本日、
のち
。
まだ梅雨明け宣言はありませんが、今週に入り状況からいうと実質的に梅雨明けしたような天気が続いていおります。
梅雨上げと同時に、草マルチの完成だったり、季節が一変するので、野菜やお米たちも違った顔になるので、先手先手でお世話に入ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/9c/4db10feb0ee6f372c7a5c23e78dd09bf.jpg)
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3連休の最終日、今年2回目の自然菜園見学会を行いました。
今回は、30名という今までにない参加人数でしたので、多義にわたり皆様のご協力が合ってはじめてできた見学会ともいえます。
私も若い頃、師匠や諸先輩方の田畑の見学会に足しげく通ったものです。
見学会=自然観察を学び、自然と出会い場なので、「一見は百閒に如かず」とはよく言ったもので、観ることでわかること、また目が養われ観れるものも増えてきて、野菜がより見えるようになってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/4a/0ca610c09a307d5e2b3942645482def7.jpg)
アスパラの説明をしているところです。
見学会では、通常の自然菜園スクールで扱えない野菜や、今研究中の取り組みなどもご紹介しました。
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筆問が合った場所では止まって解説し、各自の感覚で観てもらいました。
自然観察には、五感を使います。
感じ方はそれぞれですし、足の裏の感覚、花と草の臭い、野菜の色彩、葉を触った時のざらつき、など普段何気なく感じていることが、違う菜園では同じ野菜が違った表情をしているので、改めて野菜を感じることができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/48/60b0087b31c13bacc595aafb46bc5a01.jpg)
キャベツはこの時期、暑すぎるので、周囲の草を刈らないようにしたりと、臨機応変しているのも見学会ならではの学びです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/83/bd375819544213d9b4ed666efd7ed492.jpg)
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午後には「自給稲作勉強会」の稲の見学会があるので、稲の話ではなく、自給的な観点から田んぼがある畑のお話をさせていただきました。
現代人が、1人お米を自給しようとすると、1a(アール)=100㎡=30坪あれば、40~55㎏のお米が収穫できるので、十分です。
そこで、3人家族の場合、3~4a田んぼがあれば、十分ということです。
今回見ていただいた田んぼが、ちょうど4aあります。
うちでは、毎年籾米5俵弱 玄米で4俵収穫できております。
玄米で、10aあたり10俵の収量なので、600㎏位収穫できております。
ちなみに1俵は60㎏になります。
白米でいえば215㎏になるので、毎月18㎏の白米を自給しているという計算です。
正直、無農薬の自給用の田んぼでは、狭い面積をしっかり手入れした方が収穫量も味もよくなるので、収量が減る年もあるでの、必要量+1aが妥当です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/aa/51d52f44930f115f7030e4709e3facc6.jpg)
田んぼの隣では、元々田んぼだったのですが、菜園をおこなっており、
田んぼの畦では、丹波黒豆、サトイモ、ショウガ、水ナス、セロリ、赤シソ、クウシンサイなどお水が大好きな野菜たちが育っております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ab/ca90c1a112d86f13c9966ae80c326fa8.jpg)
田んぼから離れると乾燥が好きな野菜になっております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/1f/17b61a1256ea4183aebf41f5115738ac.jpg)
一番離れた南側にサツマイモ専用区があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e8/725f690e16e56042918c0c7da935ee05.jpg)
この畑では、写真のヤマブドウなどをはじめ無農薬果樹の研究に着手し始めました。
体系化に5~10年位はかかりそうですが、全く野菜栽培もわからなかった20年前に比べればイメージだけでもできているので何とかなりそうだと思っております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/bd/a0cc9243a047d617839e8a03778d9460.jpg)
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最後に今年はじめて自然菜園にした元田んぼの菜園があります。
とても痩せているので、エダマメ、ラッカセイ、ツルなしインゲンなどマメ科と混植し、米ぬかと油かすを混ぜたものを補いながらなんとか野菜も菜園も育ってきております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/1a/a11e6dfd4440577149f5d6ab3a7ba895.jpg)
最後に鶏小屋を見てもらい、
食べ物が無駄にならず、鶏のエサになる仕組み、フンは踏み込み温床、堆肥など発酵に使え循環しております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/5f/59d45947ebc70148581ac5549c247864.jpg)
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ランチは、菜園の野菜やお米をメインに使い、ビッフェスタイルで行いました。
五感で自然観察してもらう最後は、味覚で味わってもらいました。
私も師匠たち同様自然観察が最も大切だと痛感しておりますが、自然観察を深めることはなかなか困難です。
というのは、自然に育った時、もっともよい姿の野菜がなかなかお目にかかれないからです。
野菜たちは、その場その場に合わせて育ちますが、自然に育つ理想的な姿であるかは別です。
自然に適った姿を観ておけば、そこを目指していけば、最低限のお世話で、素直に自然に育ってくれるので、とても楽しく、楽できます。
今回の見学会で私も多く学ばせていただきました。
次回は、今年最後の見学会、9/22(木・祝)です。
今回やってみてわかったのですが、30名が限界なので、30名先着で行いたいと思います。
自然菜園の9月の見学会のお知らせ
2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
