ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

奇跡の清流が流れる和紙の街を歩く。

2024-12-31 01:55:35 | 高知県

2024年10月23日(水)

いの町は、高知県中央部に位置する平成の合併で誕生した。中心部は伊野地区(旧高知県伊野町)。土佐和紙の発祥地であり、「奇跡の清流」と呼ばれる仁淀川が流れる。

 

道の駅付近で仁淀川の河原に降りた。河口部分ではなく、山に囲まれているのに河原は広かった。水は奇跡の清流だけにやっぱりきれい。

JR伊野駅。土讃線の駅。

全く知らないが「竜とそばかすの姫」というアニメでJR伊野駅が舞台になったとのことで駅舎に。アニメのシーンなどを掲出していた。

JR伊野駅前の風景。伊野がアニメの舞台ということは知らなかったが、高校野球で当時最強のPL学園を初出場ながらも倒し、全国制覇した伊野商業でこの街の存在を知った。渡辺投手(後にNTT四国から西武)が、清原を完璧に抑えたことが印象に残っている。

JR伊野駅の近くには、とさでんの路面電車が通り高知の中心部と結ばれている。これで高知方面に向かう途中に甲子園で優勝した「伊野商業前」という駅があった。

路面電車の電停。伊野がとさでんの起点。

JR伊野駅、とさでん伊野電停付近には役場、銀行、NTTなどがあり伊野地区(旧伊野町)の中心部となる。

作者やなせたかしは、いの町出身ではないが、高知県出身なのでいの町役場前にアンパンマン像があった。ここから少し行ったところには、「紙の博物館」がある。伊野は和紙の原料となるコウゾが古くから栽培され、土佐和紙の発祥地。

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「日本の植物学の父」の生誕の街を歩く

2024-12-28 22:00:36 | 高知県

2024年10月23日(水)

佐川町は、高知県中西部に位置する盆地に拓けた小さな街。2023年にこの街出身の「日本の植物学の父」と言われる植物学者をモデルとしたNHK朝ドラが放映された。

 

土佐と讃岐を繋ぐJR土讃線の佐川駅。

昨年、牧野博士をモデルにしたNHK朝ドラが放映されたので、駅舎内を使ってPRしている。壁、ベンチ、幟、コインロッカーなどなど牧野博士がいっぱい。

JR佐川駅付近の松山街道・土佐街道の街並み。同じ道なのに、行く方向によって街道名が変わるそうな。土佐から伊予に向かう時は松山街道。その逆の場合は土佐街道。

松山街道・土佐街道から分岐する酒蔵の道。酒蔵、商家などが連なっていて風情がある。NHKドラマが放映されるまで聞いたこともない街だったが、お歩きさんしたり、写真を撮ったりするのにいい街である。

生家跡にある資料館「牧野富太郎ふるさと館」。無料で入れる。

松山街道・土佐街道から入った路地。

山の上の方が牧野公園になっていて、牧野博士が名付けた草花が多数ある。写真は公園にある牧野博士像。

牧野博士が名付けた「ジョウロウホトトギス」。街で地元の人が、今この花が咲いてるし展望もいいと聞いたので訪れた。

牧野公園から佐川の眺望。

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鍋焼きラーメンの街を歩く

2024-12-25 00:43:10 | 高知県

2024年10月22日(火)

須崎は、高知県の海岸線の真ん中あたりに位置する人口2万人を割った過疎化が進む街。ニホンカワウソ最後の発見地であり、鍋焼きラーメンが名物。

 

JR須崎駅(写真中央左)前。鍋焼きラーメンを提供している店は幟を立てアピールしている。

JR須崎駅前のアーケードや飾り付けが、ガンバッテるという感じがする。

夕食の時間までは早く間食になるが、せっかくだから食べてみようということになり、鍋焼きラーメンを食べた。親鳥、生卵、竹輪が入って出汁は親鳥をベースにした醤油味。あっさりした素朴な感じで、子供の頃、食べたような懐かしい味。須崎では古くからから食されているウツボ(写真上)も注文した。弾力がある身だった。

JR須崎駅の近くの通り。鍋焼きラーメン間食したので妻も一緒に雨の中を歩いた。

高知方面へ行く幹線道路沿いでも鍋焼きラーメンを提供する店を何軒か見かけた。

幹線道路から入ったところに、かつて最も賑わったと思われる商店街があったので、歩いてみた。

高知県ではよく見かける白壁に水切り瓦の家がある。

賑やかだったと思われる商店街を突き抜け、そのまま適当にいろいろな路地を歩いたが、ポツリポツリと白壁の古い家がある。

味噌醤油の醸造所。

コメント (2)
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カツオ一本釣り漁の街を歩く

2024-12-22 19:58:26 | 高知県

2024年10月22日(火)

高知県中土佐町の中心地区である久礼は、400年の歴史がある「カツオ一本釣り漁」の漁師町。国の重要文化的景観に漁師町としては初めて選ばれた。

 

久礼大正町市場。50mもないような路地にアーケードを取り付け、飲食店、鮮魚店、八百屋などがある。久礼で昼食してカツオを食べようということで空港からまっすぐ向かったが、昼食まで少し時間があった。

久礼大正町市場内の風景。昼食まで時間があるので近くをお歩きさん。

久礼の街並み。「メジカの新子」というソウダカツオの子が、ここでないと食べれないと地元の人に聞いた。高知県内の人もわざわざこの街に食べにくる人が多いとのこと。時期も終わり頃なので,あまり市場に出てないかもしれないとのことだったが、やはりなかった。

久礼大正町市場から少し歩いたら海に出た。右側は津波避難タワー。

津波避難タワーからの久礼港と街並み。

久礼大正町市場にある食堂に戻り昼食。「メジカの新子」は食べれなかったが、そもそも食べたかったカツオのタタキを注文。一切れが厚いので、かなり食べた気になるし、藁焼きの香りがしてとても美味かった。タタキは塩、タレを注文し、妻とシェアして食べた。

食後にJR土佐久礼駅までひと散歩。久礼大正市場から徒歩10分もかからない。

JR土佐久礼駅前の風景。

やはりカツオの街

 

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「神の絨毯」の山と「渡り鳥とハス」の沼を擁する街の中心部を歩く

2024-12-19 01:07:39 | 宮城県

2024年10月15日(火)

栗原市は、宮城県北西部に位置する10町村が合併して誕生した市。「神の絨毯」の栗駒山と「渡り鳥とハス」で有名な伊豆沼を擁する。中心部である築館地区を歩いた。

 

栗原市の中心となる築館地区(旧宮城県築館町)の国道4号線から東へ入ったところの街並み。国道4号線の東西に築館地区の市街地はある。この地区の東部には渡り鳥、ハスが有名であり、ラムサール条約に登録された伊豆沼がある。なお栗駒山の登山口である「いわかがみ平」は栗駒地区(旧栗駒町)にあり、北西に40km程度ある。

国道4号線の方に戻るため別の道を歩いたら商店街があった。

商店街の飾りつけのビニール製モミジが昭和っぽくてなんかいい。が、やはりシャターが閉まっているところが多く寂しい。

国道4号線沿いにあるセンベイ屋。「源氏蛍せんべい」は、源氏ホタルの集団発生の北限地がこの近辺の街であったことに由来してるとのこと。

歩道橋からの国道4号線沿いの風景。

国道4号線を横断して少ししたところにあるカトリック教会。

国道4号線を横断しても商店街はある。かつて町というより、かつてから市だったという感じの結構な距離にわたり商店街が続いていた。

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