無農薬・無化学肥料でも育てやすい固定種「自然菜園育ちのタネ」野菜の直販
※直売は、自然菜園Lifestyleネットショップで、2025年2月19日(水)10:00~ 3月末まで期間限定販売予定
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★直播もできる野菜
21.若緑地這(キュウリ)15粒 ×【50袋】発芽率 80%以上 ※オリジナル品種
(公財)自然農法国際研究開発センターの自然農法にむいた夏キュウリの品種。5~7月まで長期間播種可能。親ヅルの着果が少なく、子ヅルから収穫する枝成りキュウリ。葉は淡緑小葉で節間は短く、耐暑性、耐病性が強く育てやすい。
5月に育てる場合は、ティピー支柱で、通常のキュウリのように育ててもよく育ち、収穫しやすい。樹がコンパクトなので、プランターにも向いている。
夏まき(7月蒔き)や痩せ地や暑く乾燥する場合、直播で、畝全体に草マルチをして、地這キュウリの名の通りカボチャのように、地面に這うように育てることで支柱なしでよく育つ。
22.固定種バテシラズ(キュウリ)15粒 ×【50袋】発芽率 90%以上 (旧:自生バテシラズ)※オリジナル品種
こぼれダネから生まれた品種「自生えバテシラズ」
通常のキュウリよりも短く淡い極旨キュウリ
(公財)自然農法国際研究開発センターで今でも販売されている自然農法交配種(F1)「バテシラズ2号」。うどんこ病、べと病に強く耐暑性がありスタミナ抜群。長期収穫でき、直売から出荷用に最適品種。しかもとても風味がよく美味しいキュウリ。
交配種だったので、固定種にしたいと試みたところ、育てやすくなるが美味しさが失われるなど失敗を繰り返す中、たまたまこぼれダネの中から自然生えしてきたキュウリの中にやや小ぶりでたくさん美味しい実をつけてくれる株を見つけ、15年以上かけて選抜固定化してきたキュウリ。通称「固定種バテシラズ」。オリジナル品種で、品種名募集中。バテシラズ2号並に樹が大きくなるが実がたくさんつきやすいので、株間を80㎝以上空けて、しっかり草マルチして、どんどん小さなうちに収穫すると1株80本以上収穫可能に。
23.善光寺(キュウリ)15粒 ×【50袋】発芽率 80%以上 ※オリジナル品種
「善光寺キュウリ」(八町キュウリ系)
長野県の在来品種「八町キュウリ」の中でも、善光寺の盆地で育てられてきた系統。長さは20cm程度。一般の胡瓜と比べると短く太いのが特徴。皮が薄く肉厚、とても歯切れよく独特な風味で在来キュウリには珍しく生食用。少し大きくなっても種が入りにくいので、お漬物や皮をむいて餡かけなど煮ても美味しい。夏蒸し暑い盆地の系統で、暑さに強く、肥料少なめでも育つので、プランターなどにも最適。
『現代農業2024年2月号』品種選び特集:激夏で見えた品種の底力(農文協) で紹介させていただいたキュウリ。暑さに強くなるように選抜。
24.バンビーノ(ズッキーニ)12粒 ×【50袋】発芽率 80%以上
コンパクトで多収
大きくても果長15cmほどのミニズッキーニで、男の子の意味のイタリア語から「バンビーノ」。花数が多く、次々と果実が収穫できる。一般的なズッキーニより果実が柔らかく、香り豊かで色も鮮やか。果実を付けた花ズッキーニとしても利用可能。
花付きで楽しみたい場合は、5cmほどで収穫する。草勢はややおとなしいが、節間が詰まり、よりコンパクトな草姿で着果数が多い。収穫本数は一般的なズッキーニの1.5倍。
プランターや庭など狭い空間でも育てやすく、食べきりサイズ。柔らかくて美味しいミニズッキーニ。自然菜園などで育てやすいように、5年以上かけて低投入でも育てやすく、樹勢が強いものを選抜。初期は、10㎝以内でこまめに収穫し、樹を育てると、長期間収穫可能。たっぷり草マルチを行い、2株以上1m以内で育てると受粉良好。
