ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

貞子の母のモデルの出身地である白壁の街を歩く

2022-11-20 22:23:39 | 熊本県

2022年10月29日(土)

宇城市不知火町松合地区は、宇土半島の南側にあり不知火海に面した、醸造と漁業の白壁土蔵群がある。「リング」の貞子の母のモデルとなった女性の出身地でもある。

松合の白壁土蔵の街並み。ここを訪れるためJR三角駅前から路線バスで約50分乗車。バスは国道を逸れ、途中いろいろな集落内の狭い道を通ってバスは来た。みかん畑、山道からの不知火海など景色は良かった。バスはほぼ私一人の貸切状態で、運転手もとても親切だった。

喜多方、松崎、倉敷などたいていが四角形のナマコ壁だが、松合は八角形であり、多分、初めて見た。

松合の集落内から見た港。写真左の橋は国道。橋の向こうの水門のようなところは不知火海。

路地で下の方を向いたラッパのような花をよく見かけた。多分、チョウセンアサガオという花。

長い白壁の路地。

リングの貞子の母のモデル「御船千鶴子」の生家跡。寿司屋で昼食中、貞子の母がこの街出身ということを聞いた。全てフクションだと思いモデルが存在することも知らなかった。生家跡は集落内なので歩いて訪れたが、墓はみかん畑や不知火海の眺望が広がる山を登ったところにあるので寿司屋の大将の車に乗せてもらい行った。

松合郷土資料館内の「御船千鶴子」の資料。バス停でバス待ちしてたら郷土資料館を管理している人から誘われ入館(無料)。彼女は明治時代、透視により炭鉱を発見、遭難船の乗船した人の状況をあて、全国的に有名になった。その後、学者が彼女の透視を公開実験した際、マスコミ等から真偽の疑惑をもたれ、最終的に彼女は服毒自殺した。

永尾剱神社(えいのおつるぎじんじゃ)。こちらも存在自体知らなかったが、松合の寿司屋で昼食中に、せっかくなのでと奨められた。集落から徒歩で15分程度、不知火海のすぐ側の山(丘?)の上にある。創建716年の歴史ある神社。この神社から旧暦の8月1日、蜃気楼現象である不知火が見えるとのこと。

永尾剱神社の階段の下にある海中鳥居。上の写真下部の参拝記念板イラストのように旧暦8月1日の未明の干潮時に、蜃気楼現象である不知火が見られる。

 

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明治時代の港湾施設が残る世界遺産の港を歩く

2022-11-18 00:19:15 | 熊本県

2022年10月29日(土)

三角西港(熊本県宇城市三角町)は、三池炭鉱の石炭積出港として造られた明治の三大築港のひとつ。石積みの埠頭や洋館が残り世界遺産に登録された。

 

三角港から2.6km歩いて三角西港に着いた。真っ先に目に飛び込んでくる洋館。純和風の名で浦島屋。UPしていないが三角西港周辺には、これ以外にもたくさんの歴史的建造物があった。

浦島屋からの風景。天草諸島のひとつ大矢野島と天草五橋1号橋が見える。

石積の埠頭。オランダ人技師の設計により、大浦天主堂、グラバー邸、浦島屋を建設した人が756mの石積埠頭を造った。当時の施設がほぼ原形で残る全国唯一の港湾。

世界遺産の石積埠頭では、魚釣りをしている。

街の中の水を海へ流す排水路(写真右下~中央)も石積み。これも石積埠頭を設計したオランダ人の設計。

上の写真とは別の排水路。

旧三角簡易裁判所。三角西港の背後の山(丘?)を登ったところにある。国の有形文化財。

旧三角簡易裁判所がある高台から見た三角西港。宇土・天草地方の行政、経済の中心として栄えたが、鉄道が三角東港(三角港)まで開通したため衰退していった。

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海のピラミッドがある半島先端の街を歩く

2022-11-10 23:57:10 | 熊本県

2022年10月29日(土)

