コント大会、近づいてきたぜぇ!あと、9日!稽古日にすりゃ残り数回だ。さぞ、仕上がってることだろな、ってことで、追い込みの様子を見に行った。
そう、今回も、演出仕上げはメンバーにお任せ。台本渡して、後は自分たちで勝手に作ってくれ、って高みの見物だ。だったら、最後まで任せきって、本番で驚かせてもらえばいいじゃないか。うん、まぁ、そういうやり方もいい。でも、せっかくのコントだ、できるだけ笑いを掘り起こす手伝いもしたいと思ってね。
今回舞台に上がる3本のうち、1チームは演出以外、全員お休み、って、おいおい、大丈夫なんだろうね。まっ、演出が専属で、つまり役者兼業じゃなくて付いてるし、厳しい人だから、まず、きっちりと仕上げて来ることだろう。
残りは2本のうちの1本、免許返納もの、いやぁ、驚いた!何が?具体的にゃ書けない。ネタバレしたら申し訳ないからね。一気に突き抜けた笑いを追求している。良く言えばね。見ようによっちゃ悪乗り?これは俺が演出したら絶対!出てこないアイディアだ。お客さんの好みで、反応は分かれるかもしれないが、こんなドタバタもあっていい。笑いに基準なし!笑わせた者勝ちの死闘バトルだ。いいよぉ、その調子でもっと羽目を外してくれ。そう、出演者全員がそのハチャメチャ水準を超えることが大切だ。そこが、ちょっと足りないかな、ってなアドバイスをした。あと、見逃してるギャグシーンもね。
防犯協会総会でも上演が予定されてる特殊詐欺もの、こっちは、バアサン役者?が演出。得意な分野で、ほぼ手落ちなし。役者も適材適所で、今から客席の笑いが聞こえて来るようだ。こちらのチームには、立ち位置関係で2点アドバイスした。劇中一人芝居シーンは端でなくセンターでたっぷり見せるってことと、電話のやり取りを、思い切って、隣り合ってやってみたら、って常道破りを提案した。
どちらも、当人たちには気付かぬアイディアを渡せたんじゃないかな。しかも、大筋の演出に邪魔建てすることなくね。後からしゃしゃり出て好き放題口出しするのだけは避けないと、お任せした意味がない。
それにしても、演出てのは十人十色だ。こんな風になるなんて思いもよらなかった。これが芝居ってもんなんだぜ。台本は設計図じゃない。あくまでラフスケッチ、そういうことだ。とは言っても、台本の良し悪しが、ベース、笑いが取れなけりゃ、それは作者の所為ってことだ。
コント大会は8月4日(日)13時30分開演。プラザホールの舞台上舞台でやる。菜の花座の他には米沢中央高校の演劇部と笑いヨガのメンバーが出演する。今回も爆笑必死!これで500円は、安い!