本日、のち。
今日は雨が降る前の午前中、友人たちの援農の御蔭で、種採り用のトマトの雨よけトンネルの設置ができました。
通常のトマト栽培には、雨よけをせずに育てているのですが、自家採種するためには、多少の施設があった方が無難です。
年々、新たな虫の動きが出ているので、毎年工夫しながら安定して無農薬で自家採種する方法を試しております。
新戒青菜です。
(公)自然農法国際研究開発センターの有料配布のコマツナ類の一種で、うちの定番葉もの野菜です。
コマツナは、ツケナ類(ノザワナ、チンゲンサイなど、アブラナ科の非結球葉菜の総称)の一種で、江戸時代初期に現在の東京都江戸川区小松川付近で、ククタチナ(茎立ち)を品種改良して栽培され始めたといわれています。
将軍吉宗の鷹狩りの際に献上され、そのときに地名から「小松菜」の名がつけられた、といわれています。
今は、従来の小松菜に、ターサイなどいろいろな野菜が交配された野菜がコマツナとしてして出回っているのが現状です。
うちでは、無農薬無肥料で育てやすく、美味しいので、新戒青菜が春秋に育てています。
今年は、越冬したコマツナに写真のように寒冷紗(ネット)をかけて、自家採種しました。
ツケナ類は、蜂などの虫媒によって、花粉が他家受粉されので、他のアブラナ科のツケナ類があると簡単に交雑してしまい、
そのまま自家採種すると異なる野菜になっていってしまうので、
ネットなどで隔離して他のツケナ類の野菜の花粉が運ばれないように工夫します。
越冬し、塔だってくると、
ネットの中で花が咲き、
2カ月もすると半分以上枯れてくるので、
枯れてきた鞘を根元で刈りとり、
大きなタライなどで受け、
直射日光が緩和される状態で、乾燥させると、
鞘の中に、種子が結ばれ、自家採種できます。
ネットで囲む(隔離する)ことを除けば、さほど難しくない自家採種です。
今では、タマネギ以外の野菜は、ほぼ自家採種できるようになりました。
タネから育て、タネを採り、また栽培すると、無農薬栽培がしやすくなるような気がします。
きっと自分の菜園で、育ったタネが、環境を学習し、自分の菜園にぴったりのタネになってくれるからだと思います。
自家採種は、楽しいです。
明日は、長野市に出張し、2つのずくなし家庭菜園教室です。
『土から学ぶ~永続可能な自然菜園講座・春夏秋冬~種まきから種とりまで』(全4回)夏・第2回・7月6(金)7(土)8(日)日@森の家
講義・夏野菜の栽培Q&Aと秋野菜の栽培について
実習・夏野菜の手入れ(春蒔き小麦の8月収穫)、草マルチ、ニンジンの種まき、ダイズの土寄せ、調理・間引き野菜サラダ作り
単発でも参加できます。
Azumino自給農スクール
育苗コース、田畑コース、畑コース、田んぼコースを選べます。
「無農薬・ずくなし家庭菜園講座」
カルチャーセンターをはじめ3つの講座。
メルパルクカルチャー、城山教室(長野市)は、7月4日(水)、
NHKカルチャーは、7月11日(水)です。
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今日は雨が降る前の午前中、友人たちの援農の御蔭で、種採り用のトマトの雨よけトンネルの設置ができました。
通常のトマト栽培には、雨よけをせずに育てているのですが、自家採種するためには、多少の施設があった方が無難です。
年々、新たな虫の動きが出ているので、毎年工夫しながら安定して無農薬で自家採種する方法を試しております。
新戒青菜です。
(公)自然農法国際研究開発センターの有料配布のコマツナ類の一種で、うちの定番葉もの野菜です。
コマツナは、ツケナ類(ノザワナ、チンゲンサイなど、アブラナ科の非結球葉菜の総称)の一種で、江戸時代初期に現在の東京都江戸川区小松川付近で、ククタチナ(茎立ち)を品種改良して栽培され始めたといわれています。
将軍吉宗の鷹狩りの際に献上され、そのときに地名から「小松菜」の名がつけられた、といわれています。
今は、従来の小松菜に、ターサイなどいろいろな野菜が交配された野菜がコマツナとしてして出回っているのが現状です。
うちでは、無農薬無肥料で育てやすく、美味しいので、新戒青菜が春秋に育てています。
今年は、越冬したコマツナに写真のように寒冷紗(ネット)をかけて、自家採種しました。
ツケナ類は、蜂などの虫媒によって、花粉が他家受粉されので、他のアブラナ科のツケナ類があると簡単に交雑してしまい、
そのまま自家採種すると異なる野菜になっていってしまうので、
ネットなどで隔離して他のツケナ類の野菜の花粉が運ばれないように工夫します。
越冬し、塔だってくると、
ネットの中で花が咲き、
2カ月もすると半分以上枯れてくるので、
枯れてきた鞘を根元で刈りとり、
大きなタライなどで受け、
直射日光が緩和される状態で、乾燥させると、
鞘の中に、種子が結ばれ、自家採種できます。
ネットで囲む(隔離する)ことを除けば、さほど難しくない自家採種です。
今では、タマネギ以外の野菜は、ほぼ自家採種できるようになりました。
タネから育て、タネを採り、また栽培すると、無農薬栽培がしやすくなるような気がします。
きっと自分の菜園で、育ったタネが、環境を学習し、自分の菜園にぴったりのタネになってくれるからだと思います。
自家採種は、楽しいです。
明日は、長野市に出張し、2つのずくなし家庭菜園教室です。
『土から学ぶ~永続可能な自然菜園講座・春夏秋冬~種まきから種とりまで』(全4回)夏・第2回・7月6(金)7(土)8(日)日@森の家
講義・夏野菜の栽培Q&Aと秋野菜の栽培について
実習・夏野菜の手入れ(春蒔き小麦の8月収穫)、草マルチ、ニンジンの種まき、ダイズの土寄せ、調理・間引き野菜サラダ作り
単発でも参加できます。
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育苗コース、田畑コース、畑コース、田んぼコースを選べます。
「無農薬・ずくなし家庭菜園講座」
カルチャーセンターをはじめ3つの講座。
メルパルクカルチャー、城山教室(長野市)は、7月4日(水)、
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去年オクラが大きくなりすぎ枯れたたものを取っておいて種をまきましたが、全く芽が出ませんでした。
からからになるほど置いておけば種が取れるのではないのでしょうか?
レッドクローバーやクリムソンクローバーは
刈り倒してあちこちに置いたらたくさん花を咲かせているのに野菜は難しいのでしょうか。
じゃがいもなのですが、もし、収穫時期の目印や収穫のコツがあれば教えてください。
あと、じゃがいもの花は咲いたら摘み取るものなのでしょうか?
近所の方に「早く摘んだほうがよい」とコメント
をいただきつつ、かわいらしくてそのままにしています…じゃがいもの気持ちが分かれば教えてください(笑)
あと、昨年ミニトマトをプランターで栽培したところ、実の先端が黒っぽいものができてしまいました。水不足などの原因があるのでしょうか?
ミニトマトのわき目ですが、一番花の下の立派なわき目は残しましたが、それより上のわき目はどんどん切ってもいいのでしょうか?
過去のブログをすべて振り返ったわけでないので、質問がかぶってしまっていたらゴメンナサイ。
お忙しいことと思いますが、よろしくお願いいたします。
自家採種には難しい野菜、そうでもない野菜があります。
種がこぼれて自然に生えてくるような野菜、
シソ・ミニトマト・ルッコラ・カラシナ・オカノリ・エゴマなどが自家採種しやすく、
それらの野菜は野性味が残っています。それに対して人の手で品種改良を重ねてきた野菜や、日本の風土に合わない野菜も自家採種しにくいものです。
まずは、自家採種しやすい野菜の種採りからはじめ、徐々に自家採種のコツを学びながらやっていくと、自家採種しやすくなりますよ。
習いながら慣れていく感じです。
ちなみにオクラは、花が咲いてから40日以上置いておき、サヤが枯れ褐色になり、縦に亀裂が割れてくるまで樹につけておく必要があります。
私の場合、8月の上旬に、よく実のなる美味しく丈夫なを選び、実をつけます。
その後、その実の上にが生えてきたらどんどん食べて、実を霜が降りてるまでしっかり熟させます。
また、雨が多い地域では、タネの中にカビなどが入りやすいので、採種後サヤを割りカビの生えていないものを選びます。
意外と硬くなってもタネに生命が宿るまでに1カ月以上かかるのがオクラの自家採種のポイントです。
失敗しながら、毎年1つずつ自家採種していくと無難ですよ。
1)ジャガイモの収穫は、通常、葉が半分以上枯れてきたら、新ジャガの収穫になります。
ジャガイモは茎が肥大した芋なので、光を当てると緑になりえぐくなります。
また、あまり早く掘ると傷みやすく保存も効きません。
私も実験したわけではないのですが、ジャガイモの品種によっては、花をそのままにすると実をつけてしまうものがあります。
ミニトマトみたいな実をつけてしまう品種は確実に花を取ってしまった方が、収量がよくなる傾向がありますよ。
2)ミニトマトの実の下が黒くなる病気は、一般的に「尻腐れ病」といい、カルシウム欠乏症の現れです。
お使いの土にもよりますが、プランターの土にカキガラ石灰など有機石灰を一握り混ぜておくと予防できますよ。
3)ミニトマトのわき芽を花の下大きなものを残したということは、2本に仕立てているということでしょうか?
大まかなことをいえれば、2本仕立てにした後の、上部に生えてきたわき芽はすべてかき取って大丈夫です。
トマトはミニ、中玉、大玉によって育てる難易度が上がっていきます。
ミニトマトは、2~3本丈夫な太い枝を残し、それ以外の枝がでないようにわき芽をかき取ってあげます。
新潟は強雨でした。
「年々、新たな虫の動きが出ている」というのは、
たとえばどんなものがあるのでしょうか?
虫のこと、もっと知りたいです。
新潟も豪雨でしたか。
安曇野も結構降って今までの分一夜で降った取り戻した勢いです。
虫についてはここ3年で、種類も出かたも変化しました。
今年は、今まで出なかったトホシテントウ虫がキュウリで大発生しました。
ナナホシテントウ虫に似たウリ科の野菜を葉や実をかじる虫です。
またタバコガの出るのも、トマトが第3~4花房ではなく、2~3花房の時と早まり、
種類も多く、出る時期も変わってきています。
天候の変化は、そのまま自然界の変化です。
虫の知らせは、無視できません。
じゃがいもは、現在、キタアカリとアンデスレッドを植えていますが、花を取る方が無難なんですね。やってみます。ただ、葉が枯れる前に、イノシシ君に先を越されて収穫されてしまいました(笑)残っているものが、いい時期に収穫できますように!
トマトは、プランターでミニトマトにチャレンジしています。2本仕立てにするつもりです。かわいらしい実をつけ始めたので、その上のわき芽もとってみようと思います。
わかりやすいアドバイスありがとうございました。
どういたしまして。
コメントでの質問は大歓迎です。
イノシシなど獣は、美味しいものから食べていきます。
無事収穫できますように