2024年4月17日(水)
温泉津(島根県大田市)は、石見銀山の銀の積出港として栄えた。石州互の赤い屋根の温泉街は、当時の面影を感じられ世界遺産に登録され、重要伝統的建造物群保存地区になっている。
JR山陰線の温泉津駅前。歓迎のアーチと石州瓦の建物が連なる街並みにお歩きさんの期待感が高まる。
JR温泉津駅前をまっすぐ港に出る前の風景。昔、石州瓦の家は田舎臭いと思っていたが、今は風情があっていいなぁと思うようになった。
温泉津港の前にある観光案内所。ここからまっすぐ山の方へ向かうと風情がある温泉街ある。
温泉街の路地のナマコ壁。
レトロな共同浴場「薬師湯」。石見銀山の銀の積出港の労働者など癒したんだろうな。100%源泉かけ流しの温泉で2005年日本温泉協会の審査で全項目最高のオール5の評価を受けたとのこと。それよりも昔のことになるが、山口県に暮らしていた頃、実家に帰省途中にこの温泉に入ったが、そこまで評価が高いとは思わなかったので、今回、入浴準備してこなかった。
薬師湯の斜め向かいある共同浴場もレトロ感たっぷり。
路地から撮影した薬師湯の隣にある薬師湯旧館。現在はカフェになっている。たまたま、TVでこのカフェが紹介され、帰省したら妻とランチしに行こうということで訪れた。今回、実家の母も一緒に3人でランチ。店内もレトロな内装でアンティークな調度品があり、落ち着いた優雅な雰囲気でランチした。
薬師湯旧館横の広場にあるこの地出身の浅原才市という人の像。浄土真宗の信心を詠んだ詩をたくさんつくり世界に紹介された人。心の中に鬼がいるといって角を描いてもらった肖像画を元に作成された。
温泉街のぼんぼりには浅原才市の詩が描かれているが、この写真のぼんぼりは、写真には写ってない面に描かれている。