうので、うどんや団子、おやきに向いている風土です。
鳥よけの紐を回収してから
みんなで手刈り。
コムギのワラはとても固く、刈りにくいので、コムギ刈り後は草刈りの腕が上がっているように思います。
刈り取り、束ねていく
バインダーの力も借りてどんどん梅雨の晴れ間に刈っていきます。
麦刈りが終わったら、足踏む脱穀機の登場です。
足踏みミシンの要領で、ムギを脱穀して、粒と殻に分けていきます。
現代のコムギは、脱粒性が高いため、コンパネ等の板に打ち付けても結構簡単に脱穀できます。
脱穀した実は、殻と玄麦が混ざっているので、フルイでふるい分けてから、
唐箕という昔の農具で風力で粒とゴミに分けます。
こちらは、ガソリンで動く、脱穀機ハ―ベスターの年代物です。
こちらは、ガソリンによるエンジンで、脱穀機と唐箕が合体したようなもので、粒が出てきます。
人力と機械によって、無事刈りとりと、脱穀が終わりました!!
これが玄麦の状態で、これから石臼などで挽いて、ふるい分ければ小麦粉になります。
今回は、当日の朝少し雨が降ってしまったので、ハ―ベスターの袋に控えめに入れて、ハウス内で乾燥させようと思います。
まだ梅雨の時期なので、カビが生えないように、乾かしすぎないように、毎日天地返ししながら、2週間程度でしょうか、乾燥させて粉にしてます。
今年は3種類のパン、うどん、お菓子用なので、それぞれの用途でおいしくいただくのが楽しみです。
先週末のAzumino自給農スクールでは、梅雨の中、コムギ刈り&脱穀、そしてダイズ播きを行いました。
本来のコムギは、乾燥地帯の作物なので、刈り取りは乾季に行うものです。
日本で、コムギを育てる宿命として、梅雨の晴れ間に刈り取りです。
そのため、どうしてもカビやすく、刈り取りのタイミングがその時の品質にかかわってしまいます。
かつてコムギのカビ「麦角菌」は、ヨーロッパ全土を震撼させた
カビたムギは食べないように!
お菓子用の南部小麦(薄力タイプ)
うどん用の準強力タイプ
パン用の準強力タイプ
コムギは、品種×地力×雨量で、含まれるグルテンの割合が変わる。
そのため、痩せ地でもよく育つ品種を、肥やさず、しかも開花・結実期に雨が多いと、グルテン形成が悪くなり、薄力粉が育つという感じです。
そのため、雨の多い日本では強力粉は難しく、だいたいが中力粉になってしまうので、うどんや団子、おやきに向いている風土です。
鳥よけの紐を回収してから
みんなで手刈り。
コムギのワラはとても固く、刈りにくいので、コムギ刈り後は草刈りの腕が上がっているように思います。
刈り取り、束ねていく
バインダーの力も借りてどんどん梅雨の晴れ間に刈っていきます。
麦刈りが終わったら、足踏む脱穀機の登場です。
足踏みミシンの要領で、ムギを脱穀して、粒と殻に分けていきます。
現代のコムギは、脱粒性が高いため、コンパネ等の板に打ち付けても結構簡単に脱穀できます。
脱穀した実は、殻と玄麦が混ざっているので、フルイでふるい分けてから、
唐箕という昔の農具で風力で粒とゴミに分けます。
こちらは、ガソリンで動く、脱穀機ハ―ベスターの年代物です。
こちらは、ガソリンによるエンジンで、脱穀機と唐箕が合体したようなもので、粒が出てきます。
人力と機械によって、無事刈りとりと、脱穀が終わりました!!
これが玄麦の状態で、これから石臼などで挽いて、ふるい分ければ小麦粉になります。
今回は、当日の朝少し雨が降ってしまったので、ハ―ベスターの袋に控えめに入れて、ハウス内で乾燥させようと思います。
まだ梅雨の時期なので、カビが生えないように、乾かしすぎないように、毎日天地返ししながら、2週間程度でしょうか、乾燥させて粉にしてます。
今年は3種類のパン、うどん、お菓子用なので、それぞれの用途でおいしくいただくのが楽しみです。