無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自給自足ライフスクール7月② 2日目:「大豆の土寄せ&日干しレンガ作り準備」

2015-07-22 06:00:25 | 自然菜園スクール
本日、の予報。


連日暑い晴れ間が続きます。こまめな水分補給や日陰での休憩をとり、熱中症などにお気をつけてください。


2日目は、本格的な日干しレンガづくりです。


作ったレンガを使って、カマドをつくって、収穫したお米を羽釜でご飯を炊きたいと思っております。

分けつを促進するために6月に干していた田んぼにもなみなみ水を注ぎ、現在は深さ12cm位の深水にもどっております。

相変わらず草は生えておらず、現在、稲は妊娠中で、穂をお腹の中で育てております。


田んぼで、木枠を良く洗い、濡らしておくことが綺麗なレンガ作りの最大のポイントになります。




良く練った元壁土を型に隙間なく詰めるのがポイントです。

今回のレンガのサイズは、110×210×63の規定のレンガ並です、干して乾くと縮みます。


最後に、コテで押しながら平らにしてあげて、


型を外すときはドキドキです。


型枠がまっすぐに並行に引き抜くと同時に、両脇を叩いてあげると、レンガが落ちてきます。


今回は、小さな職人さんたちがとてもよい仕事をしてくれたので、最後には親方と呼ばれておりました。

この子らは、素晴らしい職人にもなれる可能性を秘めていることが分かりました。


細長い杉の板の上に引き抜いた日干しレンガを並べたまま移動し、1カ月以上天日で乾燥させます。



ビフォアー

アフター

別動部隊により、コンポストトイレの建設場所もきれいになりました。


これはミミズコンポストのミミズフン土です。

今年のワークショップは2つの大きなものを作ります。

一つは、再生粘土によるカマド作り。

もう一つが、ミミズコンポストトイレです。

日本には施工例が余りありませんが、欧米やオーストラリアなど水が貴重な場所では、水を使わないさまざまなコンポストトイレがあるそうです。

今回は、電気と水を使わないミミズコンポストトイレをみんなで作って、外靴で入れる臭いのほとんどしない循環型のトイレになればと思っております。


当日のデザートは、サトイモとアップルマンゴーでした。

ハーブガーデンのミントを子供が乗せてくれ、手づくりの乳製品を使わないサトイモアイスに、差し入れの宮古島のアップルマンゴーを添えてみました。

サトイモのアイス!?とアップルマンゴー不思議な組み合わせのようですが、
いずれも熱帯植物の取り合わせで、思いの他相性が最高で、重労働の後の最高の甘味になりました。

衣食住のワークショップを主宰するのは初めてなので、なにかとその場での機転を利かせながらのものでした。
みんなが一丸になっておこなうことで、この2日間でなんと210個もの日干しレンガができました。

翌日、半乾きのレンガの表面をコテで押さえて平らにしていき、あとは乾かすのみです。こうご期待です。
コメント (20)
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