ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

干満を利用して川港として栄えた宿場を歩く

2022-06-08 23:28:17 | 佐賀県

2022年5月1日(日)

塩田津(佐賀県嬉野市)は、有明海に注ぐ塩田川の干満の差を利用した川港として、長崎街道の宿場町として発展した。重要伝統的建造物群保存地区。

 

塩田川。川沿いで草刈りをしていた人が、親切に説明してくれたが、天草からの陶石をここに荷揚げして有田、伊万里、波佐見に、ここからは、米、焼物を積み込んだ。

塩田津の街並み。500m程度の通り沿いに廻船問屋、商家など古い街並みが残る。左側建物の裏には塩田川が街並みと並行して流れている。

この通りは旧長崎街道の宿場町でもある。

本應寺山門前の仁王像。古い街並みの通りから数十m入ったところにある。買物していた女性に、塩田石で造られ、市の文化財であり、観光ポイントとして勧められた。

古い街並みの出入り口にあり、”塩田町消防団”と右から左に書かれた建物に目を惹かれる。まだ現役で消防団に使われているそうな。

古い街並みに入口近くの菓子店。長崎街道はシュガーロードと言われ、長崎に入った砂糖や外来の菓子、逸口香(長崎では一口香という名)、丸ぼうろが伝わった。

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日本三大稲荷のひとつを有し日本最大の干潟ができる海に面した街の中心部を歩く

2022-06-04 00:53:12 | 佐賀県

2022年4月30日(土)

鹿島市は、佐賀県南東部に位置する有明海に面した人口3万人に満たない街であるが、年間300万の参拝者が訪れる祐徳稲荷神社を持つ。

 

JR肥前鹿島駅。長崎本線の駅で特急も停まる。祐徳稲荷神社の最寄駅は隣の肥前浜駅。

JR肥前鹿島駅前の風景。

JR肥前鹿島駅周辺の風景。

何気ない風景だけど、道路も広くなく、高いビルもないので、新緑の街路樹が美しく感じられた。

中心部のメインストリート。肥前鹿島駅から100m程度のところ。

中心部のメインストリート沿いにある新しい建物であるが、この地方独特の造りで建てられている。

中心部のメインストリートから入ったところにある酒造会社(写真右)は、古いこの地方独特の造りの建物。

中心部のメインストリートから数百メートルも行けば、昔からの住宅地域。

伊能忠敬宿泊の地。彼は日本全国を測量して巡ったので、他の宿泊先も案内板を出したら日本全国いたるところに案内板ができるだろうが、他のところでは見たことがない。

佐賀県は恵比寿像が日本一多いが、鹿島でもやはり見かける。

 

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壺焼き店が並ぶ岬&大陸進出の拠点

2021-06-30 01:40:10 | 佐賀県

2021年5月3日(月)

波戸岬は、東松浦半島の北端にある岬であり、掘っ建て小屋のような建物にサザエの壺焼きの店がズラリと並ぶ。同じ半島にある名護屋城は、秀吉が大陸進出への拠点とした。

波戸岬。

波戸岬のビーチ。

なぜか韓国済州島の守り神の石像トルハルバンがビーチに2体あった。ここから西へまっすぐ行くと済州島に到着するからかな?

写真右側に海に突き出ているのは海中展望塔。昔、入場した時、メバルとスズメダイがたくさんいた記憶がある。今回は入場せず。

サザエの壺焼き小屋。波戸岬の目的はここ。たくさんの店が横一列に並んで生きたサザエをその場で壺焼きにしてくれる。サザエ3~4個で500円。他にアワビ、イカ焼きがある。

名護屋城。秀吉の朝鮮出兵の拠点の城。現在は石垣しか残ってない。全国より、辺鄙なこの地に伊達、徳川、前田等20万人が集められた。当時では大阪城に次ぐ規模の城。

天守閣があった場所。

天守台からの眺望。呼子大橋が見える。

天守台からの眺望。天守閣の基礎の跡かな。天守台には5層7階(地上6階、地下1階)の天守があった。

天守台から本丸(土手のように囲まれたところ)を眺望。

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イカが有名な日本三大朝市の街を歩く

2021-06-27 17:21:51 | 佐賀県

2021年5月3日(月)

唐津市呼子町は、佐賀県北西部にあり、玄海灘に面した天然の良港として栄えた。イカの活造りが有名であり、呼子の朝市は日本三大朝市のひとつに数えられる。

呼子港。呼子は玄界灘に面しリアス海岸を形成している東松浦半島北部の湾の奥に位置していて、天然の良港となっている。

いか活造りを提供する店がかなりある。

呼子朝市。輪島、勝浦とともに日本三大朝市のひとつ。昔、ここでマンボウの刺身を購入して食べたが、食感も色もナタデココのようで、まずかったが、今回はみかけなかった。

漁協で古くから栄えた街だけあり、朝市の通りを突き抜けてまっすぐ行くと古い風情のある街並みが残る。

 

 

集落は密集してるので、港にでる狭い路地がたくさんある。写真は港側から撮影。

呼子大橋。玄海灘に浮かぶ"加部島"と呼子の街を結ぶ。

港沿いの広い道路でイカや魚の天日干し。

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日本の磁器発祥の街を歩く

2021-06-26 01:25:39 | 佐賀県

2021年5月2日(日)

有田町は、佐賀県西部の内陸にある長崎県境の街。朝鮮出兵の際、朝鮮から連れて来た陶工によって日本で初めて磁器が焼かれた。磁器生産の中心の街並みは、重要伝統的建造物群保存地区。

 

JR上有田駅。重要伝統的建造物群保存地区である内山地区への最寄駅。JR佐世保線の無人駅であるが木造で雰囲気が良く、中にCAFEがある。

内山地区のメインストリート。有田焼で栄え、昔からの古い建物で、有田焼を販売するたくさんの商店があり、重要伝統的建造物群保存地区。

トンバイ塀の通り。窯を造る耐火レンガ(トンバイ)を利用した塀や建物が並ぶ通りで、内山地区のメインストリートから入った裏通り。

 

 

宮内庁御用達の深川製磁の工房。1900年のパリ万博に出品し海外でも評価を得た。現代風の工房でなく、昔の学校のような木造建築がいい味を出している。

深川製磁。やっぱりいい値段がついている。

 

 

陶山神社。鳥居、燈篭が有田焼でできている。この写真には写っていないが、狛犬も陶器。やきものの神様

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