無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

柿酢づくりと冬ハウス

2016-12-13 11:34:32 | 自然菜園スクール
本日、の予報。




毎朝、天気の良い日は霜が降りております。

タマネギは、そんな天候の中着実に根を張っているようです。


土蔵の脇に、夫婦柿があります。

今、果樹の勉強研究中で、この柿の剪定はとても勉強になっております。

今年は柿が豊作で、干し柿も作ったのですが、食べきれないので、




食用の柿酢でも実が余ったので、農業用の柿酢を仕込むことにしました。

うちでは、育苗中と、野菜の定植などでストチュウ水を作る際に、酢を使いますから。
今後は、果樹の栽培で酢を使う機会が増えそうなので、今年は作る量を増やそうと思っておりました。

作り方は簡単です。
柿の木に、渋柿が甘く完熟するまで着けておいた柿を、へたを手で取り、ヘタのあった部分が下を向くように、樽に山積みします。


樽は、ハウスの中の一番温かい場所に置きます。




凍って溶けてを繰り返し、さらに柔らかくなったので、今日木でつぶしました。

柿酢は、柿の皮についている天然酵母菌で、柿の自身の甘味でアルコール発酵します。
その後、自然に酢酸発酵して、自然に酢になっていきます。

去年作ったお酢がある場合は、その表面にある酢酸膜をアルコール発酵後に投入するとスムーズです。




ハウスの中では、踏みこみ温床跡地で、タマネギとホウレンソウがすくすく育っております。


実験中のエンドウもプランタ―で育っております。

外は、寒く凍てつく時期ですが、ハウスは、昼間そこそこ温かいので、柿がうまく発酵してくれるといいなーと思います。

来年の秋には、お酢になってくれると思います。
時間はかかりますが、途中最低限のお手入れをすれば、勝手に酢になってくれますから。待ち遠しい限りです。


2017年の自然菜園スクールの募集は、12月末にはホームページで行えればと思っております。
来年は、新しい自給稲作コースの増設、自然菜園実践コースのバージョンアップなどお楽しみに~。



2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

来月新年一回目は1/11(水)は、18:30~長野市城山公民館で自然菜園講座です。
※1月は、いつもの第1水曜日ではなく、第2水曜日なのでご注意ください。

来年度の新春「これならできる!自然菜園入門講座~春準備編~」
1/11(水)-病虫害に負けない無農薬栽培の土づくり
2/3(水)-菜園プラン① 連作障害の出ないプランの立て方
3/2(水)-菜園プラン② 菜園プランを強化する
コメント (18)
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