本日、の予報。
昨日学研プラスさんから朗報が届きました。
皆様のお蔭で、『1㎡からはじめる自然菜園 』(学研プラス)5刷(累計15,500部)となりました。
この本は、初めての方や狭い畑の方でもすぐに実践でき、勉強をされ、実践している方からすると魔法のような切り口でご紹介できればと、
「野菜だより」(学研)さんの連載を1冊にまとめた本だけに、正直嬉しい限りです。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
この本が生まれたのは「自然菜園スクール」の入門コースでした。
月に1度の半日の学びで、すべての無農薬栽培のエッセンスを学びのはほぼ不可能でした。
この20年間の自然農法の学びや教えを凝縮して、伝えるのは難しい限りです。
そこで、今までとは色々な意味で、アプローチの仕方を変えてお伝えできるようになった方法を圧縮したのがこの本です。
なぜ、1~2㎡で3種類以上の野菜が連続栽培できるかを語ろうと思ったら、1年以上の教室が必要です。
その秘密は、菜園プランにあります。
今回は、その菜園プランについてご紹介したいと思います。
昨日、NHK出版さんの「やさいの時間」の見本誌が届きました。
この一年間の連載もあと3回で終了です。
「やさいの時間」はNHKテレビのテキストとして全国発売されています。
もちろん、私はテレビには出ておりませんが、この雑誌テキストに1年間連載させていただきました。
その内容テーマは、ずばり「根と草」です。
今回は、菜園プランの秘密について、初めて誌面でお伝えする内容になっているので、ちょっと難しい記述はございますが、是非参考にしていただけばと思います。
通常の菜園プランは、農家さんの輪作プランの応用といった内容が多く、連作障害や病虫害を避け、肥料の使いまわしを基本とし、どんどん野菜を輪作(ローテンション)で育てていく方法です。
ところが、この通常プランでは、2つの障害があります。
①農家さんのように広い農地や単作で育てる場合など3~5年単位で、単作(一つの畑に1つの野菜)で輪作(ローテーション)で育てるのはいいのですが、
少量多品目を狭い畑で育てる場合は、どうしても相性の悪い組み合わせや、連作障害など回避しながら、毎年同じ野菜を育てるのは困難になります。
②また、化学肥料のように、即効性があり、残留養分がほとんどなくなるような、農薬・化学肥料栽培であれば、
毎年耕して、リセットでき、施肥設計できるため従来の菜園プランが機能します。
ところが、無農薬・無化学肥料で栽培すると、有機物が数年にわたり残留し、じわじわ効くので、このプランでは、養分計算が合いにくくなります。
そこで、農薬・化学肥料を使わない、少量多品目の家庭菜園だからこそ役立つ菜園プランはないかと研究してきた結果、
草マルチしながら、果菜類⇒葉菜類⇒根菜類という「果⇒葉⇒根(かようこん)」プランが生まれました。
つまり、2年で戻って来て同じ野菜が育てられる究極の菜園プランになります。
その上、病虫害、連作障害を年々軽減できる工夫も盛り込まれているため、
年々、野菜が農薬を使用しなくても育ちやすくなるのも家庭菜園のための工夫です。
次の見開きのページには、その具体的なプランの仕方、
2年に一度なので、2か所で同じプランを育てることで、毎年同じ野菜を同じだけの量育てることができる工夫の仕方なども紹介されております。
また、最新の自然菜園の畝立ての仕方もご紹介しているので、これから自然に菜園を育てたい方は、畝立てにお役立て下さい。
私が一番得意なのが、菜園プランというのもありますが、
少量多品目の野菜を無農薬・無化学肥料で育てる場合、菜園プランが一番大切になってくると思います。
プラン次第では、年々育てやすく、美味しくなりますが、そうでなくなることも多いのが家庭菜園の問題だと思っております。
せっかく、キャベツを植えても、数年前に植えたジャガイモが隣に生えてきたら、まず結球しなくなるほどだからです。
土作りも、栽培技術も大切ですが、それ以上に菜園プランが一番大切かも知れいくらいの課題です。
是非、工夫して自分の菜園ライフと風土にぴったりの菜園プランを作る参考にしてみてください。
2017年の自然菜園スクールの募集は、12月末にはホームページで行えればと思っております。
来年は、新しい自給稲作コースの増設、自然菜園実践コースのバージョンアップなどお楽しみに~。
自然菜園スクール安曇野校の3月は、菜園プランと緑肥mix蒔きになります。
ちなみに、1月からの城山公民館講座も3回に分けて菜園プランをご紹介します。お楽しみに~
2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
来月新年一回目は1/11(水)は、18:30~長野市城山公民館で自然菜園講座です。
※1月は、いつもの第1水曜日ではなく、第2水曜日なのでご注意ください。
来年度の新春「これならできる!自然菜園入門講座~春準備編~」
1/11(水)-病虫害に負けない無農薬栽培の土づくり
2/3(水)-菜園プラン① 連作障害の出ないプランの立て方
3/2(水)-菜園プラン② 菜園プランを強化する
