ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

左官の名工を多数輩出した宿場町を歩く

2020-10-12 00:13:28 | 富山県

2020年7月26日(日)

富山県射水市小杉地区は、北国街道の宿場町として発展した。また、優れた左官職人を輩出し、この地の左官は「小杉左官」と言われる。左官の芸術作品"鏝絵"の名人も輩出した。

 

小杉駅。北陸新幹線開業に伴い、北陸本線の駅であったが、あいの風とやま鉄道線の駅となった。

小杉駅付近で撮影したあいの風とやま鉄道線の電車。多分、JRの時とデザインも含め全く同じかな。

小杉駅前の風景。松の木があると和風感がでるなぁ。

古い町家や商家が少しだけ残り、旧宿場町だったことがなんとなくわかる。

 

竹内源蔵記念館(旧小杉町役場)。旧小杉町は、多数の左官名工を輩出。小杉出身の左官は、"小杉左官"と呼ばれ、竹内源蔵は左官棟梁、鏝絵名人。彼の作品の日本最大の鏝絵が展示されている。

この街旧役場と同じように洋風建築の郵便局。1924年に当時の郵便局長が自費で建てた。

何をイメージしてるかわからないが、街中で見かけた鏝絵。

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日本のベニスを歩く

2020-10-09 01:27:39 | 富山県

2020年7月26日(日)

富山県射水市新湊地区(旧富山県新湊市)は、富山湾に面した港町。海と海を繋ぐ運河の両岸に漁船が連なって停泊している風景が、"日本のベニス"と呼ばれる。

 

"富山のベイブリッジ"とも呼ばれる新湊大橋。

新湊のメインストリート。

日本のベニスと呼ばれる内川沿い。内川は日本では珍しい海と海を結ぶ運河で、両岸にたくさんの漁船が停泊し、民家が密集している。晴れていたら立山連峰が見えるが・・・。

内川に面したところにある昭和の香りが漂うスナック。

山王橋。内川には特徴がある12の橋がかかる。

山王橋。4コーナーに"手"の像が設置されている。

放生津橋。像は将軍の座を追われ、この地で力を蓄え、再度、将軍の座についた室町幕府10代将軍足利善材像。背後の赤い屋根付きの橋は、スペインの建築家がデザインした"東橋"

内川沿いにある「川の駅」に掲出されていた新湊が舞台の映画看板。内川沿いはロケ地としてよく利用される。

内川付近の飲み屋街。漁師御用達しだろうなぁ。

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世界遺産登録を目指す街の北前船で栄えた地区を歩く

2020-10-06 00:40:51 | 富山県

2020年7月26日(日)

文化遺産を世界遺産に登録しようと目指している高岡の伏木地区は、古代から日本屈指の良港として知られ、江戸から大正時代にかけ北前船の寄港地として栄え、多くの廻船問屋が存在した。

伏木駅。JR氷見線の駅。伏木が"北前船寄港地・船主集落"として世界遺産ならぬ日本遺産に認定されたとして駅舎に祝賀看板を掲げていた。ポストの像はこの地区に国府が置かれた時に国守として赴任した大友家持。

駅前の通りの風景。

駅前通りから集落の中に入ったところの風景。

伏木の廻船問屋によって建設された全国初の私立の測候所。1883年に設置された。坂を登った高台にある。

大友家持像。坂を登りきったところにある。写真左には京都から北前船によって運ばれてきたという勝興寺の唐門が見える。

坂からみた伏木地区の街並み。

私立の測候所とは別の方向に坂を下って行くと廻船問屋として栄えた秋元家がある。

秋元家。北前船は越中平野の米や高岡の銅製品を運び、各地で買い付けた商品を売り加賀藩に多大な利益をもたらした。現在は北前船資料館。

 

秋元家の望楼

伏木集落内の風景。

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世界遺産登録を目指す街の漫画キャラと童話像を訪ね歩く

2020-09-30 18:46:55 | 富山県

2020年7月25日(土)~7月27日(月)

高岡は、文化遺産を世界遺産に登録しようと目指しているが、作者の出身地ということでドラえもんに登場するキャラクターに出会えるし、銅器産業が盛んなことから童話などの銅像が多くある。

JR高岡駅構内から見える立山連峰。

駅前にある「ドラえもんの散歩道」。高岡はドラえもんの作者「藤子・F・不二雄」の出身地。

駅前の通り。富山県第二の大きな街であるが、人が歩いていない。どこの地方都市も郊外型になってきて、かつて賑やかだった駅前の中心部が寂しくなってきている。

JR高岡駅から路面電車が走っている。この地で国守を務めた大友家持にちなみ万葉線という。全長約13Kmで、隣の射水市まで走る。

旧型の車両も走っている。

駅前の通りから入ったアーケード街には童話にちなんだ像がある。写真は狼と七匹の7子ヤギ像。高岡は銅器生産が盛んであり、境港の水木しげるロードの鬼太郎キャラの像、亀有の両さんキャラの像など全国の有名どころの像は高岡で生産されている。

ブレーメンの音楽隊像。

童話とはちょっと違うが、鳥獣戯画の像。この他に桃太郎などの像があった。

高岡おとぎの森公園にあるドラえもんの日時計。

高岡おとぎの森公園の"ドラえもんの空き地"。たしかに、こういう土管がある空き地がドラえもんの漫画によく描かれていたと記憶している。

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世界遺産登録を目指す百万石の二代藩主が開いた街を歩く

2020-09-28 22:40:28 | 富山県

2020年7月25日(土)~7月27日(月)

高岡は、加賀藩祖"前田利家"の長男"利長"が築いた城下町として発展し、銅器・漆器産業から商工業都市として繁栄した。市内にある近世の文化遺産を世界遺産に登録しようと目指している。

JR高岡駅前の大伴家持像。万葉集の編纂に重要な役割を果たした大伴家持は、746年に国守として赴任し、5年をこの地で過ごした。

JR高岡駅付近の街並み。

写真右下に日本三大大仏のひとつ高岡大仏が写っているがわかるかなぁ。大仏は高岡銅器で作られている。

山町筋。重要伝統的建造物群保存地区となっていて蔵や商家が集中している。

鳳凰がいる橋。高岡の地名は「鳳凰鳴けり彼の高き岡に」に由来している。この橋を渡ったところがもうひとつの重要伝統的建造物群保存地区である金屋町。

金屋町。重厚な山町筋から歩いて15分程度のところにある鋳物師の町であり、千本格子の町家が並ぶ街。

ラジオ体操している少年の像。さすが鋳物師の町、このように少年や少女の像が数体あった。

瑞龍寺。高岡の開祖、前田利長の菩提寺であり、国宝である。

前田利長像。菩提寺である瑞龍寺と利長の墓所を結ぶ参道にある。

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