無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

半農半Xシンポジウムを終えて(小冊子づくりへ)

2010-02-09 11:33:10 | 出張菜園教室
本日、

もう一昨日ですが、半農半Xのシンポジウムが無事終わりました。
たくさんのご参加ありがとうございます。

昨日は塩見さんと安曇野のスポット案内後無事、帰宅されました。


なんと、参加者が予想よりも多く100名を超えました。
年代、性別、出身もさまざまな集まりで会場に活気がありました。


会場の後ろには、「集まれ!安曇野の半農半Xの仲間たち」と銘打ち、
自己紹介パネルや展示物、チラシが集まりました。

安曇野には、たくさん面白い人や、興味深いことをやっている人がたくさんいます。
ところが、横の交流はあまりなく、みんなの活動が点でした。

今回のシンポジウムで、半農半Xという横糸が織り込まれ、点が面に。
面が、立体に結び∞つながればと思い企画しました。

今日参加してくれた方の中には、著書を持つ方も多く、そんな半農半X人を集めた小冊子を作りたいと思っております。

塩見さんは「自己紹介は、平和を作る」といっていました。

自己紹介をすることで、お互いを知り合うことが大切。
戦争は、お互いの主張を聞かずに行われてしまうからです。


塩見直紀さんはとても謙虚で、柔らかく、言葉を大切にする方でした。

半農半Xが、半分だから中途半だということではなく、
半農で、自然とつながり、半X=天職で自分の中の自然とつながることをはじめると、
「自分らしさを活かして生きていくことができる」ということだと思いました。

質問者とのやりとりも面白かったです。


いよいよ自分の半農半Xの事例発表でした。
与えられた時間は10分。半農半Xを見つけて4年目。
Xを探し始めて8年目でしたので、長かった自分探し。
そんな自分をありのまま発表したかったので、緊張しました。


JAにお勤めの池田さんの発表は、15分。
とても話慣れた方で、まるでベテラン政治家の演説のようで力強く時間通りに終えるました。
すごいと思いました。


3部は、「ワールドカフェ」形式の参加者も加わりました。
「ワールドカフェ」というとはじめて聞く言葉ですが、6人程度に集まって輪になり自己紹介&座談会を3回しました。

「ワールドカフェ」もともと、会議室を出た後、コーヒーブレイク中にいいアイディアなどが雑談からでてくることに注目して、
はじめからカフェのように話し合えば?というものです。

今回、塩見直紀さん来てくれたことで、今まで点や線で活動していた人が集まり、
結び∞つながったように感じました。

半農半Xのいいところの一つは、Xが対立を生まず、コラボできる点です。
X=天職と考えず、自分が役に立つことで人と結ばれることは、無限大∞です。


19時からは、場所を「安曇野地球宿」に移し、一品持ち寄り形式で、
30名余りの参加者が、深夜遅くまで熱く語りました。

『安曇野の半農半Xの仲間たち』の小冊子づくりが始まります。
今からみんなで作る冊子が楽しみです。
できた際には、このブログでご紹介しますね。


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2/21(日) 3/14(日)オープンセミナー『無農薬栽培の法則』
『無農薬栽培の土作り・菜園プランの作り方』


今年で、3年目の無農薬栽培ための公開講座。
無農薬栽培の基本から応用はもちろん、家庭菜園からプロまでよく失敗するポイント、改善策をわかりやすく解説します。
無農薬栽培共通のポイントを学びながら、菜園計画も立てるポイントを教えます。

これから家庭菜園をはじめたい方、無農薬栽培が初めての方、
ご自身のやり方に疑問・質問がある方、当日、質疑応答の時間がございます。
日頃わからないことや、相談などをお持ちください。

『Azumino自給農スクール2010』の案内もご紹介します。

日程:2月21日(日)、3月14日(日)※両日内容は同様です。

時間:13:30~15:30(開場13:00~)
13:30~14:30 無農薬栽培の土作り・プランの立て方
14:30~15:30 質疑・応答

会場:三郷農村環境改善センター(安曇野市三郷温2267-2)
    会場の 0263-77-8088
※Googleマップ検索で「三郷農村環境改善センター」で簡単に見つかります。

参加費:500円(会場費)
参加方法:予約不要(当日、直接お越しください)
※駐車場がございます。

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あずみの自然農塾2010(4期生募集中)
毎年キャンセル待ちをいただいている入門編。
 信州安曇野の自然の中、一年を通じて自然農を学び、
 自分の畑で作物を作り いのちの営みを感じてみませんか?
 開催日程:2010年3月~12月の全10回(1泊2日型)
http://www.ultraman.gr.jp/sizennou/2010azuminosizennoubosyuyoukou.htm
 

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いよいよ半農半Xシンポジュウム!!イブイブ(前々日)

2010-02-05 20:04:34 | 日々の自然菜園
本日、
最後の半農半Xシンポジュウムの打ち合わせ、準備のため会場(信濃教育会 生涯教育センター)に行ってきました。

ちょっとわかりにくい路地を入るのですが、
文化財としても保存されている古い建物が会場です。

今回は、『半農半Xという生き方』の著者塩見直紀さんを安曇野に迎えて、
『半農半X』の塩見直紀さんを交えての
安曇野発!農的生活シンポジウム
  『結び∞つながれ、安曇野の仲間たち!』

日時:2月7日(日) 開場12時30分講演開始1時30分がいよいよ明後日開かれます。
♪プログラムは、
第1部講演は、『半農半Xという生き方』
演者塩見直紀さん(半農半X研究所代表、京都府綾部在住)です。

半農が外の自然と触れ合う機会だとすれば、
半X(天職)と出会うことが自分といううちの自然に出会うこと。
本を読んでから10年が経ち、今の塩見さんと会えるのが楽しみです。


第2部事例報告報告者安曇野の農の実践者
として私も僭越ながらお話しさせていただきます。

私が今の半農(自給)と半X(家庭菜園講師)を見つけるまでのお話を10分ほどする予定です。

他にも池田さんがサポートする菜の花プロジェクトやぬかくど隊のお話も楽しみです。


第3部は、あなたの一言が安曇野の未来(あした)をつくる!
ワールドカフェ形式による参加型トークセッション『結び∞つながれ、安曇野の仲間たち!』です。

ワールドカフェとは、私も知らなかったのですが
会議室という固い場で話し合うよりも、
カフェ(お茶)をしながら話をするときに発想が広がることから
カフェ形式で、話を繋いでいく参加型のトークセッションです。

当日は、80名位の参加者が予想されます。

当日参加も大丈夫なので、時間に余裕を見てお越しください。

塩見さんの話を聞きながら、まだ農をしたことがない方も、している方も
自分のX=天職を見つけに来ませんか?

会場の場所は、以下(「大きな地図で見る」)をクリックして
ルートの開始を自分の出発する場所にすればルート検索できます。

大きな地図で見る

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はじめての米麹造り(味噌・甘酒用)

2010-02-04 10:30:17 | 日々の自然菜園
本日、
今日は、旧暦の立春「東風凍を解く」です。
今年の旧暦の元旦は、2月14日(日)、楽しみです。

久々の安曇野は、で真っ白です。
実は、昨日まで実家で風邪で寝てました。風邪で食欲がなく、
7食ほど断食になってしまったので、これをいいことに断食と決め込み、食瀁しておりました。

助かったのは、近くに、素敵な自然食カフェ
農業・環境・文化・コミュニティ 『SlowCAFE ずくなし』 http://zukunashi.naganoblog.jp/
があったことです。
問題だったのは、断食明けの食事です。
宿便が出てから、食べ始めるきっかけを実家で探したのですが、
なかなか断食明けによさそうな食べ物がなく、『ずくなし』さんの梅生番茶に救われました。

立春ですから、畑の話をしたいと思いたいのですが、
先日降った真っ白なを見て、米麹を思い出しましたので、ご報告。

昨日の断食明けに飲んだ甘酒入り豆乳も格別でした。
甘酒そのものも大好きですし、甘酒を使った料理、お菓子はかなり好きなので、
今回味噌造りをしながら、初の『米麹』造り楽しみでした。

麹造りの基本になりますし、米麹が造れると、
どんな雑穀類でも基本的に麹造りができるので、
個人的には、麦を使った和風ビール飲料造りも予定しています。


水に一昼夜漬けて、良く水を切った(乾燥時に3kgの)お米を蒸し器に入れて蒸します。


麹の種になる「種麹」通称モヤシを計っておきます。
今回は、お米の重さの0.1%のプロ標準より多めの10gとたっぷり使用しました。


蒸しあがり、荒熱が取れた40℃前後の蒸し米に3回に分けてまんべんなく種麹を降って着けます。


混ぜたお米が冷めないように、湯たんぽつき二重の段ボールにしまいます。


10時間後から様子を見て、発酵が促進してきたところで、
一度発酵ムラをなくすように「切り返し」をします。


ぽつぽつとお米に麹菌らしき白いものが生え始めています。


麹をつけてから24時間ちょうど翌日位に、『盛り込み』といって広げたり・分割して管理していきます。

自ら発酵しているので、発酵温度が高くならないように何回か『手入れ』を行い、麹の菌糸を育てます。


最後に、発酵の終了として、広げて冷ます『枯らし』を行ってトップページのような仕上がりです。


お米3kgから約3.3kgの麹ができました。
3kgはお味噌造りに、300gは後日甘酒にしていただく予定です。

今回、醤油・味噌・麹造りをやらせていただいて日本には麹菌が生活に密接にあり、
現代の食卓に生きた麹や酵母がのぼることの少ないことに貧しさを感じました。

というのも、今の発酵食品は、意外と発酵ぽいもので、添加物もたくさんですし、
何より菌が生きている状態で食べられるものが少ないからです。

豊かな食生活=幸せを感じてしまう私たちには、麹菌と付き合うことは豊かさの証のようにおもえました。

今週末の2月7日の半農半Xシンポジュウムでお会いできること楽しみにしております。



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お知らせ(参加者募集中~)
1)シャロムヒュッテで自然農を学ぶ「あずみの自然農塾2010」1次募集締め切り一月末

2)半農半Xの塩見直紀さんを招いてのシンポジュウム


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1)あずみの自然農塾2010(4期生募集中)
毎年キャンセル待ちをいただいている入門編。
 信州安曇野の自然の中、一年を通じて自然農を学び、
 自分の畑で作物を作り いのちの営みを感じてみませんか?
 開催日程:2010年3月~12月の全10回(1泊2日型)
http://www.ultraman.gr.jp/sizennou/2010azuminosizennoubosyuyoukou.htm
 

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2)『半農半X』の塩見直紀さんを交えての
安曇野発!農的生活シンポジウム
  『結び∞つながれ、安曇野の仲間たち!』

♪日時:2月7日(日) 開場12時30分講演開始1時30分
♪プログラム:第1部講演『半農半Xという生き方』
演者塩見直紀さん(半農半X研究所代表、京都府綾部在住)
第2部事例報告報告者安曇野の農の実践者
竹内孝功(自給自足Life)他2名予定
第3部あなたの一言が安曇野の未来(あした)をつくる!
ワールドカフェ形式による参加型トークセッション
『結び∞つながれ、安曇野の仲間たち!』
終了午後4時30分予定
※希望者は塩見さんを交えての懇親会(夜7時~)あり
♪場所:信濃教育会生涯教育センター(安曇野市豊科高家796-3)
夜の懇親会会場は安曇野地球宿(安曇野市三郷小倉4028-1)
♪参加費:講演会予約1000円、当日1300円
懇親会会費1000円、一品持ち寄りで500円引き
♪主催:安曇野夢(ゆめ)フォーラム
♪協力:自給自足Life、舎爐夢ヒュッテ、農と暮らしの学び舎『飯田学校』、安曇野地球宿
♪後援:安曇野市
♪申込・問合:シンポジウム、懇親会、それぞれお申込ください。
増田(安曇野地球宿) 080-5486-6111 or boetu@d6.dion.ne.jp


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