2016年8月13日(土)
夜行寝台列車(ユジノサハリンスク発)に乗りノグリキに朝到着し、その日の夜にまた同じ路線で戻る。ノグリキは最果ての田舎街、ランチで訪れたレストランで思いがけない交流があった。
レストランの隣のテーブルで4人組から、こっちのテーブルに来て一緒に飲まないかと誘われ、夜の列車まで時間が十分にあるので、彼らのテーブルに行き一緒に飲んだ。写真の二人はロシア人っぽくないがロシア人。

レストランで飲んだ 4人のうち2人は帰ったが、2人からまだ飲もうということで、タクシーに乗り3人で写真の人の家に行った。結局、奥さんが不在で、中に入れず。

近所の友人アレキサンダー宅へ3人で押しかけ二次会。黒パン、サーモンの酢漬、そして私が日本から持参したえびセンベイ、さきイカをつまみにウォッカで乾杯!!

一緒に宴会をした3人。中央がこの家の主人アレキサンダー。左右はレストランから飲んだ二人。

アレキサンダーの家の中。150cmくらいのサーモンを近くの川で釣ったものや家族や友達のいろいろな写真を見せて説明してくれ楽しかった。アレキサンダーは英語が少しだけできた。置物やスモモのようなものを大きなビンに入れてくれ土産だと言ってくれた。

アレキサンダー宅から、日本人の血が混じる彼の友人のところに行く前にタクシーで郊外をドライブ。バイクに乗っている二人は、その時に出会った彼らの知りあい。田舎なので出会う人は知りあいが多い。

アレキサンダーの家から、日本人を父親に持つ彼らの友人カガヤ宅へ行くことになった。カガヤはロシア人の母と日本人の父とのハーフだが、既に両親はなくなり現在一人暮らし。

カガヤ宅にまた新たに二人の友人が加わり、ウォッカを飲みなおし。ロシア式飲み方はオチョコ程度の小さいグラスにウォッカをイッキ飲み。

カガヤの家の中。カガヤから大きなサーモンの燻製半身を土産にもらう。
カガヤ宅前に迎えに来てくれたソ連製と思われるジープ。アレキサンダーがお父さんに連絡をとり、ノグリキ駅まで送ってくれた。今回、レストランで出会って以降、ご馳走や案内もしてもらったうえに土産までもらい本当に楽しく思い出に残る旅となった。最果ての小さな街で、午前中いっぱいあれば街歩き完了するだろうし、文庫本でも読んで時間潰ししようと思っていたが、彼らのおかげで時間が早く過ぎた。
