新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。
第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。
本日、のち。
梅雨時期の大干ばつがうそのように、現在2日以上晴れ間が続くことなく、ほぼの毎日。
さすがに、稲刈り前なので、田んぼが完全に乾ききれず、周囲の田んぼもコンバイン(重機)が入れられず困っている模様。
今回も工夫して、知恵出してみんなで稲刈りできるように考えて準備しております~。
先週に、自然菜園スクール「自然育苗タネ採りコース」前半(自家採種種洗い&発芽試験)、後半(育苗土の再発酵&温床で種まき準備)を行いました。
座学の大切さを感じております。
野菜には発芽温度、最適生育温度があり、出身地、品種改良の履歴を垣間見ることができます。
野菜は全世界から日本に平安時代~明治、現代と進化しながらやってきております。野菜の気持ちになれる講座を目指しております。
メロンの自家採種のつづきです。
かき出したメロンのタネは1~2日発酵させてから洗うようにしております。
水圧を活かして、一気にタネの周りの発酵したワタを分離させます。
また、スイカやメロンは糖度が高いので、ぬるま湯とタマネギネットで下洗いも欠かせません。
最後流水で水が澄むまで、短期間で洗いあげ、
遠心力を使って脱水、タオルを使って脱水させ、
半日、強い日差しか曇りや低温の時期は、扇風機で強制短期間乾燥を目指します。
自家採種した種が、長期間保存できるように、しっかりした洗い&乾燥はとても大切な業ですね~。
余った土や、使い終わったプランタ―の土、そしてあまり苗と草などで発酵させた「土ボカシ」もほぼ完成してきました。
完成した土が、完全発酵しているか、養分はどの程度もっているのか、pHはどれくらいか、保湿性など育苗に最適かチェックするために、
ホウレンソウ、カブ、ダイコンの種まきをして、発芽生育チェックを行います。
「苗半作」といわれる育苗技術(苗で生育の半分決まってしまう)。そして、
「品種に勝る着ずつなし」といわれる自家採種。この最強の組み合わせ、
「自然育苗」×「自家採種」で、どれだけ助かっているか。
自然菜園は、「お世話」(栽培)×「育土」(生き物も豊かな土と環境づくり)×「自然育苗」×「自家採種」ですね~。
どれも欠かせませんが、育土やお世話がままならないときは、「自然育苗」×「自家採種」の力でどれだけ助かるかわかりません。
昔は普通だった、自分の家でタネを採り、苗を起こす。
野菜の気持ちになれる「自家採種」(子孫繁栄)と「自然育苗」(子育て)の復活に貢献できればと思っております。
つづく
次回は、10/11(木)『堆肥づくり、田んぼの土づくり』
田んぼで生産される稲ワラ、米ぬか、モミガラ、畦草などを利用した自然堆肥づくり、ボカシづくりなど田んぼで草が生えず、稲が育つ土づくりを学びます。
田んぼの土の改良や田んぼの1年間の総合的な土づくりや堆肥づくりのゴールデンルールをご紹介します。
3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ
●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)
◆◇◆お知らせ◆◇◆
2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答
◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
10/3(水)秋の土づくり(堆肥や緑肥作物の導入法)、越冬野菜の定植・種まき。 比べて納得野菜講座「ネギとタマネギ」
11/7(水)冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、冬の米ぬか利用法、野菜の収穫・越冬保存のポイント・越冬野菜の越冬のコツ。比べて納得野菜講座「シュンギクとホウレンソウ」
12/5(水)2017年の菜園の反省を来年に活かす。比べて納得野菜講座「エンドウとソラマメ」
お楽しみに~
現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座』オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。
※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。