現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座』オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。
※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編もアップグレードできました。
本日、。
先日、晴天が続いたとても温かい日に、コンニャク芋掘りと行いました。
コンニャク芋は、大きな芋になるの3~4年かかります。
一番左が4年もの。一番右が1年物です。
コンニャクは、関税率が900%以上と、米以上に関税が高い作物です。それくらい輸入されると大打撃の長期作物になっております。
(他国では食べないので、輸入できるとなると国産が太刀打ちできないわけです。)
うちでは、コンニャク芋は私の好物なので、畑の隅で、イノシシよけも兼ねて育てています。
今年は、長雨にもかかわらず豊作でした。
これはコンニャク芋の周辺にできる赤ちゃん芋で、「生子」と呼ばれ、これを一年育てると右端のような丸い1年芋になります。
傷みやすいので、タマネギネットに入れて、土深く埋めておきます。
今年は、自然菜園4年目ということもあり、ネズミの被害はほとんどありませんが、被害が出るほどに増やしたくないので、久々に塩ビパイプでネズミ獲りを設置しました。
ネズミ対策の塩ビパイプには、水が入っており、ワラなどをかけておくとどんどん溺死していってくれます。うちではネズミホイホイと呼んでおります。
コンニャク芋自体はネズミは食べませんが、周囲にネズミの穴があったので、生子用に掘った深い穴を活かして、この冬に数を減らしたいところです。
コンニャク芋は連作障害が出やすく、2年以上育てると、病気で枯れてしまった経験から、冬の間はネギを植えておくのが最近の定番です。
ネギを植えて、余った堆肥とクン炭を入れて土寄せしておき、余ったワラをかけておくと、後作のコンニャク芋は無肥料で土寄せとワラマルチ&草マルチでよく育ちます。
ネズミホイホイもワラをかけてネズミさんたちを誘致します。
自然菜園では、自然と共生したいので、ネズミを全滅させようとは思いませんが、野菜にちらほら被害が出るようでは、3年後にネズミ天国になる恐れがあるので、被害が出ないように天敵を増やしつつ、冬場の畑に入らないネズミの繁殖期(ネズミが増える期間)に、少しでも増えないような工夫(越冬させにくくさせる、餌付けさせない、数を減らすなど)をします。
家も川も近くにあるので、家ネズミ、畑のネズミ、モグラもいろいろいます。
天敵だけで何とかしようとしても、耕さない畑は、絶好の繁殖越冬地なので、本格的な冬が来る前に、工夫が必要なわけです。
2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答
新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」
◆次回 12/6(水)
・冬の土づくり/クン炭づくり、3種類のクン炭
・土壌分析を活かした土作りのコツ
・今年の栽培の反省と改善のアドバイス
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