ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

海の中の寺がある県最北かつ県境の漁村を歩く

2020-11-16 22:35:42 | 山口県

2020年9月23日(水)

 

萩市江崎地区(旧山口県田万川町)は、県最北端であり島根県と接する漁村。室町時代創建の祈願所として信仰された海の中の寺と呼ばれる“西堂寺六角堂”がシンボルとなっている。

 

江崎漁港がある入り江に架かるその名も“江崎大漁橋“。

橋の下にこの街のシンボル“西堂寺六角堂”が見える。

西堂寺の門。寺は浮島になっていて海にかかる小さな石橋を渡って境内に入る。石州瓦が石見の文化圏だと感じさせられる。

本堂も石州瓦だが、六角堂は黒瓦。

青空に江崎大漁橋をバックにした観音様がいい感じ。

江崎の街並み。やはり石州瓦を使った家屋がちらほらある。

 

 

 

江崎大漁橋から江崎の街を眺望。

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横縞の断崖絶壁

2020-11-16 00:13:52 | 山口県

2020年9月22日(火)

萩市須佐地区(旧山口県須佐町)にあるホルンフェルスは、萩中心部の北東へ約40kmに位置する日本海に突き出た断崖絶壁。壁面が灰色と黒色の帯状の層が相互に横縞模様を作っている。

 

ホルンフェルス入口。日本海に夕陽が沈む頃に訪れた。写真右の真ん中あたりにホルンフェルス壁面が見える。

ホルンフェルスはドイツ語で角石という意であり、岩は角ばっている。

ホルンフェルスに行く途中から来た道(遊歩道)を入口の方へ振り返ると、断崖絶壁の上に家がある。

ホルンフェルスの崖の上からの眺望。崖は12~15m。

柵がないので真下を見ることができるが、怖い。

崖の下へ降りる道。

下まで降りた。

夕陽のあたり方によって上の写真と岩の色が違う。

 

 

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明治維新胎動の地の港で栄えた商家町を歩く

2020-11-15 08:13:49 | 山口県

2020年9月22日(火)

 

萩市浜崎地区は、明治維新の人材を多く輩出した萩城下の港町として栄え、北前船の寄港により廻船業、水産業が発達し、多数の商家が残る。重要伝統的建造物群保存地区に指定された。

 

浜崎地区は三角洲上にあり、東は松本川の河口に面している。春には松本川に遡上するシラウオの伝統漁法が風物詩となっている。

卸売市場。朝行けばシラスの競りが見れる。

浜崎地区から松本川対岸へは渡船がある。

松本川沿いのナマコ壁。川沿いなので倉庫として利用されたのかな。伝統的建造物として指定された建物が浜崎地区には138棟もある。

 

川沿いから内部へ入っても古い商家や町家がたくさん連なる。

 

 

浜崎地区西側は日本海に面していて、写真はひとつしか島が写っていないが、沖合に6つの島がある。

菊が浜。浜崎地区西側にある日本海に面した浜。浜の向こうに見える山は萩城がある指月山。

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白猿の伝説がある昭和レトロの温泉街を歩く

2020-11-14 01:43:42 | 山口県

2020年9月22日(火)

俵山温泉は長門市の山間部にある小さな温泉。白猿が発見したと言われる伝説があり、リウマチに効き、湯治場として知られる。木造旅館が立ち並ぶ昭和レトロな温泉街。

 

俵山温泉街入口。山間部の目立たない場所にあり、知名度はないが、情緒があり、泉質も良く、“国民保健温泉地”となっている。

温泉街の饅頭屋もレトロ感を醸し出してる。三猿まんじゅうとは、“見ざる、言わざる、聞かざる“の形をしてる饅頭。

 

高台にある神社からの眺望。

木造旅館が小さな道の両側に立ち並ぶ。初めて訪れた際、予備知識がなく想定外の温泉情緒に感激したが、今回も何十年ぶりに訪れ、また感激。

道路に三猿が描かれているが、この温泉の伝説の白猿ではない。

 

白猿山薬師寺からの眺望。赤瓦の建物は”白猿の湯”。天気が良かったので、温泉街を歩くことを優先したため温泉には入らなかった。

川沿いも情緒がたっぷり。

コメント (2)
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工場が迫り来るレトロな街を歩く

2020-11-12 00:19:25 | 山口県

2020年9月22日(火)

 

美祢市伊佐町には、宇部興産、宇部マテリアルズの大きなセメント工場、石灰工場が街の背後にあり、かつての繁栄が窺える街並みに山のごとく迫っている。

 

伊佐の街並みの背後にある宇部興産セメント工場。工場内にある露天掘りで石灰を掘り、この工場で加工したものを宇部興産専用道路で宇部市まで輸送してセメントに仕上げるとのこと。

古い街並みのすぐ背後にこんなに大きな工場があるのは珍しい。

路地からの風景。メインストリートの背後に宇部興産の工場の“UBE”(写真右)の文字が見える。

繁栄したことが窺えるレトロな洋風の旧伊佐郵便局。伊佐郵便局の文字は右から書かれている。

メインストリートの東の方向に宇部興産の子会社である宇部マテリアルズの工場が見える。

望遠で撮ると迫力がでる。

錆びついた看板、敗れた軒先テント、板張りの家が工場で発展した街並みにしっくりくる。

ひっそりとしている食堂もかつては賑わったことが想像できる。

 

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