ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

老いと折り合う時なのか?伊達ももの里マラソン大会

2018-08-26 13:55:26 | ランニング

 足が出ない!えっ?ええっ!!速く走ってるつもりだぜ。これでキロ6分ペース?そりゃないだろ。10キロレースだもの、ばんばん、とは行かないまでも、そこそこスピード上げて55分切らにゃ。春の長井白つつじマラソンじゃ達成できたんだもの。高低差から言ったら、伊佐沢回る長井の方がきついはずだ、なのに?!

 たしかになぁ、人多くて自分のペースで走れないって難点はある。狭い道に3500人のランナー!賑やかで楽しいけど、前を塞がれるストレスは大きい。それにしてもだ。回りを気にせず走れるところに来ても、ペースが上げられないんだよ、おいおいおい!調子に乗ってキロ5分を切って突っ走っちまう、なんて、全然あり得ないから。目標とした5分40秒にも達しない。これじゃあなぁ、せっかく70歳以上ってカテゴリーで競わせてもらったけど、案の定順位は168人中50位、かなりがっかりだ、正直。

 力が落ちてるんだよ、確実に。老化だな、間違いなく。去年できたことが、今年は無理。春先の結果が、秋にゃ手の届かぬものになる。さあ、この厳しい現実とどう向き合うのか?どう折り合いをつけるのか?

 より一層トレーニングに励んで、止せ来る加齢を押しとどめる。それも確かに一つの対処法だ。今日のレースに参加した高齢者にゃ、そうやって頑張ってる人、多いなぁって感じた。参加者名簿見ると、ランニングクラブのメンバー、多いもの。みんな大したもんだよ。人生の多くを走ることに賭けてんだろうな、きっと。月に200キロとか300キロとか走ってね。

 問題は、おめえ、そこまで頑張るのかい?ってことだ。が、そこまではちょっとぉ・・・ってところだろうな。トレーニングは続ける。大会にも出る。でも、ランニングを極めるつもりはない。それに賭けるつもりもない。他に色気があり過ぎる。そこそこに走って、そこそこ結果出して、その都度打ちのめされながら、段々と記録の低下に慣れ親しんで行くことだろう。それが僕なりの走ることとの折り合いのつけ方なんだろうな。

 さて、ぐぢぐぢと己の至らなさを口説いたが、大会そのものは、へぇ、やるもんじゃないか!って心地よく参加させてもらった。何が良いって、サービス精神旺盛なのが素晴らしい。参加賞のTシャツもらった上に敢闘賞だかって、桃のジュースと桃のサイダー詰め合わせまでもらっちまったぜ。なんだい、気前がいいってことだけかい?違う、違う。小さな町が市民全員?参加で精いっぱいやり切ろうとしてるって点だよ、何よりなのは。黄色いスタッフシャツの多いこと!シャトルバスに添乗員が付いたのって初めての経験だ。そう、その送迎バスも満席になるまで待って、なんてしけたことしない。あっ、思い出した!東根、バス来るのに20分も待たされた!腹立つ!それにある程度乗り込めば、空席あったって、即、発車!これ、レース後の疲れた体にゃ一番のサービスだぜ。

 トイレの数もまずまずだし、限られた施設をフル活用してランナーの便に沿おうって姿勢、いいねぇ。10キロレースなのに、3500人もがエントリー(全レースで6000人)するとか、何年にもわたってランネットのお気に入り大会ベスト100に選ばれてるってのも頷けるってもんだぜ。何よりなのは、活気があるってこと。町上げて頑張っちゃおうぜ、ってやる気、何よりのおもてなしだ。

 いったい何が違うんだろうなぁ、地元の高畠とか長井とかと。歴史から言っても、レース内容から言っても、売りもの持ってんのに、どこまでもローカルな地域大会を抜け出せない。残念だなぁ。まっ、ランナーもいろいろ、大会もいろいろってことでいいのかもしれんけど。

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秋野菜の種蒔きじゃい!その2

2018-08-25 08:43:38 | 農業

 秋野菜の種蒔き第2弾!大根と春菊とホウレンソウ、それに2回目の小松菜、茎立ち。かすって通った台風のお恵み雨で畑はしっとり、種まきにゃ絶好のコンディションだ。去年足りなかった大根、今年はたっぷり取ってやるぜ!と、畝1列、堆肥とボカシ肥料入れて耕耘、畝立ても管理機に培土板、土をかき分ける羽、つけて土寄せ、極力手抜きした。鍬で畝立て、けっこう辛いんでね。

 特製植え溝器、なぁに1.5メートルほどの角材だけど、をぐいっと押し付けて種まき溝を作る。植え溝にたっぷり水を注ぎ込んだ後、数センチに1粒の割合で丁寧に種を置いていく。袋にゃ220粒って書いてある。正しい数値なら、畝の長さを割ってやれば、粒と粒の間の距離も出るわけだが、そんな面倒なことするわけないだろ、名うての不精もんだぜ。適当に粒を置いて行ったら、なんと、畝1列ぴったりで収まった。おおーっ、なんか幸せ!今日はきっと良いことあるぞ、って単純なんだから。大根の大きな種が完全に覆われるようにだっぷり土をふるって被せ、その上にチェーンソーの削り木屑を播いて終了。雑!いいの、いいの、畑は見世物じゃないんだから。

 次わぁ、っと、春菊とホウレンソウ。まっ、3メートルくらいで十分だな。なんせ一人分だもの。菜っ葉ものは送るってわけにゃいかんのだし。大根同様に種まき、おっと、ホウレンソウには風呂釜の灰を播いて酸度調整、たって気休めだけどね。作ごとに堆肥しっかり入れてるから、土が酸性に大きく偏るなんてことない。もちろん、石灰なんて播いたことなし。

 小松菜と茎立ちは2回目なので、さらに少なく、それぞれ2メートルほど。10日前に播いたものは、あと1週間ほどで収穫できるだろう。でも、それもすぐに大きくなって雑草のようになるから、常時食卓に上がらせるには、こんな風に何度かに分けて種を播く必要があるわけさ。掛けた手間だけ食卓は豊かになる、これが家庭菜園の法則だな。

 茎立ちは、雪の下で耐え忍んで、春先の貴重な青物になるが、その越冬用にはもっと遅い時期にたんと播く。今播いているのは、秋の緑黄色野菜ラインナップの一員ってこと。少しで十分。

 ポットに播いた白菜も1回目の間引きも済んで、着実に葉を広げつつある。こいつらの移植は来週か。そうそう、タマネギの播種も遅れないようにしないと。それが終われば、カブや山形青菜、そして、ニンニク、ラッキョウなんかの種ものが続く。そのうちに稲刈りだ。農家の秋は忙しいもんなんだぜ。

 

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レーススタート、8時10分だってよ!伊達ももの里マラソン大会

2018-08-24 08:54:34 | ランニング

 大会事務局から緊急通達!

 うへっ!8時10分スタート?!いっくら暑さ対策、熱射病対策ったって、早すぎねぇか?8時10分スタートってことは、1時間前には着いておくとして、7時10分。伊達まで1時間半、それにシャトルバスの乗り継ぎを含めて2時間、ってことは、5時10分にゃ家を出なきゃならんってことだぜ。て、ことは4時起きか?いやはやとんだことになったもんだ。まっ、頑張って早起きするっきゃないな。

 スタートが早いってことは、ゴール時刻も早まるってことだ。10キロレースだから、どんなにゆっくり走っても1時間、9時10分にゃ終わっちまうってことだ。着替えたりなんなりして帰路、11時には戻れちまう。ちょっとした朝練やったって感じ。なんか嬉しいんだか、物足りないんだか。これでレース走り終えた充実感って味わえるんだろうか。

 だいたい、10キロレースだったってのが、とんだ勘違い。てっきりハーフだと思ってたんだ。8月とは言え、秋シーズン開幕戦だ、ハーフをいっちょ走っておきたいって思ってエントリーした、つもりだったんだ。どこでどう間違ったか?10キロだったなんて。だったら、村山の10マイル=16キロに出るんだった!なんて後の祭りか。

 いやいや、この大会には、おっ、と目を惹く美味しいメニューが入ってたんだ。参加賞が名物の桃!うん、それもある、が。出走区分に70歳以上の部を設けてるってことなのさ。これ、本当に珍しい。ほら、普通、年齢区分じゃ60歳以上が一括りだろ。あれって、高齢者にはちょっと酷なんだよ。60歳前半、って元気はつらつ、若さ爆発の世代だもの。この10年の衰えは大きいって感じるんだよ。それを一まとめて競わせるって、ハンデ大き過ぎ。東根の大会だって、70歳以上のハーフ完走者には特別賞くれたくらいだもの。60代と70以上は別物、そう考えて欲しいって思っていたら、この大会の種目区分!こりゃ腕試ししてみようかい、ってなったわけなんだ。

 70歳以上なんて、出走者いるんかい?どうせ数人なんだろ?なんて考える人は、時代を見誤ってる。なんと168人も走るんだぜ。10キロでハードル低いっていっても、この多さ!いやぁ、元気なもんだね、お年寄り!って俺もだった。

 ってことだから、入賞なんてとっても無理、せいぜい1/3以内に入れれば上等だ。そのためには、キロ5分30秒ペースか?春の長井白つつじマラソンじゃなんとかクリアしたが、夏越して疲れの溜まった体じゃとてもとても。まっ、ちょっと遠出だが、朝のトレーニングって気持ちで、軽く走って来るとすっか。

 

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ふっふっふ!ハクビシンめ、今年は負けなかったぞ!

