つづきです。
8/29(日)は、自然菜園スクール自然菜園見学会でした。
コロナ渦なので、直接現地参加者は10名限定で、そのほかの方にはオンライン参加でした。
去年からオンライン対応を試行錯誤した結果、かなりきれいな映像で、安定して配信できるようになりました。
また、録画を30日間視聴できることから、途中参加や当日参加できないけど録画動画を目的で参加する方などオンラインならではだなーと思いました。
年間4回ある見学会の今回3回目のテーマは、「持続できる菜園 自家採種」でした。
午前中は、座学で自家採種の基本~応用まで学びました。
・固定種と交配種(F1)、在来種の違い
・自家採種の3ステップ
・種の寿命と保存の仕方
オンライン参加者もリアルタイムで質問参加できるも特徴です。
直接現地参加者の自然菜園ランチBOXです。
コロナ禍でなければ、参加者全員で、わいわい言いながら旬の野菜を使った自然菜園ビッフェなのですが、
自家製の卵をつかった目玉焼きの乗ったガパオ弁当でした。
デザートは、自家採種した完熟サンマルツアーノで作った炭酸ゼリーでした。
今回は自家採種がテーマだったので、実際に昭和の固定種大玉トマトの5つの食べ比べをしました。
・ポンテローザ(当日赤いのがなかった)
・世界一
・栗原(千葉)
・三仏生(新潟)
・ファースト(愛知)
・昔トマト(オリジナル品種)
トマトは、自家受粉なので、自家採種しやすく、夏の菜園の華なので、是非自家採種して欲しくて、
実際に、ミニトマト「シュガーランプ」の自家採種の仕方を最後まで見学してもらいました。
アンケートで、実際の自家採種を見学できたと直接現地参加者からもオンライン受講者からも好評でした。
今回もボランティアスタッフのムタイさんのオンラインサポートで、全国に綺麗な動画をリアルタイム配信しながら録画もできました。
ビデオは、生徒さんでもあり、映像のプロ村上さんのご協力で、とても見やすいアングルからの配信が好評でした。
トイレ型コンポスターの詳しい解説
自給できる田んぼの育て方、大豆アズキの栽培法
自然果樹のリンゴ
ヤマブドウ
自家採種の中長ナス
追熟中のカボチャ
などいろいろ見学していただきました。
見学後、休憩をはさんで、質疑応答タイム
実際に観て疑問に思ったこと、気になったこと、理解を深め合います。
見学会は、実際の田畑を観ることで、野菜たちが雄弁に語ってくれます。
野菜は正直です。野菜が語る声に耳を傾けることが、一番の近道です。
なかなか最初から野菜の表情からすべてを理解するのは大変なので、最初は師匠や先輩方の田畑を見学させていただくと、
なんとなくですが、どのような状態がいい状態なのか、自分が目指しているところはどんなことかなどちょっとずつわかってきます。
私も師匠、先輩方の田畑からいろいろ学ばせていただき、今があります。
私も微力ながら、実際の自然菜園を観ていただくことで、野菜でつくる癒しのオアシス空間を共有できてよかったです。
次回は最終回
10月17日(日) | AM:自然菜園講座④「自給自足農園の作り方とは?」 PM:秋冬の自然菜園見学会 |
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自給菜園は3年計画が大切です。
まず野菜を育て、田んぼや果樹の両立、自分が自然と一体になって楽しく、安心安全な自給菜園を創って維持するテクニックとコツを見学していただこうと思います。