昨日学研プラスさんから朗報が届きました。
皆様のお蔭で、『1㎡からはじめる自然菜園 』(学研プラス)5刷(累計15,500部)となりました。
この本は、初めての方や狭い畑の方でもすぐに実践でき、勉強をされ、実践している方からすると魔法のような切り口でご紹介できればと、
「野菜だより」(学研)さんの連載を1冊にまとめた本だけに、正直嬉しい限りです。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
この本が生まれたのは「自然菜園スクール」の入門コースでした。
月に1度の半日の学びで、すべての無農薬栽培のエッセンスを学びのはほぼ不可能でした。
この20年間の自然農法の学びや教えを凝縮して、伝えるのは難しい限りです。
そこで、今までとは色々な意味で、アプローチの仕方を変えてお伝えできるようになった方法を圧縮したのがこの本です。
なぜ、1~2㎡で3種類以上の野菜が連続栽培できるかを語ろうと思ったら、1年以上の教室が必要です。
その秘密は、菜園プランにあります。
今回は、その菜園プランについてご紹介したいと思います。
昨日、NHK出版さんの「やさいの時間」の見本誌が届きました。
この一年間の連載もあと3回で終了です。
「やさいの時間」はNHKテレビのテキストとして全国発売されています。
もちろん、私はテレビには出ておりませんが、この雑誌テキストに1年間連載させていただきました。
その内容テーマは、ずばり「根と草」です。
今回は、菜園プランの秘密について、初めて誌面でお伝えする内容になっているので、ちょっと難しい記述はございますが、是非参考にしていただけばと思います。
通常の菜園プランは、農家さんの輪作プランの応用といった内容が多く、連作障害や病虫害を避け、肥料の使いまわしを基本とし、どんどん野菜を輪作(ローテンション)で育てていく方法です。
ところが、この通常プランでは、2つの障害があります。
①農家さんのように広い農地や単作で育てる場合など3~5年単位で、単作(一つの畑に1つの野菜)で輪作(ローテーション)で育てるのはいいのですが、
少量多品目を狭い畑で育てる場合は、どうしても相性の悪い組み合わせや、連作障害など回避しながら、毎年同じ野菜を育てるのは困難になります。
②また、化学肥料のように、即効性があり、残留養分がほとんどなくなるような、農薬・化学肥料栽培であれば、
毎年耕して、リセットでき、施肥設計できるため従来の菜園プランが機能します。
ところが、無農薬・無化学肥料で栽培すると、有機物が数年にわたり残留し、じわじわ効くので、このプランでは、養分計算が合いにくくなります。
そこで、農薬・化学肥料を使わない、少量多品目の家庭菜園だからこそ役立つ菜園プランはないかと研究してきた結果、
草マルチしながら、果菜類⇒葉菜類⇒根菜類という「果⇒葉⇒根(かようこん)」プランが生まれました。
つまり、2年で戻って来て同じ野菜が育てられる究極の菜園プランになります。
その上、病虫害、連作障害を年々軽減できる工夫も盛り込まれているため、
年々、野菜が農薬を使用しなくても育ちやすくなるのも家庭菜園のための工夫です。
次の見開きのページには、その具体的なプランの仕方、
2年に一度なので、2か所で同じプランを育てることで、毎年同じ野菜を同じだけの量育てることができる工夫の仕方なども紹介されております。
また、最新の自然菜園の畝立ての仕方もご紹介しているので、これから自然に菜園を育てたい方は、畝立てにお役立て下さい。
私が一番得意なのが、菜園プランというのもありますが、
少量多品目の野菜を無農薬・無化学肥料で育てる場合、菜園プランが一番大切になってくると思います。
プラン次第では、年々育てやすく、美味しくなりますが、そうでなくなることも多いのが家庭菜園の問題だと思っております。
せっかく、キャベツを植えても、数年前に植えたジャガイモが隣に生えてきたら、まず結球しなくなるほどだからです。
土作りも、栽培技術も大切ですが、それ以上に菜園プランが一番大切かも知れいくらいの課題です。
是非、工夫して自分の菜園ライフと風土にぴったりの菜園プランを作る参考にしてみてください。
2017年の自然菜園スクールの募集は、12月末にはホームページで行えればと思っております。
来年は、新しい自給稲作コースの増設、自然菜園実践コースのバージョンアップなどお楽しみに~。
自然菜園スクール安曇野校の3月は、菜園プランと緑肥mix蒔きになります。
ちなみに、1月からの城山公民館講座も3回に分けて菜園プランをご紹介します。お楽しみに~
2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
来月新年一回目は1/11(水)は、18:30~長野市城山公民館で自然菜園講座です。
※1月は、いつもの第1水曜日ではなく、第2水曜日なのでご注意ください。
来年度の新春「これならできる!自然菜園入門講座~春準備編~」
1/11(水)-病虫害に負けない無農薬栽培の土づくり
2/3(水)-菜園プラン① 連作障害の出ないプランの立て方
3/2(水)-菜園プラン② 菜園プランを強化する