ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

世界で初めて真珠養殖に成功した街の城下を歩く

2021-04-27 20:53:10 | 三重県

2021年3月19日(金)

鳥羽市は、伊勢湾と太平洋の境に位置するリアス式海岸に面した城下町。1983年御木本幸吉により世界初の真珠養殖に成功した。伊勢志摩国立公園となっている。

日本一の飼育種類数の鳥羽水族館。日本で唯一ジュゴンを飼育している。海岸に並行して伸びる国道42号線沿いにある。

海岸沿いの国道42号線から入った通り。正面の建物は、真珠王こと御木本幸吉の資金提供により鳥羽城跡に建設された旧鳥羽小学校。県内最古の鉄筋コンクリート建築物で国の登録有形文化財。

国道42号線から入った通りは城下町らしく古い建物が残る。

 

子供の頃の路地は、まさにこの壁面の影絵のような感じだった。

江戸川乱歩館。鳥羽は妻と知りあった場所で、就職(鳥羽造船所)した場所でもあり乱歩ゆかりの地。

行ったらいけない所と思いながらも、行ってみたいと思っていた頃を思い出させる歓楽街。

鳥羽城跡にある旧鳥羽小学校からの眺望。鳥羽水族館の背後の島は、ミキモト真珠島。ここで世界初の真珠養殖が成功した。橋で繋がっていて、真珠の博物館や海女のショーなどが見学できる。

方向を変えると近鉄特急が走っていた。

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謎のマークが書かれている湾最大の島を歩く

2021-04-26 01:35:05 | 三重県

2021年3月19日(金)

答志島(三重県鳥羽市)は、鳥羽港北東約2.5㎞の沖合に浮かぶ伊勢湾最大の離島。島内には3集落あり、約1,900人が暮らす。家や倉庫にマルの中に八と書かれたマークを見かける。

 

答志港。答志島の答志集落にある港。鳥羽港から定期船で約30分。

答志集落の港に面した通りは、道もそれなりに広く、車も通っている。

サンマの干物を造っている。サンマは三陸や北海道のイメージがあるが、紀伊半島でも獲れ、押し寿司でサンマ寿司などよく作られている。

ワカメの水揚げ。島の沖合にワカメの養殖イカダがたくさんあった。ちょうど水揚げ時期で、港周辺でドラム缶で大量のワカメを湯がいたりしていた。

港に面した通りから一歩入ると細い路地が迷路のようにある。伊勢地方独特の風習である1年中しめ縄飾りと答志島独特のマル八マークを掲出している。

マル八マークはこのように手書きが多い。マル八は島の八幡神社に由来していて、魔除けだそうだ。

和具港定期船待合所。答志集落から和具集落まで歩いてきた。

和具港。

漁師小屋にもマル八マークが書かれている。

和具の集落も路地を入ると答志集落と同じように細い路地が迷路のごとくあった。島には、もうひとつ桃取集落があるが、訪れなかった。

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神都の江戸時代を再現した街並みを歩く

2021-04-24 01:27:46 | 三重県

2021年3月18日(木)

 

伊勢の“おはらい町通り”は、伊勢神宮内宮の参道として、多くの参拝客で賑わった江戸時代の街並みを再現し、かつての賑わいを取り戻した。

 

おはらい町。この通りで、参拝客をお祓いや神楽でもてなしたことでこう呼ばれるようになった。

衰退した街を活性化するため、民間主導で賑わった当時の街並み再現に取組んだ。

赤福本店。この店の社長が街並み再現の中心となった。

赤福餅。♪伊勢の名物 赤福餅はええじゃないか♪というCMを記憶しているが、関東ではそのCMを見たことも聞いたことがないが、関西では今でもやっているのかなぁ。

おかげ横丁。街並み再現の中心となった赤福が、おはらい町の中間あたりに1993年に新たに江戸から明治の街並みの店舗を開業した。

 

 

 

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神都にある先発投手最高栄誉賞の発祥地を歩く

2021-04-22 01:28:06 | 三重県

2021年3月18日(木)

伊勢市は伊勢神宮の門前町であり神都と呼ばれる。伊勢神宮の外宮の近くに、若くして戦場に散ったプロ野球草創期の名投手沢村栄治の生家跡がある。

 

近鉄宇治山田駅前にある沢村栄治像。思ってもみなかった伝統がある重厚な駅舎にうれしくなっただけでなく、伝説の沢村栄治像まであって儲けた気分になった。

近鉄宇治山田駅前の商店街。この昭和の香り漂う商店街を歩いていて、沢村栄治の出身地が伊勢であり、像、生家跡、石碑があるということを知った。

近鉄宇治山田駅前の商店街の中にある沢村栄治の言葉「人に負けるな どんな仕事をしても勝て しかし堂々とだ」の碑。

商店街入口(写真右上)に「澤村栄治生誕の地」と掲出されている。生家はフェンス(写真左下)のところなので、商店街を出てたらすぐである。

澤村栄治生家跡碑。墓も近くにあるようだが、迷ってしまい訪ねることを諦めた。

伊勢市駅。JR参宮線と近鉄山田線との乗換駅。近鉄宇治山田駅前から1Kmもない。

伊勢市駅前の外宮参道。創業が約100年前と言われる木造三階建ての古い旅館が渋い。

外宮参道と交差した道にクラシックな建物に目が行ったが、新しい建物でカフェだった。

伊勢うどん。江戸時代に参拝客へ素早く提供するためのファーストフードの元祖。真っ黒な出汁に太くて腰のない麺で、一般的なうどんの味とは違うが、変わった味でおいしかった。

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神都の台所として栄えた街を歩く

2021-04-20 00:52:46 | 三重県

2021年3月18日(木)

伊勢市河崎地区は、江戸時代、勢田川の水運によりお伊勢参りで訪れた人々をもてなすための物資が集まり、「伊勢の台所」と呼ばれ、商人街が形成された。

 

伊勢市河崎地区。勢田川沿いに蔵や町家など、当時の面影を残す建物が残る。まずは、川沿いの道を歩いた。

河崎川の駅。昔は舟着場だったところにあった蔵を改装した資料館で無料で見学ができる。

塗装が剥げ、色あせ、賑わいがなくて利用されている感がない土管型のポストがいい味を出している。

勢田川沿いの道から一筋入った通りも歩いた。

河崎川の駅。しめ縄が飾ってあるので、こちらが正面で川沿いは裏となる。伊勢地方は年末に新しいしめ縄に取り換え、1年中しめ縄を飾る風習がある。

川沿いから一筋入った風景は、川沿いの風景より重厚な感じがする。

 

 

 

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