2013.01.12（土）
霧社は原住民が、植民地化を進める日本に対して、武装蜂起した事件があり、多数の日本人が犠牲となった。そして、日本が鎮圧する際、多数の原住民も犠牲となった。
霧社の町並。埔里からバスで40分程度のところにある海抜1148ｍの小さな村。
バス停付近が村の中心であり、肉を販売する屋台や野菜の露天商がいた。
霧社山胞抗日起義紀念碑がある公園。
霧社事件のリーダー、モーナ・ルダオの像。日本人を襲撃して134名が殺害された。ここでは、像が建立される程の英雄扱いか？
原住民抗日の像。日本軍の鎮圧により蜂起した原住民も700名程度が犠牲となった。
福寿宮。地図ではこの福寿宮付近に犠牲となった日本人墓地があるはずだったがわからなかった。
徳龍宮。日本統治時代の神社の跡地に建てられた。この階段に蜂起軍を鎮圧した日本軍が首を並べた所とも言われる。
徳龍宮から見た碧湖。
2013.01.11（金）～01.12（土）
埔里は台湾島の中央に位置し、“台湾のへそ”と言われている。四方が山に囲まれて水質が良く、紹興酒と米粉（ビーフン）の産地であり、多種多様の蝶の生息地としても有名である。
埔里バスターミナル。鉄道はないが、台湾のへそだけに、台北、台中、日月譚などからバスが多発している。
埔里の町並。
宿泊したホテルから見た風景。
市内の公園でイベントがあったようで、この街が誇れる紹興酒や蝶の飾りがある。
公園と隣接している寺院。
埔里酒廠。紹興酒や紹興酒を使った菓子等の土産が売ってあり、観光バスがたくさんくる。
埔里酒廠の敷地内にある、1999年の台湾地震の被災した柱と酒造タンク。
2013.01.10（木）～01.11（金）
日月譚は湖の北側が太陽、南側が月の形をしていることからこの名がついたが、地図を見てもそのような形には見えないが、2000ｍ級の山々に囲まれて風光明媚である。1週約33Ｋｍをサイクリングした。
夕暮れの日月譚。神秘的だった。
翌朝7時にレンタサイクルで日月譚を一周。
日の出（ダイヤモンド富士状態）。
幻想的、神秘的どっちの表現が正しいのだろうか。
文武廟の巨大な狛犬。
文武廟と日月譚。
沖縄や奄美大島で見る巨大なシダ類が湖岸に生えている。
椰子の森と日月譚。雲海もアクセントになっている。
三蔵法師の遺骨が納められている玄奘寺の門。
慈恩寺。蒋介石が母親への思いから建立された。
2013.01.10（木）
集集線沿線で最大の街である水理で用を済ませ、終着駅の車埕では、日本の昔の田舎の雰囲気を感じた。訪れた日の朝、駅前の飲食店が大火事で焼失した。
水理駅。
水理駅前。街なので昼食をして、日本円から台湾元への両替をしておいた。
車埕駅。この駅も新しくしているが、懐かしい日本風を演出している。
車埕駅のホームで結婚写真の撮影。中国や韓国と同様、台湾でも、観光地で結婚写真を撮っている。
駅前の店。まさに日本の田舎の店。この店の道路を挟んだ左は20数軒この日の朝に焼失したとのことで消防車がまだいたし、焦げた臭いがしていた。
駅付近の風景。
2013.01.10（木）
台湾鉄路の集集線沿線の集集を散策した。1999年の地震で大きな被害を受けた日本統治時代に建設された駅舎が修復され、ノスタルジックな雰囲気を醸し出していた。また、倒壊した寺院が保存され、地震を風化させないよう後世に伝えている。
集集駅のプラットホーム。
集集駅。まさに日本の昔の駅舎。
集集古街。集集で最も賑やかなところ。
武昌宮。集集古街付近に“武昌宮”の案内標識があったので、予備知識もないまま、有名なところだろうと思っていったら、倒壊した寺院だった。
武昌宮付近の果樹の栽培風景。袋かけがしてあるので何を栽培しているのか不明。
陶芸が盛んで窯元や陶芸村があった。