25.コスタータロマネスカ(ズッキーニ)15粒 ×【50袋】発芽率 80%以上
イタリア伝統品種「コスタータロマネスカ」
イタリア伝統ズッキーニ。日本の一般的なズッキーニ比べ、しっかりとした食感で、荷崩れしにくく肉質が緻密で味がよく、切り口が星形になります。イタリアでは、花ズッキーニとしても有名な品種で、花の中に引き肉など詰めて調理する方法もあります。あまりズッキーニが好きでなかった私がほれ込んで、20年自家採種を重ねてきました。完熟すると重さ3㎏以上になります。未熟果を食べるズッキーニの自家採種は、以外にも難しく大きな実に株が耐えきらず種をつける前に樹が枯れてしまう、実が溶けてしまうなど失敗を繰り返しながら、ここ数年安定した生産がようやくできるようになり、ようやく販売できるようになりました。(笑)
他の固定種ズッキーニ、ブラックビューティー(深緑)やゴールドラッシュ(黄色)などの固定種は、つる新種苗さんで通年で販売しておりますので、そちらからご利用ください。
26.食用種子カボチャ(ペポ)12粒 ×【50袋】発芽率 70%以上
食用種子カボチャ
固い種皮がない
若採りすると丸ズッキーニとしても美味しい
日本で栽培されているカボチャは、日本カボチャ、西洋カボチャ、ズッキーニやそうめんカボチャなどのペポカボチャの3種類があります。ペポカボチャの仲間には果肉ではなく種を食べるカボチャが、ペポカボチャの一種「食用種子カボチャ」です。
ツルが広範囲に伸びるので、1株最低1㎡は必要です。タネが入る前の手のひらサイズの若い未熟果は、丸ズッキーニのように食べることもできます。黄色く完熟した実をたたき割ると、中から硬いからのない種子が取れます。乾燥した後、ローストするとパンプキンシードとして、おつまみやお菓子の材料として美味しくいただけます。
27.スイートダンプリング(ペポ)15粒 ×【50袋】発芽率 80%以上
スイートダンプリング
暑さ、寒さに強くツルがコンパクトなので、プランターやお庭でゴロゴロなるつるありペポカボチャ。小さな可愛らしいかぼちゃなので、1カ月位飾って熟成させた後全体をローストしたり、皮を剥いて四角にしてキャセロールや他のサラダに加えます。
28.バターナッツかぼちゃ(日本)15粒 ×【50袋】発芽率 80%以上
バターナッツカボチャとは、黄褐色や肌色のツルツルとした皮と、縦長のひょうたん形をしている南瓜です。長さは20~30cm、重さは500g前後。半分に切ると、下の膨らんだ部分に種が入っていて、果肉はオレンジ色をしています。南アメリカ大陸が原産といわれていますが、日本かぼちゃに分類され、暑さに強く、酷暑でもゴロゴロ実をつけます。12月まで保存でき、ねっとりとしたコクのある食感と甘味から、お菓子やスープはもちろん、バターでいためたりしても美味。
29.選抜清内路系カボチャ(西洋)10粒 ×【50袋】発芽率 75%以上 ※オリジナル品種
清内路系カボチャ
南信州 長野県阿智村の伝統品種「清内路(せいないじ)南瓜」。来歴は不明ですが、明治時代にアメリカから導入された「デリシャス」に酷似「デリシャス」は大正時代に長野県の奨励品種に指定されたいきさつがあり、当地に土着したものと思われる。 主に煮物として利用し、茹でると粉ふき芋のようにホクホクにほけます。 あまりにもホクホクでお茶などの水気がないと喉を詰まらせてしまうほど。
縁あって清内路カボチャの原種を分けていただき、ばらつきがあり、痩せ地で育ちにくかったので、自然菜園で選抜育成を10年以上行い、固定化に成功。1株に1~2個しか実らないが、あまりのポクポクで甘く美味しいため、スクール生で病みつきになる方多発。
