現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座』オンライン動画サイト試験発信中~
本日、の予報。
台風が過ぎて、朝寒く12℃、昼間暑い28℃陽気になってきました。
稲刈りが今後順調になるように、しっかり乾いてほしいものです。
昨日、友人の稲刈りのお手伝いに行って帰ってきたら、玄関に荷物がつる新種苗さんから届いておりました。
現在、つる新種苗さんと共同で、無消毒種子での『自然菜園緑肥mix』の商品化を開発しております。
そのサンプルが秋用に注文した緑肥作物の種子たちと一緒に届いていたわけです。
今まで、毎年菜園教室でもブレンド比を変えていろいろ10年間実験を重ねてきました。
10年かけて開発した緑肥mixのレシピを拙著には、レギュラー(多年草)と市民農園(1年草)を公表しました。
レギュラー(多年草)は、毎年出てくるように、多年草と一年草をブレンドした永年用(2~5年)
市民農園(1年草)は、1年草をブレンドしてあるので、秋鋤き込んで、秋や春先に毎年播く、短期間で返す畑用です。
いずれも好評した基本ブレンド比の通り作れば、まず問題がない緑肥になるのですが、
1)赤クロバーを白クローバーに勝手に変更して播く方
2)手に入りにくい緑肥作物(量が多すぎる、取り扱いがない)を除いて播く方
3)小規模の菜園では種が余ってしまうケース
4)地域風土に合わせて、
5)農薬コーティング(消毒種子)のある緑肥作物が届いて、ショックを受ける方が多い
など報告を受けて、
ここ数年は、特注で各地の地域風土と地力を考慮してブレンドしておりましたが、実際大変だったことと、日本全国で緑肥mixそのものが欲しいというニーズが高まってきたので、
今回、つる新種苗さんと共同開発し、250g、500g、1㎏を2種類の『自然菜園 緑肥mix』開発中です。
50m(播幅12㎝)で約400~500gの緑肥mixの種子が必要なので、10mの通路の中央に1本緑肥mixを播くとしたら、5本分で500g必要だということになります。
今回届いたサンプルのは、2種類の『自然菜園緑肥mix』(レギュラーと市民農園用)の内、レギュラー500gでした。
拙著でも紹介している基本ブレンド(エンバク、オーチャード、クリムソンクローバー、アカクローバー)に、
さらに隠し味に、イタリアンライグラス、ペレニアルライグラスの厳選品種を混ぜたスペシャルブレンドになっております。
すべて無消毒種子なので、農薬コーティングがされておりません。
緑肥作物の多くが、立ち枯れ病対策や鳥やネズミの食害を避けるために、ピンクの着色がなされた農薬コーティングされているのが一般的です。
せっかく無農薬で家庭菜園や自給菜園やりたいのに、タネに農薬がついていたのでは、玉にキズといった感じが否めませんでした。
今回は、すべて無料毒種子でブレンドできたのもよかったです。
ただし、種子が無消毒なので、ただ播いただけですと、もしくは土をかけても露出していると、すべて鳥やネズミのエサになってしまい発芽しなくなるので、ご注意くださいね。
今回は、『自然菜園緑肥mix』をより有効に活用してほしいために、種を購入して下さった方に、説明書をつけることになりました。
といったポイントがわかる両面刷りのマニュアルと
つる新さんでもネットから購入できる自費出版の拙著『自然菜園ハンドブック』から
緑肥mixに関わる抜粋を
『自然菜園緑肥mix』とセットで販売することになりそうです。
販売は、レギュラーからつる新種苗さんのホームページより間もなく発売される予定です。
『自然菜園緑肥mix』は、各地のコムギを播く適期の1カ月前から1カ月間位播けるので、秋は、9~10月位が温暖地の目安になります。
春は、梅の蕾から開花が播種目安になるので、温暖地だと2~3月位が適期です。
この『自然菜園緑肥mix』の販売をきっかけに、より多くの方が農地が緑化され、害虫の天敵のオアシスになり、通路が固くならず、無農薬栽培で、野菜が育てやすくなってくれればと祈っております。
緑肥mixに関するご質問やご要望は、このブログのコメント欄にお寄せ下さいね。
また、販売後は使ってみた感想や困ったことなどもお寄せください。よりよく改善していこうと思います。
2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答
新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」
次回10/4(水)
・秋野菜の収穫のポイント?/ダイコン、カブ、サツマイモなどの収穫
・秋の土づくり/堆肥の造りと施し方、緑肥作物の導入法
・越冬野菜の定植・種まきのコツ/タマネギ、キャベツ、エンドウ、ムギなど
ちなみに、忙しすぎてご紹介できていない自負出版の菜園教室の公式テキスト『自然菜園ハンドブック』(自負出版)も農文協さんの「田舎の本屋さん」からネットでも書店で東京で唯一購入できます。
農閑期に入りましたら、改めてお知らせし、売っていただけるカフェ、ネットサイト、お店など募集し、なおネットからも買えるようにシステムを構築するつもりです。
現在農繁期なので、何もできておらず申し訳ございません。
現在、長野県松本にあるつる新種苗さんにも縁あって『自然菜園ハンドブック』を置かせていただいております。こちらからも購入できます。
※現在2店舗のみ販売中~