やっド終わった!ブルーベリーの収穫シーズン。なんと、1か月半もだよ。何事も度を過ごせばうんざりするもの、飽きるもの、勢い込んで収穫に励んだのも、せいぜい1か月目まで、その後2週間は惰性に流れ、ついには無視に変わり、本日めでたく引導を渡した。まだ、実がついてはいる、でも、もう小さいし、しぼんできてもいるから、ここらでもう勘弁してくれよ、その代り、水やりして草むしりして、近いうちに堆肥で株元を覆ってやるかさ。1時間ほど水やりしつつ、摘み取って300g。
ジャムはもう30本近く作ったしねぇ、ゼリーも作ってみた。冷凍保存て手もないわけじゃないが、なんせ、冷凍庫は満杯、それに、一度冷凍したブルーベリーって美味しくないんだよ。香りも変わるし、味も酸っぱくなって。
最期の手段、ってことで、乾燥ブルーベリーを前回の収穫分から試している。連日のカンカン照りだしねぇ、いいんじゃないかな。乾燥させてしまえば、保存も楽だし、お菓子とかパンとか使いたい時に使える。なにより、手間暇かからない。
ざっと洗って水切りした果実を竹笊に広げてベランダに出した。あらら、午前中は木の陰で日があたらないんだ、ここ。じゃあ、仕方ない、東向きの部屋の窓際において、午後からベランダ、夜は取り込んでと、なんか、けっこう面倒だ。ハウスに並べるってことも考えたけど、蟻とか蜂とか寄って来そうなので、却下。
数日すると、今度はコバエが集まってきた。こいつらの餌になってなるものか!と笊に移しさらに別の笊で覆いをした。ますます、面倒。ネットなんか見ると、レンジである程度水分を飛ばすと出ているけど、こんなにジンジン日が照り付けてるのに、電気やガスで乾燥させるりも癪だしね、なんとか、この調子でドライフルーツ完成と行きたい。と、いうことで、今日の収穫分も含め、三つの笊がベランダに並んでいる。
それにしても、1か月半、存分に楽しませてもらった。たくさんジャムはできたし、生でもちょくちょく摘まんだ。欲しい人にはたっぷりと上げることもできたし、親子連れのブルーベリー狩りの場も提供した。それでも、2日に1度、数時間かけての収穫は、やっぱりかなりの負担だったなぁ。なんせ、独り身、田んぼの除草もしながらだったから。もっと気楽に取りに来てもらえば、良かったんだ。これ、来年の課題だな。
栽培技術について反省するなら、実を着け過ぎたこと。適度に剪定をして着果量を減らせば、実も大きくなるし、収穫の手間も減っただろう。まっ、やってみてわかることだ、何事も。たっぷりと実を着けて、疲れ果てた木、除草をして肥料やって、堆肥撒いて、勢いを回復させてやらなくちゃ。と、思いつつも、秋のキャベツ、ブロッコリーの苗植えとか、白菜の畑準備とか、目の前の仕事に追い回される日々が続くんだ。おっと、そろそろ薪も作らにゃならんしね。