無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

聖護院ダイコンの収穫&土中保存 ※ネズミ対策(ジャガイモ保存も)

2017-12-01 08:21:12 | 日々の自然菜園

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本日、ときどき


先日、晴天がつづき、暖かい日の午後に最後のダイコン、聖護院ダイコンを収穫しました。




うちで育てている秋冬ダイコンは早生の「打木源助ダイコン」、中生の「耐病総太り系ダイコン」、晩生の「聖護院ダイコン」です。

早生の「打木源助ダイコン」は、生育が早く、小さく太いので、早採りでき、サラダやおでんと幅広く使えますが、スが入りやすく保存にはむきません。

中生の「耐病総太り系ダイコン」は、いわゆる青首ダイコンなので、オールマイティーに調理でき、保存性もありますが、青首ゆえに、地面から突出した部分が霜にやられやすく11月末まで畑に置いておくと保存性が悪くなります。

晩生の「聖護院ダイコン」は、生育が遅いですが、きめ細かく、お漬物や煮物に最適で、12月上旬位まで畑に置いておいてゆっくり生育します。
3つの中では一番寒さに強いダイコンです。




収穫後に、葉っぱを生長点から上で切り取り、葉と根を分けることでいずれも美味しく保存性が高くなります。

食べきれない元気な葉の多くは、鶏のエサになっております。
黄色い葉は畑に戻して草マルチに重ねます。






去年は、雪の下の土中でネズミがダイコンやらニンジンやらを食べて、自家採種もままならなかったので、今年から金網保存にもどりました。

金網でネズミが入る隙間をなくし、土に埋めます。

ダイコンを逆さまに置いてから土をかけるとよりよいです。
さらにに焼きたての臭いが強いクン炭やも木酢液も薄めてかけておくとよりよいでしょう。


最後に、ワラを載せておき、土が凍みるのを緩和します。

写真はないのですが、近所にネズミホイホイが設置してあります。


ついでにコンテナの中で、ゆっくり乾燥を進めていた秋ジャガイモを段ボールに入れて、光が入らないように凍らないようにします。

ジャガイモもダイコンも春に野菜が乏しく、5月中下旬まで野菜が食べられないので、保存する方法です。

追肥や補いを控え、できれば無肥料でゆっくり野菜を育て、野菜そのものの保存性を高めた上で、
水分量を制限し、保存に適した状態で保存すると5月まで保存が効くのでありがたい限りです。

今年は、秋ジャガが妙に大きく豊作でした。
元々田んぼだったので、水はけが悪くジャガイモの生育がいまいちでしたが、ようやく4年目にしてネギジャガ栽培が本領を発揮してくれたのかと思います。



2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」

◆次回 12/6(水)
・冬の土づくり/クン炭づくり、3種類のクン炭
・土壌分析を活かした土作りのコツ
・今年の栽培の反省と改善のアドバイス

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