2024年12月3日(火)
門司港(北九州市門司区)は、関門海峡に面した港。取り壊し寸前の歴史的建造物を生かして「門司港レトロ」として観光地となった。
JR門司港駅。鹿児島本線の起点駅。1914年に創建された現役の駅舎であり、鉄道駅としては初の重要文化財。下関からの連絡船の中継駅として九州の玄関口として賑わった。関門トンネル開通後は2つ下った門司駅に下関からの電車が接続するため衰退していった。
レトロな駅舎内。ホームに行けば屋根や柱、駅名板もレトロであり旅情を感じる。
門司港。明治~昭和初期には外国との貿易港として栄え、周辺には当時創建された赤レンガの建物など洋風建造物が集中している。昔、住んでたところから近かったのでよく訪れたが門司港は整備され観光化が進んでいるといつも思っていた。
門司港近くのアーケードの商店街。
以前はもっと人がいたような気がしたが、門司港からすぐ近いのに寂しい感じがする。
門司港駅付近と関門橋の間までトロッコ列車を運行する平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線沿いの遊歩道の紅葉。この付近は昔何度も通ったことがあるが知らないうちに観光鉄道が開業(2009年)し、歩道も整備され観光化されている。
和布刈神社からの関門海峡と関門橋。旧暦の正月元旦に三人の神職が厳寒の海に入りわかめを刈る和布刈神社の神事がある。この神事を題材にした「時間の習俗」という松本清張の作品がある。「点と線」で活躍した刑事が再び登場する。
関門トンネル人道。全長780mで上は車道となっている。中間地点に福岡山口県境がある。県境で写真を撮るのが観光客の定番。息子の自転車の練習したことが懐かしい。