30.ふかちゃんミニカボチャ(西洋)10粒 ×【50袋】発芽率 75%以上 ※オリジナル品種
1つ300g前後
ふかちゃんミニカボチャ
友人(深澤さん)の畑で自生していたミニカボチャをベースに8年以上選抜を繰り返し、ほぼ固定種のミニカボチャ。近年は食味第一で選抜しているので、自家採種する際は味を確かめてから自家採種してみてください。極たまに、皮に赤色がまだらに入ること(当たり)もあります。赤色が入ったものが最もおいしいことが多いので、当りです。
1株から数個畑の地力に応じて収穫できる。肥えた畑の場合、本葉5~6枚で摘心して小づる2~3本仕立てにするとゴロゴロ着果する。収穫後1カ月の追熟で完熟し、ホクホクの栗カボチャ。2カ月以上追熟保存すると肉質はねっとりと甘味とコクが増します。
31.選抜打木赤皮甘栗カボチャ(西洋)15粒 ×【50袋】発芽率 75%以上 ※オリジナル品種
加賀伝統野菜「打木赤皮甘栗」かぼちゃの形は円錐栗型で、果肉は厚く粘質で、しっとりとした味わいである。極早生で、着果もよくゴロゴロなる。食味も良好で果皮の朱色が鮮やかで、料理の彩りとして親しまれている。収穫後、1カ月追熟させて食べる。タネが入る前の未熟果をサラダやぬか漬けでいただくと美味しい。
昭和8年、金沢市打木町の篤農家・故松本佐一郎氏が選抜した品種。自然菜園で育ちやすい系統選抜を繰り返し、暑さに強いものを選抜。
32.選抜岐阜在来カボチャ(西洋)15粒 ×【50袋】発芽率 75%以上 ※オリジナル品種
幻の「岐阜在来」カボチャ
岐阜県北部に位置する高山市は県内でも有数の野菜の生産地! 高山市丹生川地域で栽培されている1本3,000円前後で取引される高級南瓜(宿儺かぼちゃ)。20年以上前に、縁あってスクナ系南瓜を有機農業の種苗交換会などで譲っていただいた5系統のカボチャから、自然農(不耕起・無肥料栽培)に向いた系統を選抜育成してきたもの。独特の細長い形状の西洋南瓜。皮が薄く、包丁でカットしやすく、甘みが強いホクホク系極上栗カボチャ。12月末まで冷暗所保存ができるのも有り難い。1株1~2本。
33.選抜ニューメロン(マクワウリ)15粒 ×【50袋】発芽率 75%以上
収穫間際のニューメロン
収穫後、追熟するとメロンみたい
うす黄白色皮のうす黄緑白肉の巾着の様な形状の果実。果重は400g~600g位で、たいへん豊産種。肉質は柔らかくやや粉質で芳香があり、糖度は13~15度前後と高く非常に美味しいメロンのようなマクワウリ。
キュウリのように支柱で育ててもよく、もちろん地這で育てると放任でゴロゴロなる。樹で、緑からクリーム色に変色してきたら、収穫し常温で数日置いておくと黄色味が増し、メロンのような芳香が漂ってきたらよく冷やして食べる。
34.ミニトウガン(冬瓜)15粒 ×【50袋】発芽率 80%以上
「ミニトウガン」
ズッキーニとピーマン、パプリカなどと異なり、自家採種がとっても簡単で、空き地に2株植えておけば食べきれないほどに育つミニトウガン。この品種は、通常2㎏を超える大きな実がつくトウガンですが、約1.5㎏前後と実が食べきりできる大きさで、真夏に育つが、「冬瓜」という名の通り、冬まで保存可能なウリ科植物。餡かけやスープ、鍋など煮込み料理に向いており、秋から冬にかけて重宝します。完熟すると実が毛深く素手だと痛いので、軍手で産毛をとりながら収穫します。温度を13~15℃、湿度を70~75%に一定して保てる冷暗所であれば、6カ月以上保存できるので、夏に採れるが冬食べることができるので、冬瓜。
肥えた畑の場合、本葉6枚目を摘心して2~3本小づるを伸ばすと、超豊作に。
35.琉球紫ササゲ(つるあり)10ml×【50袋】発芽率 75%以上
若さや収穫どき
完熟果
