ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

桜並木の養蚕農家群がある城下を歩く

2024-11-23 01:25:29 | 群馬県

2024年9月30日(月)

群馬県甘楽町小幡地区は、織田家ゆかりの小幡藩の城下町。町人が暮らしていた地区には明治に入って盛んになった養蚕農家群が雄川堰に沿って残り、桜並木がある。

 

小幡地区を流れる雄川堰。織田信長の次男「信雄(のぶかつ)」が初代藩主となり、その後8代152年間織田家が統治した。 雄川堰は、織田家統治時代に一級河川雄川より取水して造られた用水路。

雄川堰沿いをまっすぐに行くと桜並木があり、養蚕農家が連なる。桜の季節でないので残念だが、桜の木の根元に彼岸花が咲いていた。

雄川堰は名水百選にも選ばれている。

屋根の上に小さな屋根(越屋根)があるのが養蚕農家の特徴。蚕のために換気機能がある。

レンガ造りの建物は、蚕の繭倉庫(現在は歴史民俗資料館)であり、それより先に行くと武士が暮らしていた武家屋敷エリア。桜並木もここまで。雄川堰もここから東(写真左方面)へ曲がる。

武家屋敷群に行くため、東へ曲がる雄川堰に行かずまっすぐ行く。

武家屋敷群。白壁の塀や石垣が結構長く続く。

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戦国最強武将が命名したと言われる温泉街を歩く

2024-07-20 00:45:28 | 群馬県

2024年5月27日(月)

猿ヶ京温泉(群馬県みなかみ町)は、戦国最強武将と言われる上杉謙信が越後から三国峠を越えて訪れた際、戦の直前に見た夢からこの地の名を決めたという言われがある。

 

猿ヶ京温泉街。法師温泉で入浴したばかりなので、温泉には入らないが歩こうと思って立寄った。温泉街は、ひっそりと静まりかえっている。

この道をまっすぐ行ったところには、与謝野晶子が何度か訪れたようで彼女の記念館があったが閉鎖中だった。他にもこの地を北原白秋、若山牧水などの文人が訪れている。

さらにまっすぐ進むと深い谷があり、バンジージャンプができる橋がかかっている。

バンジージャンプの横付近から渓谷を撮影。

来た道を戻って国道17号線の方へ向かって歩いていくと「いたちの湯」という手湯があった。他にも「きつねの湯」、「河童の湯」という手湯を見かけた。

温泉まんじゅうを食べたかったが、ひとつだけ買う根性がなかった。

国道17号線との交差点付近が猿ヶ京の中心部であり関所跡などがある。ここは上杉謙信が、戦を前に訪れた時に、前歯が8本抜ける不吉な夢に見て、お供にその話をしたら、逆に縁起のいい夢だと言われた。それが庚申の年・申の月・申の日で、その上、謙信が申年生まれだったことから「申が今日」ということで「猿ヶ京」と命名した。

国道17号線との交差点から法師温泉方面に延びる道路は「奥利根湯けむり街道」とも言われメインストリート。

「奥利根湯けむり街道」沿いにある鳥居をくぐって神社に繋がる参道。由緒ある神社のようだが、駐車場への近道として通っただけで、神社へは行かなかった。

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国鉄のCMで有名になった温泉

2024-07-16 01:39:00 | 群馬県

2024年5月27日(月)

法師温泉(群馬県みなかみ町)は、三国峠の麓にある秘湯の一軒宿。国鉄のフルムーンのCMで有名となった。

 

法師温泉入口。国道17号線で新潟方面から群馬県に入り三国峠を下ったところに法師温泉を案内する標識(看板?)があり、小さな集落を抜けると家もない山奥の道を約4キロほどのところにある。バス停があるが、町営バスが午前2便、午後2便ある。

法師温泉長寿館本館。温泉は弘法大師により開湯。創業1875年(明治8年)の建物であり、国の登録有形文化財。扉が開いているところが玄関で受付があり料金を支払い、荷物を預かってもらう。内部も歴史の重みを感じられる造り。浴場は、法師乃湯(混浴)、玉城乃湯(男女時間交代制)、長寿乃湯(女性専用)

日帰り温泉は、法師乃湯という情緒たっぷりの浴室。脱衣室は男女別々で、浴場に入ったところで正面に女性がいてビックリ!!混浴ということは知っていたが、女性が入浴しているとは思わなかった。私が入浴した時に、国鉄CMのように4組の夫婦(と思われる)が入浴していた。その他7~8名の男性が入浴していたが、単独女性はいなかった。

入浴後、周辺を歩いてみた。新緑の中、爽やかだった。多分左が混浴大浴場の法師乃湯かな?

法師乃湯を少し奥に行くと温泉施設ではなさそうだし、経営者か従業員の休憩施設、もしくは住まいかな?

法師温泉の横を流れる法師川。秋の紅葉がメッチャ良さげ。

法師川を渡ったところの杉木立。神社があった。

この時期なのに紅葉した木が一本あった。

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「たくみの里」の宿場を歩く

2024-07-04 01:17:30 | 群馬県

2024年5月23日(木)

須川宿(群馬県みなかみ町)は、関東と越後を結ぶ三国街道の宿場。現在は、里山を体験できるよう開設された「たくみの里」のメインストリートとなっている。

 

たくみの里のメインである須川宿へ入る手前にある巨大なわらアート恐竜。たくみの里は地域振興策のひとつで1985年に開設。東京ドーム70個分ひろさがある里山の昔ながらの生活や手法を体験できるよう整備されている。

残雪の谷川岳が見える。

たくみの里のメインストリートである三国街道の宿場、須川宿。この通りは整備され、染物、和紙の手すきなど体験できる店がある。この地も養蚕が盛んだったらしく、写真右のような屋根の上に小さな屋根が乗った造りの家を数軒見た。

道路も昔の街道のイメージを出すためアスファルトではなく、土色の砂利っぽい道にしてラインなどは描かれていない。

観光客を誘致しようと旅行関連企業関係者と思われる人に熱心に説明していた。(写真中央下の5人グループ)

花も植えられているし、水車もある。

水路もきれいに整備されている。

メインストリート沿いに教会がある。

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大河上流にある気になる名の街を歩く

2024-07-03 00:53:33 | 群馬県

2024年5月23日(木)

月夜野町は、利根川の上流にあった町。平成の合併により「みなかみ町」になった。地名の由来は、平安時代にこの地の山に昇る月を見て感銘したことが由来。

 

利根川にかかる月夜野橋。この橋の手前が旧群馬県月夜野町となる。

利根川も上流部なので、清流で流れが速く鮎がいそうな感じ。

月夜野橋から西へまっすぐの通りが旧月夜野町の中心部となる。月夜野の中心部は通ったことないが、月夜野の郊外は通ったことあり、以前からこの地名が気になって中心部を歩いてみたいと思っていた。

中心部の通りから少し反れたところから、残雪の谷川岳が見える。

中心部の通りを西へ行くと新幹線の鉄橋が見える。このあたりから古い建物が多くなってくきた。電柱に「月夜野」と大きくPRしている。

ナマコ壁の蔵造りの家(写真右)。

白壁に墨汁で雲?を描いた家。

古い看板や養蚕農家などがノスタルジック。

コメント (2)
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