ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

明治維新胎動の地の港で栄えた商家町を歩く

2020-11-15 08:13:49 | 山口県

2020年9月22日(火)

 

萩市浜崎地区は、明治維新の人材を多く輩出した萩城下の港町として栄え、北前船の寄港により廻船業、水産業が発達し、多数の商家が残る。重要伝統的建造物群保存地区に指定された。

 

浜崎地区は三角洲上にあり、東は松本川の河口に面している。春には松本川に遡上するシラウオの伝統漁法が風物詩となっている。

卸売市場。朝行けばシラスの競りが見れる。

浜崎地区から松本川対岸へは渡船がある。

松本川沿いのナマコ壁。川沿いなので倉庫として利用されたのかな。伝統的建造物として指定された建物が浜崎地区には138棟もある。

 

川沿いから内部へ入っても古い商家や町家がたくさん連なる。

 

 

浜崎地区西側は日本海に面していて、写真はひとつしか島が写っていないが、沖合に6つの島がある。

菊が浜。浜崎地区西側にある日本海に面した浜。浜の向こうに見える山は萩城がある指月山。

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白猿の伝説がある昭和レトロの温泉街を歩く

2020-11-14 01:43:42 | 山口県

2020年9月22日(火)

俵山温泉は長門市の山間部にある小さな温泉。白猿が発見したと言われる伝説があり、リウマチに効き、湯治場として知られる。木造旅館が立ち並ぶ昭和レトロな温泉街。

 

俵山温泉街入口。山間部の目立たない場所にあり、知名度はないが、情緒があり、泉質も良く、“国民保健温泉地”となっている。

温泉街の饅頭屋もレトロ感を醸し出してる。三猿まんじゅうとは、“見ざる、言わざる、聞かざる“の形をしてる饅頭。

 

高台にある神社からの眺望。

木造旅館が小さな道の両側に立ち並ぶ。初めて訪れた際、予備知識がなく想定外の温泉情緒に感激したが、今回も何十年ぶりに訪れ、また感激。

道路に三猿が描かれているが、この温泉の伝説の白猿ではない。

 

白猿山薬師寺からの眺望。赤瓦の建物は”白猿の湯”。天気が良かったので、温泉街を歩くことを優先したため温泉には入らなかった。

川沿いも情緒がたっぷり。

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工場が迫り来るレトロな街を歩く

2020-11-12 00:19:25 | 山口県

2020年9月22日(火)

 

美祢市伊佐町には、宇部興産、宇部マテリアルズの大きなセメント工場、石灰工場が街の背後にあり、かつての繁栄が窺える街並みに山のごとく迫っている。

 

伊佐の街並みの背後にある宇部興産セメント工場。工場内にある露天掘りで石灰を掘り、この工場で加工したものを宇部興産専用道路で宇部市まで輸送してセメントに仕上げるとのこと。

古い街並みのすぐ背後にこんなに大きな工場があるのは珍しい。

路地からの風景。メインストリートの背後に宇部興産の工場の“UBE”(写真右)の文字が見える。

繁栄したことが窺えるレトロな洋風の旧伊佐郵便局。伊佐郵便局の文字は右から書かれている。

メインストリートの東の方向に宇部興産の子会社である宇部マテリアルズの工場が見える。

望遠で撮ると迫力がでる。

錆びついた看板、敗れた軒先テント、板張りの家が工場で発展した街並みにしっくりくる。

ひっそりとしている食堂もかつては賑わったことが想像できる。

 

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日本最大のカルスト台地を擁する石灰で栄えた街を歩く

2020-11-09 01:20:48 | 山口県

2020年9月22日(火)

美祢は、山口県西部の山間部にある人口3万も満たない小さな街であるが、日本最大のカルスト台地“秋吉台”を擁し、石灰産出地として栄えた。

 

JR美祢駅。山陰本線と山陽本線を結ぶ美祢線の駅。美祢は何回も通っているが、街中を歩くのは初めて。駅舎は初めて見た。

駅前広場の風景。美祢のイメージ的に違う椰子が植えられている。

JR美祢駅前横の広場(公園?)。美祢は化石の宝庫と知られるのでアンモナイトでイメージを出している。

JR美祢駅付近の路地から宇部興産のセメント工場の煙突が見える。

市内中心部を流れる川。春、この川沿いを車で通ったことがあるが、川の両側の桜がメチャきれいだった。

美祢中心部のメインストリート。ここからも宇部興産セメント工場の煙突が見える。

中心部のメインストリートには、動物、化石の像が設置されている。秋吉台サファリがあり、化石の街だからか?

 

これゴキブリの像。生きた化石のつもりで設置されたのか・・・。この世で最も苦手なものであるが、色が違うので気持ち悪さは半減され助かった。

中心部にあるホテル。その後ろには丸喜(丸の中に喜ぶの文字)というスーパー。ちなみに山口県西部にはやたら丸の中に文字を入れて店の名したスーパーが多い。他に丸久、丸和、丸信など。

現在は、宇部と美祢の間で宇部興産専用道路があるので、専用の鉄道は廃線したのか・・・

 

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青い龍の伝説がある温泉街を歩く

2020-11-08 00:51:02 | 山口県

2020年9月21日(月)

川棚温泉は、下関北部の旧豊浦町にある温泉で、「下関の奥座敷」と呼ばれる。沼に棲んでいた青い龍が死んだ時、手厚く祀ったら温泉が出たという伝説がある。

JR川棚温泉駅。JR山陰本線の駅であり、駅前にこの温泉の伝説となった青龍の時計塔がある。

JR川棚温泉駅から山の方へまっすぐ約1km程度行ったところに温泉街がある。

川棚温泉バス停に龍が描かれているがなぜか白龍。

温泉街入口。

茶そばを瓦に盛って出す「瓦そば」が川棚温泉名物。山口県や北九州では有名であり、発祥の店には行列が出来ていた。妻も山口県で覚え、ホットプレートで瓦そばを今でもたまに作る。

温泉街の饅頭屋。

温泉街。

公衆浴場。無色透明無臭の温泉。JR川棚温泉駅まで歩いて汗を流してから入浴した。

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