無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園スクール『自然菜園フルコース』春の自給自足の見学&水脈整備

2019-03-18 10:53:07 | 自然菜園スクール

自然菜園スクール2019 募集中~ 


【3月の講演・自然菜園セミナーのお知らせ】
1)3/2(土)新春・無農薬・自然菜園セミナー 第2回 「都会でもできる!自然菜園プランターの始め方」
2)3/6(水)長野(長野市)城山公民館『自然菜園入門講座』
3)3/14(木)長野(千曲市)戸倉創造館『無農薬無化学肥料で、できる!自給稲作入門講座』
4)3/16(土)17(日)自然菜園スクール【自然菜園フルコース】踏み込み温床など
 ※3/17(日)【自然育苗タネ採りコース】同時開催
5)3/21(木・祝)自然菜園スクール【自然育苗タネ採りコース】
6)3/23(土)自然菜園スクール【自然育苗SWコース】
7)3/24(日)自然菜園スクール【自然育苗タネ採りコース】
8)3/30(土)31(日)自然菜園スクール【自然菜園東京・大月校】

本日、

昨日、無事自然菜園スクール2019『自然菜園フルコース』無事開校しました。






今回初回でしたので、自己紹介をした後、
どのようなフィールドで1年間学ぶのか、私が、自給自足な生活をしているのか見てもらいました。


卒業生と制作した愛農カマドのご紹介や


自家製丹波黒豆醤油を見て


ミミズと浄化層で、大小の汚物が、堆肥と液肥に変化するトイレ型ミミズコンポスターのご紹介、


みんなで育てる耕した田んぼ、耕さない田んぼを見てもらい、


鶏小屋(旧)


キノコ栽培


などを見てもらってから、自給自足のミニワークを行い、みんなで夕食を囲みました。

2日目





このセミナーでは、1泊2日で行っております。

1日目で見てもらった愛農カマドで実際にお米を炊いて、鶏が生んでくれた有精卵で、自家製醤油で、生卵かけ朝食をいただきました。


うちの田んぼの脇にある畑予定地では、大雨や雪が積もると、水たまりが多発します。






2日目の午前中、なんちゃって水脈整備を行いました。

去年、「大地の再生」講座で、矢野 智徳さんから1年間一緒に講座をやらせていただきながら、大地の再生を学びました。

大地の呼吸が詰まっていると感じていたので、去年明渠を地元の元土建屋さんにユンボで掘っていただきましたが、
まだまだ詰まっていると感じたので、今回参加者と一緒にスコップで掘ってみました。


掘ると、赤茶けたはずの土が、詰まっているところでは、ねずみ色に変化してドブ臭いいわゆる息詰まりの土「グライ層」化していました。


去年ユンボで掘ってもらった水脈とつなげることができました。


(ビフォアー)水たまりが、


3時間後には、すーっと水が引けていました。

ここは、長年水を貯えやすい構造が発達してきた元水田だったので、野菜や果樹を植えようと思うと、根腐れしやすいところです。

そこで、今回追加の「水脈」掘りを行いました。

25m位の溝の効果はすごいものです。さらに土の中の呼吸が調ってきたと感じました。

来月は、桃の木をここに定植できればーと思っております。

★今回参加者の感想に、
「実際にやってみると、あっという間に水脈が掘れた!」
「ちょっとしたきっかけをつくるだけで、水が動いた!」
「実際に見て、やってみると楽しい。」など、頭だけでなく、身体と行為が一緒になった喜びが伝わってきました。


2日目の午後は、『自然育苗タネ採りコース』合同の踏み込み温床づくりでした。

明日のブログでご紹介できればと思っております。

自然菜園スクール『自然菜園フルコース』は、まだお席が空きがございます。
次回は、4/13(土)~14(金)です。
単発参加でも大歓迎なので、自給自足体験を一緒に行いましょう!
楽しいですよ~


自然菜園スクール2019 募集中~ 



◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答

「これならできる!自然菜園入門講座2019」が2019年1~3月は、土づくりと菜園プランの講座を以下の通り予定しております。

3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」

新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

4/ 3(水)-「キュウリのコンパニオンプランツ」「カボチャのコンパニオンプランツ」
5/ 1(水)-「トマトのコンパニオンプランツ」「ナスのコンパニオンプランツ」
6/ 5(水)-「ピーマンのコンパニオンプランツ」「トウモロコシのコンパニオンプランツ」

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。


お楽しみに~



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。

千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。



場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)



現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。

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