2018-08-23 09:16:05 | 農業

 トウモロコシとは、どうも相性悪いんだよなぁ。種播くの忘れたり、途中で草だらけにしちまったり、収穫時期を逃して実が固くなっちまったり。なんだろ?この失敗の連続は。

 よっし、今年こそ見っ事実らせてくれん、甘~いトウモロコシにかぶりついてやるぜ!って決意を固めて3年、今度はハクビシンて強敵に完膚なきまでに叩きのめされ続けて来た。いいぞ、そろそろ食い時だ、と朝取りに出かけると、見るも無惨な略奪の光景。実はもぎ取られ、かじり尽くされ、茎はなぎ倒されちまってる。おのれっ!たった一晩の油断!で3か月の苦労が水の泡。なんとか対策を講じねば!

 1年目は鳥追いのテープでグルグル巻きにしてみた。そのころ、大敵はカラスだと勘違いしていたんだ。もちろん、効果なし。ハクビシンめの仕業と知った昨年は、ワリフって布を周囲に回して防御を試みた。が、たった一晩の大風、ワリフが煽られめくれ上がった個所からきゃつら侵入。とことん食い荒らされちまった。

 うーん、なんとかせねば!そうか、風で防御布がなびくなら、風除けをしてやりゃいいじゃないか。だったら、キュウリとインゲンを這わせてるトンネルネットの中で育てりゃいいんだよ。ちょっと日当たりは悪くなっけど、風の影響は少ないはず。それと、収穫直前の網ネットを張るのもトンネルフレーム使えば簡単にできる。よしっ、これだ。

 雌穂が顔を覗かせたころ合いを見計らって、以前合鴨田に使っていたネットを小屋から引っ張り出し、トンネルフレームの内側、中央1列のトウモロコシを包むように張り巡らした。麻ひもでフレームに結わきつつ張って行くと実に簡単だ。地面に接する部分のめくれ上がりが恐くて、板切れを置いて固定した。

 さて、収穫だぜ!ふふふふ、ハクビシンめ、手も足も出んかったろうが。ほれほれ、実っておるぞ。

 作戦は見事成功!これで、念願のトウモロコシのかぶりつき、思う存分堪能できるってもんだ。

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台本渡した!あとはお任せね!

2018-08-22 09:50:47 | コント

 コント大会の台本、綴じ方して団員の手に。さっ、あとはみんなで仕上げてよ。おら、知らねえ!で、次回稽古から顔を出さないつもりでいたら、1作品の最終頁が印刷忘れ!なんてドジな。仕方ねえ、明後日は出ることにするか。

 『さらば四婆』『危機管理講座』『激闘!インスタ映え』『婚活成就』。うーん、タイトル見ても、時代とうまく絡まってるって感じないか。婚活にインスタ映えに危機管理、去年の流行語大賞ノミネートぞろいってとこだぜ。もっと生きのいい旬の題材で勝負したいところだが、あまり先端を突っ走ってもねぇ、お客さんの関心からはみ出しちまうんでね、1年遅れあたりがちょうどいいのかな、菜の花座コントとしちゃ。

 婆さんもののインフレ、去年の3人の婆から今度は四婆。今時の風潮と無関係な作品か?ってえと、それがそうでもないんだなぁ。葬式の簡略化、って、流れだろ昨今の。残された家族は、もう適当に手抜きたくなってんだよ。そいつ、とこんとおし進めっと、集団葬儀、にまで行きついちまう?!何組が一緒にご葬儀、ってことになっかもよ。しかも、去年の大フィーバー、ほれ、あれがクライマックスの見ものに控えてる。あれ?って何よ?だから、それは究極のネタバレなんで、思わせぶりでお終い。

 『危機管理講座』は直球、いや鋭い変化球で政局批判、安倍と麻生をとことんおちょくってやった。ちょっと説明過剰なのが難点だなぁ、ってわかっちゃいるけど、あくまでわかりやすく!ってね。『激闘!インスタ映え』は、”激闘”だから、これは大忙しのドタバタ舞台。役者と舞台転換の切れ味どう作るか、が見どころ。『婚活成就』は、結婚相談所で顔を合わせた男女のお話し、もちろん、一筋縄にゃ進まんよ。

 と、4つのチームが競い合う。演出はチーム内の一人が担当、メンバーとああだこうだ言いながら仕上げることになっている。昨晩の本読みからすると、わかってんのかい?笑いのツボ、って不安はよぎるが、読み込めばわかる、稽古重ねれば気付く菜の花座だから、最後は面白く作ってくれるだろう。団員の力量高める良い訓練の場になるはずだ。そうそう、最初の本読みの時も、初見で面白さわかるようになってよ、って難しい注文押っ付けて始めた。セリフに敏感に!設定に直観を!作者や演出に説明されなくてもツーカーで入っていくようになって欲しいもんだ。

 さてと、台本も演出も引き渡したところで、こっちは次回定期公演の台本書きに入るとするか。

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