本日、ときどき。
お気に入りの打木源助ダイコンも種が充実したので、いよいよ自家採種最終段階です。
打木源助ダイコンは、金沢の早生の青首短系ダイコンです。
とても育てやすく、きめも細かいため煮物などにむいております。
今回は、今まで育てていた火山灰土から新しい自然菜園の粘土の強い土に合うダイコン再育種するために、去年の秋に新しい自然菜園でそだったものから厳選し20本埋め戻しました。
しかし、冬の間埋めておいたら鹿にほとんど食べれれてしまい、残った2貴重な本から自家採種します。
生き残る運の良さも自然力の高い野菜の特徴です。
土の中の大根の部分は、すっかりミイラになっており、中身は空っぽで繊維のみがきれいに残っています。
自然に育てた野菜は、溶けにくくミイラになりやすい傾向があります。
ダイコンのタネは莢の中に5~6粒入っています。
莢がとても固いので、
土の上で、踏んだり、木槌で叩いて莢を割って種を出します。
叩いて割った莢から種と粉々になった莢を箕と風の力を借りて飛ばします。
きれいなダイコンの種が自家採種できました。
ダイコンは種子が大きくしっかりしたものが極上です。
種子が大きいと、発芽した双葉も大きく、その後の生育が良いからです。
新しい自然菜園で2~3年選抜を繰り返しながら自家採種を重ね、新たな地域風土にしっかり根を張る根性のダイコンに生まれ変わってほしいものです。
お気に入りの打木源助ダイコンも種が充実したので、いよいよ自家採種最終段階です。
打木源助ダイコンは、金沢の早生の青首短系ダイコンです。
とても育てやすく、きめも細かいため煮物などにむいております。
今回は、今まで育てていた火山灰土から新しい自然菜園の粘土の強い土に合うダイコン再育種するために、去年の秋に新しい自然菜園でそだったものから厳選し20本埋め戻しました。
しかし、冬の間埋めておいたら鹿にほとんど食べれれてしまい、残った2貴重な本から自家採種します。
生き残る運の良さも自然力の高い野菜の特徴です。
土の中の大根の部分は、すっかりミイラになっており、中身は空っぽで繊維のみがきれいに残っています。
自然に育てた野菜は、溶けにくくミイラになりやすい傾向があります。
ダイコンのタネは莢の中に5~6粒入っています。
莢がとても固いので、
土の上で、踏んだり、木槌で叩いて莢を割って種を出します。
叩いて割った莢から種と粉々になった莢を箕と風の力を借りて飛ばします。
きれいなダイコンの種が自家採種できました。
ダイコンは種子が大きくしっかりしたものが極上です。
種子が大きいと、発芽した双葉も大きく、その後の生育が良いからです。
新しい自然菜園で2~3年選抜を繰り返しながら自家採種を重ね、新たな地域風土にしっかり根を張る根性のダイコンに生まれ変わってほしいものです。
凄いですね~
打木源助大根、私も、来年こそは種取りしたい、と思っています(目標)
しかし自然栽培で草を増やすとコオロギも増え、これから種蒔きとなる大根や人参は発芽したら片っ端に食い尽くされてしまい困っています。
昨年は無事に育った株が少なく、食べるより自家採種に回してなんとかタネは確保できました。
ホントにコオロギには困っています。物理的にネットで囲うなどしか対策はないのですかね(>_<)
そいうですね。
失敗を恐れず、失敗を糧に、どんどん挑戦していってみてください。
自分の菜園用の種を育てる。楽しいですよ。
そうですね。
コオロギが増えると、それを食べるクモやカマキリ、カエルも住める環境が必要ですね。
根本的な対策は2つご紹介。
1)秋は遅まきに限る。
コオロギの赤ちゃんがたくさんいる時期は、まだ暑く、野菜の生育も高温障害で芳しくありません。
野菜は育ちにくい環境で、食べざかりの虫はたくさんいるという形になれば、被害が当然大きくなります。
遅播きにすると、寒くなって野菜も生育スピードが速く、食害よりも生育が速くなりますし、
虫も涼しくなると動きが緩慢化して、数も減っていますので被害はさらに減ります。
y債が育ちにくい時期に、虫のエサを作らないことです。
2)その上で、
自家採種すると種がたくさんありますから、たくさん条播きします。15cm位の鍬幅にばらまきといった感じです。
たくさん播くと生存率が高くなり、コオロギの食害を自然間引きと呼べるようになります。
そうですか、すごいですね。
確かに。若サヤは、ピリ辛のインゲンみたいで美味しいですよね。
タネ~どんなダイコンが育つか楽しみですね。
ありがとうございます。
今年の秋から、自然農法での自家採種に挑戦しています。
しかし、知り合いからは、「アブラナ科は自家採種なんて無理だからやめるべき!」とか言われます。
交雑しないように、どんな工夫をされているのでしょうか?
企業秘密でなければ、ぜひご教授願いますm(_ _)m
そうですね。
「アブラナ科は自家採種なんて無理だからやめるべき!」とは、よくよく知っている方か、「無農薬なんて無理だ」という常識的な方か存じませんが、
はじめからできる人はいませんし、自家採種を今までは各農家(お百姓)さんやってきたので、そんなに自家用であれば難しいことありません。
ステップ1
ダイコン複数本に支柱と防虫ネットで虫が入らないようにして、ネット内で隔離、風媒で自家採種。
ステップ2
ダイコンを20本以上栽培し、よいダイコンを10本ほど選んで植え直し、ステップ1のように交雑を避けて自家採種
ステップ3
ダイコンを30本以上栽培し、並べて中間サイズの形が良いもの、病虫害に会っていないものを20本植え直し、ステップ1のように交雑を避けて自家採種。その際に最初に塔立ってきた2~3本は間引き、塔立ちにくい品種を選抜する。
と自家採種にもいろいろなレベルやレベルアップのためのステップがあります。できるところからやってみましょう。
アドバイスありがとうございます。
大根を自家採種されてる方はいらっしゃいますし、出来るからやってらっしゃる訳で(笑)
なるほど、ネットで虫が花粉を運んでこないようにするんですね。
自家採種して、その土地にあったタネに育てていくのが固定種の強みだと思うので、何としても自家採種したいんです。
まずは、ステップ1からやってみます。
ありがとうございます。
そうですね。
遺伝子組み換え作物(GM)の自家採種は細心の注意をしないと、逆にGM汚染の加害者になりかねません。
少しずつ、できる範囲でお互い自家採種していきましょう。