宇城市三角町は、宇土半島の先端部にあり、天草と橋で繋がり、島原へフェリーが就航されていた。三角港にはかつてのフェリーターミナル「海のピラミッド」が残る。


JR三角駅。三角線(宇土~三角)の起点駅。ホームに降りた時からレトロ感がありテンションが高まる。

駅舎の外に出ると更にテンションが上がった。天草への玄関口の駅なので、キリスト教会風の建物。

駅前はすぐ三角港。円錐の建物は「海のピラミッド」という名の島原行のフェリーターミナル。2006年に廃止航路となったが、建物はシンボル的に残っている。

海のピラミッドの外観に螺旋のスロープがあり上まで登って三角港を展望。

海のピラミッドから天草諸島の眺望。天草五橋のひとつが見える。

三角駅前の食堂は長崎ちゃんぽんをメインにしているが、天草ちゃんぽんを謳ってる食堂も近くにあった。

三角駅前の海運業の会社、パチンコ屋が、レトロな感じを醸し出している。

レトロな旅館もある。

JR三角駅から、世界遺産である三角西港方面に行く途中、雲仙が正面に見える。写真左は天草五橋1号橋で三角と繋がる天草諸島の大矢野島。

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半島の付け根にあるキリシタン大名の城下町を歩く

2022-11-08 01:19:30 | 熊本県

2022年10月28日(金)~10月29日(土)

宇土市は、熊本県中部、有明海に面し、天草に繋がる宇土半島の北部を占める。市街地は半島の付け根に位置し、キリシタン大名"小西行長"の城下町。

 

JR宇土駅のホーム。熊本から4つ目の駅で普通電車で13分。宇土半島を走る三角線と鹿児島本線の駅。写真右の高架は九州新幹線であるが宇土は停車しない。

クマモンが迎えてくれる。

JR宇土駅。

船場橋。JR宇土駅から市街地の入口付近にある江戸時代に宇土で採れる石を使って造られた橋。

船場の石橋の手前にある橋もタイル貼りでなかなかいい感じだが欄干のヒビは2016年の熊本地震の影響か?

宇土藩主小西行長をキャラとして使ったコミュニティバスが走っている。

中心部の商店街。

 

官公庁がある通りの街路樹の紅葉。市街地で紅葉している街路樹を見たのはここだけ。市役所は地震のダメージがひどく、取り壊しとなりプレハブの庁舎があった。

さすが産地、みかん安い。

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ガンバレ!!熊本

2016-04-17 23:21:51 | 熊本県

 2016年4月14日、熊本に震度7の地震が発生。その後も震度5以上の地震が何度も発生し、更に被害が拡大している。熊本は修学旅行以来、何度も訪れているし、身近に熊本出身の人がいるし、雄大な景色の阿蘇、美しい熊本城等いろいろなことが思い浮かび、過去の写真を見たのでUPするとともに、地震の早期収束、早期復興を願い、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。

【2006.12月】

熊本市内を走る路面電車。新幹線は地震で停まってが、路面電車は動いているのかなぁ。

 銀杏の街路樹が色づいていた。

夏目漱石の旧居。漱石は松山のイメージが強いが、松山から熊本に行き教師をしていた。熊本を舞台にした作品は“草枕“。

 熊本城。日本三名城のひとつ。“武者返し“の石垣が美しい城だが、地震で石垣が崩落した映像を見て、この地震の規模がすごいものだと想像できた。

 天守閣から見た熊本の街。熊本は“森の都”とも言われ緑が多い。

 

 【2014年2月】

JR熊本駅。新幹線が出きてから初めて来た。地震で新幹線が脱線し運休しているが、早期復旧するよう願ってます。

 中心部の電車通り。全国区となった熊本のゆるキャラ“クマモン”が大きくビルの壁面にいる。

 熊本のアケード街“上通り商店街“。クマモングッズがいろいろ売ってある。

 【2014年8月】

上通り商店街の近くにある楠並木があるオークス通り。

 上通りから電車通りを横断すれば下通り。繁華街で飲み屋が多い。写真正面には東京にも進出している熊本ラーメン店“桂花”の本店の看板が見える。

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