無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

【定番】大雨の日の後のちょこっと野良仕事「自然観察&水脈のメンテナンス」

2021-02-16 10:10:05 | 日々の自然菜園

【お知らせ】自然農法センターの三木さん登場!「自然稲作スペシャル」ご案内

2/24(水)18:30~20:30【ZOOM配信】
『食味検定を活用 無農薬・無化学肥料の自然農法で、 安心安全、美味しいお米を育てるコツ』



昨日は、全国的に大雨で、我が家でも25㎜以上の大雨の一日でした。

うちはクン炭を焼くために掘った穴を見れば、どの程度雨が降ったのか、排水できたのか覗き穴になっております。


周囲の一般的な田んぼは、結構水たまりが目立ちます。


裏の川もチェック。山と田んぼと川と海はつながっていると思います。




我が家の田んぼも粘土が強いので、通常であれば、雨で水たまりができるのですが、
ブログの冒頭でご紹介したYouTube動画にもあるように、排水のためにL字に明渠掘ってあるので、水たまりはほとんどなく、明渠が完成してから、ずいぶん水はけのよい田んぼを実現できました。

春先に、どれくらい排水が良いかで、お米の育ち、草の生え方がずいぶん変わるので、とても重要視しているので、
この3年間の雨の日の後の野良仕事「水脈のお手入れ」がほとんどいらないくらいです。


今年で3年目の小麦畑は、まだまだ明渠が完成していないため、日頃の水脈メンテナンスが必要です。


明渠の詰まりや高低差がまだあり、スムーズに水が抜けないので、


雨の後、三角ホーなどで、水が抜けるように、ちょこっと掘ってあげたり、水脈をつなげてあげる必要があります。




メンテナンス後は、水脈がつながるので、スーと水が排出されるようになるので、午後には、小麦畑の水たまりはなくなると思います。

元田んぼの小麦畑なので、約15~30分の見回り水脈メンテナンスなのですが、
ちょっとしたことですが、3日間水没してしまうと小麦の根が腐ってしますので、大切な野良仕事です。

水が停滞せず、流れていれば水没しても根腐れしないのですが、
停滞し、日中暑くなったり、夜凍ったりするとさすがに小麦が消えてしまいます。


鹿に突破されたので、先日、長野ボランディアスタッフと鹿対策を強化し、小麦の食害を未然に防止したいです。




大雨の後の見回り&水脈メンテナンスついでに、鶏にエサをあげ、外に解放してあげました。

田畑の整備は、3年計画で、1年目は、大工事(手術)。2年目は、そのメンテナンス(リハビリ)、3年目は完成にむけて2年目で見つかった周囲の改善です。
3年かけて徐々に完成に持っていくことで、完成度が高くなるので、その後のメンテナンスはとても手軽になるので、日々のメンテが大切です。

事後報告

午前:ビフォアー

午後:アフター(6時間後)
コムギの水たまりは引き、周囲はまだ水たまりが少しある状態


自然菜園スクール2021 
いよいよ今年度の募集がはじまりました。
今年はほぼ全コースオンライン対応です。

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