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まだ梅雨明け宣言はありませんが、今週に入り状況からいうと実質的に梅雨明けしたような天気が続いていおります。
梅雨上げと同時に、草マルチの完成だったり、季節が一変するので、野菜やお米たちも違った顔になるので、先手先手でお世話に入ります。
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3連休の最終日、今年2回目の自然菜園見学会を行いました。
今回は、30名という今までにない参加人数でしたので、多義にわたり皆様のご協力が合ってはじめてできた見学会ともいえます。
私も若い頃、師匠や諸先輩方の田畑の見学会に足しげく通ったものです。
見学会=自然観察を学び、自然と出会い場なので、「一見は百閒に如かず」とはよく言ったもので、観ることでわかること、また目が養われ観れるものも増えてきて、野菜がより見えるようになってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/4a/0ca610c09a307d5e2b3942645482def7.jpg)
アスパラの説明をしているところです。
見学会では、通常の自然菜園スクールで扱えない野菜や、今研究中の取り組みなどもご紹介しました。
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筆問が合った場所では止まって解説し、各自の感覚で観てもらいました。
自然観察には、五感を使います。
感じ方はそれぞれですし、足の裏の感覚、花と草の臭い、野菜の色彩、葉を触った時のざらつき、など普段何気なく感じていることが、違う菜園では同じ野菜が違った表情をしているので、改めて野菜を感じることができます。
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キャベツはこの時期、暑すぎるので、周囲の草を刈らないようにしたりと、臨機応変しているのも見学会ならではの学びです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/83/bd375819544213d9b4ed666efd7ed492.jpg)
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午後には「自給稲作勉強会」の稲の見学会があるので、稲の話ではなく、自給的な観点から田んぼがある畑のお話をさせていただきました。
現代人が、1人お米を自給しようとすると、1a(アール)=100㎡=30坪あれば、40~55㎏のお米が収穫できるので、十分です。
そこで、3人家族の場合、3~4a田んぼがあれば、十分ということです。
今回見ていただいた田んぼが、ちょうど4aあります。
うちでは、毎年籾米5俵弱 玄米で4俵収穫できております。
玄米で、10aあたり10俵の収量なので、600㎏位収穫できております。
ちなみに1俵は60㎏になります。
白米でいえば215㎏になるので、毎月18㎏の白米を自給しているという計算です。
正直、無農薬の自給用の田んぼでは、狭い面積をしっかり手入れした方が収穫量も味もよくなるので、収量が減る年もあるでの、必要量+1aが妥当です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/aa/51d52f44930f115f7030e4709e3facc6.jpg)
田んぼの隣では、元々田んぼだったのですが、菜園をおこなっており、
田んぼの畦では、丹波黒豆、サトイモ、ショウガ、水ナス、セロリ、赤シソ、クウシンサイなどお水が大好きな野菜たちが育っております。
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田んぼから離れると乾燥が好きな野菜になっております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/1f/17b61a1256ea4183aebf41f5115738ac.jpg)
一番離れた南側にサツマイモ専用区があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e8/725f690e16e56042918c0c7da935ee05.jpg)
この畑では、写真のヤマブドウなどをはじめ無農薬果樹の研究に着手し始めました。
体系化に5~10年位はかかりそうですが、全く野菜栽培もわからなかった20年前に比べればイメージだけでもできているので何とかなりそうだと思っております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/bd/a0cc9243a047d617839e8a03778d9460.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/02/2cc1774d96902209fefc700b0e5bee8e.jpg)
最後に今年はじめて自然菜園にした元田んぼの菜園があります。
とても痩せているので、エダマメ、ラッカセイ、ツルなしインゲンなどマメ科と混植し、米ぬかと油かすを混ぜたものを補いながらなんとか野菜も菜園も育ってきております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/1a/a11e6dfd4440577149f5d6ab3a7ba895.jpg)
最後に鶏小屋を見てもらい、
食べ物が無駄にならず、鶏のエサになる仕組み、フンは踏み込み温床、堆肥など発酵に使え循環しております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/5f/59d45947ebc70148581ac5549c247864.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/5c/5415bbd5ba2d852ba6b228de76ac9c48.jpg)
ランチは、菜園の野菜やお米をメインに使い、ビッフェスタイルで行いました。
五感で自然観察してもらう最後は、味覚で味わってもらいました。
私も師匠たち同様自然観察が最も大切だと痛感しておりますが、自然観察を深めることはなかなか困難です。
というのは、自然に育った時、もっともよい姿の野菜がなかなかお目にかかれないからです。
野菜たちは、その場その場に合わせて育ちますが、自然に育つ理想的な姿であるかは別です。
自然に適った姿を観ておけば、そこを目指していけば、最低限のお世話で、素直に自然に育ってくれるので、とても楽しく、楽できます。
今回の見学会で私も多く学ばせていただきました。
次回は、今年最後の見学会、9/22(木・祝)です。
今回やってみてわかったのですが、30名が限界なので、30名先着で行いたいと思います。
自然菜園の9月の見学会のお知らせ
2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。