無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

【一般無料ブログ】自然菜園スクール『自然果樹コース』講義:自然果樹講座④(剪定) 実習:無農薬リンゴ・ブドウの収穫、ジュースづくりなど

2021-09-27 07:54:30 | オンライン自然菜園セミナー

★10月のお奨めオンライン自然菜園セミナー

10/16(土) 13:30~自然菜園根本講座「ニンニク」

10/16(土)自然菜園Q&Aセミナー ミニ講座「草マルチ(1)」 ※自然果樹のご質問も可能です。

10/17()自然菜園見学会 AM:自然菜園講座④「自給自足農園の作り方とは?」PM:秋冬の自然菜園見学会

他のセミナーや録画動画など詳しくは、自然菜園Lifestyleネットショップ

 

今年最後の自然果樹入門コースは、初めての独立させたコースだったので、ドキドキでしたが、

無事終了いたしました。

直接現地参加者に加えて、たくさんのオンライン参加もあり、来年もバージョンアップしてお届けできればと思っております。

果樹というと初めての方にとって一番の壁は、剪定(せんてい)だと思います。

また、「整枝剪定」する際に、「理想樹形」という育てたこともない果樹の樹形づくりもハードルが高いものです。

今回入門コースでは、それぞれの果樹の特徴を中心にする(各論)のではなく、

まずは無農薬でも育てる自然果樹の共通事項(総論)を4回に分けてご紹介、解説させていただきました。

 

剪定に関しても、自然果樹で最も大切な、根を育てるために、植物ホルモンを活かした剪定法、つまり、「道法style」での剪定の要点をご紹介し、枝を切ること=根を切ることなので、果樹を元気にしながら、実をつける方法をレクチャーしました。

 
果樹農家さんではお馴染みの農業機械「ハンマーモア」草刈り粉砕機のご紹介。
今回、縁あって、長年検討してきたハンマーモアを導入しましたので、まだまだ使いこなしておりませんが、
果樹園の緑肥草生栽培に維持に一役買ってくれそうなアイテムです。
 
落葉果樹は、無農薬栽培がまだまだ確立していない状況です。
草の刈り方も、常に刈るのではなく、部分的に刈り残すなどで、草生栽培の特徴でもある天敵共存できる環境を維持できるように草を刈ります。
 
収穫1か月前までは、あえて草を伸ばしておくと、秋雨や虫害対策に役立ちます。
 
奇跡のリンゴ!?無農薬リンゴです。
参加者で袋がけしたリンゴは、袋を外して日光に当たることで、真っ赤に色づきます。
まだまだ樹が若く、樹勢が大人しいので、実をたくさんつけることはできませんが、今年は、最後まではじめて収穫できました。
 
今後の課題は、いかに持続的に収穫できるようにするかです。
自然になる庭の柿や梅が隔年結果(1年おきに豊作になる)するように、実をつけた樹は、翌年非常に病虫害(特に虫害)が出やすいものです。収穫後、超ストチュウ水をかけてから越冬させるなど、今後の工夫を重ねたいと思います。
 
直接現地参加者全員でリンゴの収穫。
自分たちで袋がけをしたものが残っていない(落下)したり、ちゃんと最後までなっていることなど実感してもらいました。
スチューベン
シャインマスカット
 
収穫の仕方
 
コスズメ
 
葉を食べてしまう虫です。尾っぽをつかむと捕まえることができ、鶏さんの御馳走になります。
フンが落ちていると、その上にいます。
ハウス内で育てているので、対策として、昼間はドアを開け、夜は、寒冷紗で蛾が入らないようにしてからは、ずいぶん数が減りました。
(今いるコスズメは、ハウス内で越冬した残党です)
 
最後に、みんなで、ブドウ狩り。

まだまだ課題がいっぱいありますが、自然果樹(無農薬果樹栽培)が確立できるように、精進したいと思っております。

また、受講生のみなさまの実体験も色々教わって、みんなで確立できたらいいなーと思っております。

 

今後のご質問は、毎月行う自然菜園Q&Aセミナーで、野菜の他、稲作、果樹もご質問できますので、宜しくお願い致します。

来年度の募集が始まりましたら、またブログなどでご連絡させていただきます。

 

本年度1年間ご受講いただき、誠にありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。

 

コメント
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