暑さに非常に強く生育旺盛で作りやすいササゲ。つる有種は葉の茂りが早く、日除けとしてオススメ。夏の豆類として柔らかい莢をインゲン豆と同様に利用。
インゲン、キュウリ、エンドウなどの後作として、5~7月播種できる。タネ採りや完熟果(豆)を収穫する場合は、間に合うように地域風土に合わせて蒔くこと。ミニトマトやトウモロコシ、オクラなど80㎝以上育ってから種まきすると夏野菜に絡みつき支柱が要らない。
36.宮古島黒小豆(つるなしササゲ)10ml×【50袋】発芽率 70%以上
「宮古島黒小豆」
宮古島か北海道でしか栽培されていない珍しい宮古島黒小豆。正確には、つるなし黒ササゲの一種なので、暑さや乾燥に強く、抗酸化物質「ポリフェノール」含有量が高く、健康食品。猛暑や干ばつに強く、我が家では大麦跡地などに食べられるマメ科の緑肥作物として活用しています。マメ科は、根に窒素を固定してくれる根粒菌を持ち、草生が強いため草を抑えてくれ、実は上に向いて着くので、完熟した順に茶色い鞘を数回に分けて収穫しやすく重宝しています。詳しくはこちら
37.島オクラ 5ml(約50粒)×【50袋】発芽率 80%以上
島オクラ
島オクラは、一般的な五角オクラと比べて丸い形状が特徴的なオクラです。沖縄や八丈島などで主に栽培されており、その柔らかさとほんのりとした甘みが人気です。角オクラが硬くなりやすいのに対し、島オクラは大きくなってもやわらかいため、収穫時期を選ばず長期間楽しむことができます。自然菜園で育てやすいものを10年以上育成自家採種したものです。
38.ハッピーヒル(自然農法稲) 10ml(約480粒)×【50袋】発芽率 70%以上
1つのタネから育つバケツ稲の場合
福岡正信がミャンマーの稲と日本の在来種の稲を交配して作った新品種、晩生種。自身にちなんで、ハッピー (福)ヒル(岡)と名付けました。お米の特徴は、穂が粟のようにモコモコとした稲。陸稲でも水稲でも育つ不思議なお米。1穂に通常品種は100粒に対して、ハッピーヒルは、200~300粒と豊作品種。粒は小さいが、お米を炊くと米粒は通常並に大きくなる。
元々モチ種でしたが、長野の気候に合わせて、早生を選抜育成した結果、ウルチ種になりました。休眠が浅く、催芽する場合、12℃の水温で5日間水を毎日交換する。
ハッピーヒルを陸稲やバケツ稲で育てたい方は、こちらのセミナー(アーカイブ録画販売中)をご利用ください。
他のアブラナ科と交雑しない!ので、自家採種の観点からいうと、通常のアブラナ科の菜花は、カブやコマツナ、他のアブラナ科と交雑しやすく、GM(遺伝子組み換え作物)汚染を拡大してしまいがちなので、隔離やネットが必要になるが、のらぼう菜は、染色体数が他のアブラナ科と異なるため、まず交雑しにくいことが嬉しい。
また、他の多くのアブラナ科の植物は自家不和合性という性質を持っています。これは異なる個体の花粉でしか受精できない性質のことです。つまり、1株だけ育てても種ができないのですが、のらぼう菜は、自家不和合性を持っていないので、1株でも自家採種可能です。
故金子美登(よしのり)さんから譲り受けたのらぼう菜を6年かけて、無肥料でも育つたくましい株を選抜して20年。
40.レッドロシアンケール(野菜ケール) 2ml(約400粒)×【30袋】発芽率 80%以上
レッドロシアンケール
菜の花も美味しい
自然菜園育ちのタネの秘密【自家採種の秘訣セミナー】 ↓
第3回:2月23日(日)『自家採種強化法(野菜の力を強化する方法)』
1.酷暑で教えてくれたナスの自家採種の重要性
2.自家採種を進めるための3ステップ
3.種の力を強化するために行うべきこと、避けるべきこと
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