無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園スクール大月校 オプション見学会ツアー1泊2日(自給自足農園の作り方)

2018-08-01 06:48:49 | 自然菜園スクール

新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。

本日、の予報。
今日は、城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座開催日です。
8/1(水)夏野菜の延命法、秋野菜の真夏の種まき、定植のコツ「ニンジンとダイコン」



今日から8月ですが、7月から連日30℃越えで、なおかつ25日以上1mm以上の雨が全くないという大干ばつです。
今日は、10日前から施行してきた緊急灌水設備で、畝間灌水を12時間行い、ようやく最低限の保湿を保てそうです。

そんな暑くて雨がほとんどない中、野菜たちはけなげに育っているので、愛おしい限りです。

先日行われた自然菜園スクール大月校 オプション見学会ツアー1泊2日(自給自足農園の作り方)をご報告したいと思います。






1泊2日の見学会だったので、前日は交流食事会。

朝は、カマドのご飯で、自家製丹波黒豆醤油と有精卵のTKGでした。








最初は、講義で、自然菜園の基本的な体系説明と、自給農園の作り方、自給自足の暮らし方のヒント講座を先輩たちから学んで自分たちが行ってきた経験からお話ししました。


左のペットボトルは、緑肥作物を使って土壌改良を行った元田んぼの土。
右のペットボトルは、堆肥と耕運のみの土壌改良の元田んぼの土。

その違いは明瞭で、なぜ、緑肥作物を多用するのか一目でわかります。










全く雨がなかった時期だったので、いつもよりも多めの草で草マルチ。

草が伸びない位の大干ばつだったので、あえて草を刈らずに伸ばしておいたカヤなどが役に立ちました。




つづいて、トイレ型ミミズコンポストと鶏小屋。






山梨の方々に失礼かと思いましたが、育苗ハウス内での、ブドウ栽培の様子も見ていただき、ハウスの有効活用の仕方や無農薬果樹の実践状況を観てもらいました。




サツマイモが枯れるほどの大干ばつだったので、1週間前までに、川に水がほとんどなく田んぼへの水も乏しく、
川から直接汲みあげるほかなくポンプアップしてから、4泊5日の子供たちのキャンプに行った甲斐があり、野菜たちが根を深く張ってしのいでいる姿と、

自然菜園ならではの、ネギジャガ交互連作区や、連作区、そして今年の取り組みを観ていただきました。




また、無農薬・無化学肥料でも草がほどンど生えない田んぼの実際を観ていただき、自給自足の主食になるお米の自給田んぼの仕組みをお伝えしました。

自給をしようと思うと、自給用の田んぼで無農薬稲作をはじめることになりますが、
よくよく注意して行わないと、果樹、菜園の忙しい時期と稲作は時期が重なるので、手間がかかってしまい、また地域の草刈りや行事も多い時期なので、至難を極めます。

そのため稲作は、秋から春までにしっかり準備しておき、タイミングよく除草&抑草を短時間で行い、水管理に集中したいものです。

手間をかけた分稲が良く育つとは限らないのが無農薬稲作なので、自給稲作は、コツを抑えて行いたいものです。




3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

次回は、8/9(木)『稲刈りのタイミングと稲の診断』です。

場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定
です。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
7/4(水)梅雨の草対策、草マルチを極める、「ニンジンとダイコン」
8/1(水)夏野菜の延命法、秋野菜の真夏の種まき、定植のコツ「ハクサイとキャベツ」


お楽しみに~




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする