ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

今度は誰だ、タヌキか?ハクビシンか?それとも、熊かぁぁぁぁ?

2016-08-13 08:39:12 | 農業

 やられたよ、ものの見事に食いつく尽くされた。朝、畑に出てみたら、トウモロコシ、手前半分、きれいさっぱりだ。去年はカラスにつつかれてほぼ全滅、よしっ、それなら今年は、と鳥よけテープを張り巡らせてみたんだけど、地上から襲われたんじゃ、手も足もでない。慌てて、太陽光発電の庭用常夜灯を移し替えて闖入者を追い払う作戦に出た。が、まったく効果なし、設置の翌日にはすべてものの見事に食い尽された。

 タヌキの仕業か、それともハクビシンか?茎を押し倒してもぎ取ってはいないから、熊じゃないとは思うけど、ご近所のデントコーン畑には熊出没中の幟旗もたっているし、

 たしかに熊に荒らされた形跡も見える。実りの喜びは、野生動物たちにも大いなる恵みってことなんだろう。

 なんて、悠長に達観してるわけにはいかない。別の場所に次なるトウモロコシが収穫を迎えようとしているんだ。

 ここはさらに動物たちのテリトリーに近い場所だ。ここを死守するには、強固な防御が絶対に欠かせない。この貴重な生き残りたちをどう守り、我が家の食卓に乗せるか、近くの畑の動物避け対策を視察してきた。

 まず、デントコーン畑は厳重に電気牧柵を張り巡らしてあった。そうだな、これなら絶対だ。でも、こりゃ、畜産農家だから掛けられる資本投下ってもんだ。自家用の家庭菜園でできる対策じゃとてもない。うーん、ほっらかしってところが多いようだが、大丈夫なのかい?そのままで。CDとかDVDのディスクを吊るして日の光を反射させてるとこもある。

 でも、これは鳥追いだ。夜中忍び寄る盗人どもに効くわけがない。ネットで覆ってるところもあったが、奴らは下から来るからね、これもカラスが狙いだろう。おやっ、下になんか張り巡らされてる。おお、テグスだよ。なるほどねぇ、動物は警戒心旺盛だからね、近づいてきてテグスに当たったら、これはそれ以上の攻撃はためらうかもしれない。なるほど、これはいいかもしれない。

 よしっ、これを一つ見習ってみよう。善は急げ!だな。今日中に防御網完成させるぞ。少しくらい食べてもいいからさ、せめて半分くらいは残してくれよ。それが共生、睦あいってもんだろうが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする